ウワサのギルチャット、Takuitoが作ってみた!
チマタでウワサのデカバス兵器「ギルチャット」。
これは、ノリーズプロスタッフの城之上巧さんが編みだしたリグであり、簡潔にいえば、ノリーズのブレードベイト「フラチャット」のトレーラーに5inchフリップギルをセットしたモノ。
今回、たくみはギル食いデカバス対策で用意していたが、特に異常は見られなかった。
そこで今回はギルチャットの作り方と使い方をレクチャーしてもらった。
まず用意するものは、フラチャット14g。
7、10、18gと違って幅広のパワーブレードが付いたモデル。
類いまれな障害物回避能力を持つチャター系ベイトが「フラチャット」。スイミングジグと同等のレンジコントロール性能や対カバー性能などはもちろん、ソフトベイトへ強制的に波動を与え、バスに気付かせやすくするクラッカーサウンドを発生させる極薄ハイピッチブレードとステンレス製ブレイドヒッターにより、巻きモノとしてのハイアピール性能をも獲得しています。クランクベイトのリップ形状のようなヘッドバランスはルアーを浮き上がらせることなく、理想とする水平スイミング姿勢をキープ。オリジナルカットのスカートボリュームとハイピッチブレードによって、思い通りのリトリーブスピードを作り出せるのも「フラチャット」ならではのコンセプト。中層からボトムギリギリでのリトリーブ、さらにはロッドワークによるリフト&フォール、ボトムタッチ&カーブフォールに至るまで、自由自在のパフォーマンスはチャター系ベイトとしての潜在能力を革命的なまでに引き出しています。ベースサイズの10gは全ての水域でスピーディな巻きモノとして使用。7gは超シャ ロー攻めやデッドスローリトリーブで、14gはディープレンジや強風下で活躍しま す。18g-BHはビッグトレーラーをセットしやすい#3/0フックを搭載し、早巻きしても浮き上がらせずに使用できるビッグフック仕様です。
パッケージにはトレーラー専用設計の「フラバグ」2本を付属しています。また「シュリルピン4”、5”」、または「スプーンテールシャッド4”、4.5”」など、ややバルキーなソフトルアーとも好相性です。出典:ノリーズ
そして5inchフリップギル。
ワイド&フラット型ギル系ソフトベイトが「フリップギル」。上宙層にサスペンドしたブルーギルに付いたバスを釣る場合、着水音から始まるフォール主体のカバーゲームとなることが多く、「フリップギル」のナチュラルな着水音と、揺れるようなスライド&ワイドスパイラルフォールにより、着水の瞬間からビッグバスを引きつけて力強いバイトを誘発。左右に膨らませたショートカーリーテールは、ノーシンカーでは動きづらく、スライドフォールを発生させ、一方シンカーがある場合はウエイトにより明滅的スイミングを生み出す計算し尽くされた厚みと長さ。ワイドボディでありながらオフセットフック(3.6”は3/0、4.5″は4/0〜5/0、5″は5/0〜6/0)で十分なフッキング効率を得るために、サイズごとに数多のプロトタイプを経て完成させたボディサイズはまさに実釣第一主義の賜物です。
出典:ノリーズ
さらに、リューギのスナッグレストレーラーLサイズ。
付属のシリコンチューブは外しておく。
特徴的なフックの装着方式を採用する事により、ワイヤーベイトのスナッグレス性能を犠牲にすることなく フッキングパフォーマンスを向上させるトレーラーフック、それが“スナッグレストレーラー”。
TCコートを採用し、フッキングパフォーマンスの更なる向上を図ったのがこのアイテム。
フックの強化と共に付属のシリコンチューブの強度も大幅に向上させ、更に快適に使いやすく進化した。出典:リューギ
ストッパーの役目を果たすTCキーパーを2つ。
フックに熱収縮させて使用するワームキーパー。
熱を与えると本体が収縮すると同時に、内側の接着剤が溶け出し、フックにしっかり固定される。
チューブ先端は二又で、ワームの固定力が強い。 逆側はゆるいテーパーカットになっており、
ワームセット時にワームを切り裂きにくい。ジグヘッド、ラバージグ、スピナーベイトの
トレーラーキーパーとしても使用可能。出典:リューギ
フックのズレを抑制するため、ささめ針のソフト夜光玉2号。以上が材料。
出典:ささめ針
①まず最初にスナッグレストレーラーとフラチャットのフックにTCキーパーをセット。
ライターであぶると収縮するので、しっかりと固定(あぶりすぎないよう注意!)。
たくみはTCキーパーをあぶった時のニオイが好きらしい。
ただ、あまりよいものではないので吸い込まないよう注意!
②フリップギルにスナッグレストレーラーをセットするが、エラの2つめからフックを刺してアイを中に隠す。
この時にアイが隠れた状態でワームが真っすぐになっていること! タイトすぎず余裕を持たせたセットを心がけたい。
③そこにフラチャットをセットするが、通し刺ししたメインフックで直接、スナッグレストレーラーのアイを通してやる。
④フラチャットとスナッグレストレーラーが真っすぐになるよう調整してやる。
⑤フラチャットのフックに夜光玉を刺して固定する。
基本的には以上!
さらに、ロコネタで、フリップギルは煮込むとさらに軟らかくなり、フリップギルのボディサイドに切れ込みを入れることで、スイムアクションがよりよくなるとのこと。
気になる方はお試しください! これでギルチャットの出来上がり。
使い方は簡単 スローに巻くだけでOK
完成したギルチャットは、キャストして巻くだけだが、シルエットがデカいのと空気抵抗が大きいので見ためよりも飛ばないところに注意!
リトリーブスピードは少しゆっくりがベストで、たくみはロッドティップに振動が大きく伝わる程度のスピードで使用。
泳ぐ姿は、エモノに向かって突進しながら泳いでくるカメっぽく見えて仕方ないが、水を動かすパワーと存在感は唯一無二!!
発祥の地となった房総リザーバーでは今も昔も数多のモンスターが仕留められているブツで、まさに一撃狙いのセッティング。
実はたくみ、まだ35cmがギルチャットでの自己最高記録というのはココだけの話!