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キムケンスタイル シーズン5 キムケンスタイルvol.14 「過酷な冬もアツくするストロングスタイル」

キムケンスタイルvol.14 「キムケンの浅場ビッグベイティング」

午前中に新たな試み! 可能性しか感じない攻めはコレ

風がマシなうちにキムケンが導入したのはビッグベイトによるシャロー撃ち。

夏から秋ににぎわっていたワカサギ絡みのパターンで、今やすでに10㎝以上まで成長したワカサギがリンクすると想定して使用していたのが、NEWスライドスイマー175。

ソフトシェルを見にまとったデプスの代表的なビッグベイトだが、腹ビレが追加された現行のNEWソフトシェルモデルはキムケンのお気に入り!

弱波動・ソフトサウンドという、これまでのあらゆるビッグベイトとは異なるコンセプトから、全く新しい製法で生み出されたデッドリー・トラウトベイト“スライドスイマー”。
昇華したボディ素材“ABS樹脂製中空コア”とリアルなソフトシェルで覆われたこのビッグベイトは、独自のソフトサウンドと、限り無く本物に近い柔らかな波動と質感で、ストレートリトリーブでは無防備に泳ぐベイトフィッシュや傷付き弱った瀕死のベイトフィッシュをリアルに再現してくれ、ロッド操作に機敏に反応するトゥイッチやジャークでは、ここぞというポイントでバイトを誘発させる“間”を与え高いストライク率を誇ります。
フロントコアボディよりも張り出したソフトシェルが生み出す、リアボディを弾性で押し戻して生じる二次的アクションや、ウォータースルーダクトがフェイス面から水流を取り込み、僅かにたわみを持たせたソフトシェルにもたらす独特の生命感が、静かなるアピールでモンスターを欺いてくれます。
ただ単にリアルなだけでもソフトなだけでもない、“スライドスイマー”だけが持つ真似のできない特性は、ビッグベイトゲームをより確実なものにしてくれます。

出典:デプス

2021年6月以降の出荷となる『newスライドスイマー175』には、250譲りのトラブルレスバンパーフィンが備わる、NEWソフトシェルに切り替わります。
このNEWソフトシェルにより、ファストリトリーブでもバランスを崩さない安定したアクションを生むとともに、ダート時のキレをさらに高める役目を担っています。
またキャストや着水時等で起こり易い、ボディやラインへのフック絡みを大幅に軽減。ミスキャストが命取りとなるビッグベイトゲームにおいて、大きなアドバンテージをもたらしてくれます。

出典:デプス

安定性とアクションレスポンスが格段にアップしたNEWソフトシェルモデルだが、キムケンはプロトモデルをアメリカのフィールドでコキ使い、ソートーよい思いをしていたそうな。

動かし方は軽くチョンチョンでOK

キムケン流のアクションは、着水してから比較的軽めのジャークや連続トゥイッチだが、リーリングジャークでもOK。

以前のモデルは、素早く動きすぎて回転した時にフロントフックがラインを拾ってしまったり、ボディ自体にフックが引っかかることもあったが、NEWソフトシェルモデルはエビらずに安定したダートアクションを演出しやすいモデル。

大きくバタバタ泳ぐルアーではないため、水温低下でクリアアップしたエリアでの相性もバツグンで、成長したワカサギを狙うビッグバスにもドンピシャなアイテム。

この時は一撃必殺サイズのみサーチしたため、マッチザベイト展開であれば、まさにNEWスラスイ115やスラスイ145が一般的かもしれない。

new SLIDESWIMMER 145
LENGTH:145mm
WEIGHT:1.8oz
TYPE:SLOW SINKING model [KNOCK SOUND]

出典:デプス

弱波動・ソフトサウンドをコンセプトに、コアボディをソフトシェルで包み込む独自構造が、シルエットとアクション、そして波動に至るまで、超リアルな存在感によりビッグバスを欺き、数々の実績を築き上げてきた“スライドスイマー”の釣獲能力を余すことなく受け継ぎ、あらゆるフィールドに存在するベイトフィッシュサイズへとダウンサイジングされた115mmサイズの“スライドスイマー”です。
コアボディが“ABS樹脂製中空コア”へと昇華し、よりシャープでキレのあるダートアクションで、ビッグベイトには反応しながらもライトリグではフォローが効かないセレクティブなビッグバスを一撃で仕留める絶大な効果を発揮します。
他に類を見ないリアルなスイミングアクションは、タフなスモールフィールドのスプークしたバスにさえ違和感なくバイトへと導く威力を誇るため、広範囲を探るサーチベイトとしても高い威力を発揮してくれます。
new SLIDESWIMMER 115
TYPE:SLOW SINKING
LENGTH:115mm
WEIGHT:22g

出典:デプス

狙うエリアはズバリ、水深1.5m! アチコチ投げず、浅い場所だけ流していく。

ちなみにキムケンが投入していたのは、木ノ浜4号周辺、木ノ浜2号周辺、ピエリ前。

さらに、キムケンは前後のフックともピアスクアッドの#1/0に交換。吸い込むバイトも絡め獲る4本針で完全武装!!

サイズはフロント#2/0、リア#1、もしくは両方#1/0でもOKとのこと。

瞬発的なアクションでは、いきなりスイッチが入って飛びつくようなバイトもあるので、絡め獲るような掛け重視のフックは必要不可欠!

正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。

その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。

出典:リューギ

現在は水位も上昇し、水温の変動や潮回りのタイミングでワカサギは産卵行動の絡みでシャローに動きはじめる。そのタイミングをうまくつかみとれば、シャローのビッグベイティングも非常にストロングパターンと化す!
NEWスライドスイマー175のNEWソフトシェルのアクションイメージはコチラ!

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