琵琶湖の夏、表層の攻め、といえばマイクロスイムベイティング！
初夏から盛夏、盛夏から晩夏、晩夏から初秋と季節が移り変わる中で、表層系のパターンが一気にストロングとなる。
初夏から一気に増えるアユやハスなどのメインベイトによって反応は様変わりするが、基本はフィーディングフィッシュ狙い。
つまり、エサとなるベイトフィッシュが絡まないと、なかなかハメるのは難しいパターン。
今年は不漁といわれつつ、５月中頃から急に例年をはるかに超える量といわれた稚鮎が成長し、ロケ時はちょうど８ー９㎝ほどだが、シャローからミドルレンジ、ディープレンジなど至る所にアユボールが存在していた。
琵琶湖には数多のベイトフィッシュがいるわけだが、代表的なモノはブルーギル、アユ、ハス、モロコ、ワカサギ、イサザなど。
その中で、特に初夏から夏にハメやすいのが、アユ＆ハスっ子を模したアプローチ。
こういった状況で真価を発揮するのが、マイクロスイムベイティング。奥田が手掛けた初夏から夏の定番アイテム「バンタム・Btベイト」のローテーション。
Btベイトのマイクロスイムベイティングはタダ巻きがキホン
過去のビッグセオリー（初夏、晩夏）でもロクマルサイズを食わせているBtベイトのマイクロスイムベイティングだが、基本はキャストしてタダ巻きするだけ。
奥田が手掛けるマイクロスイムベイト「バンタム・Btベイト」は99㎜と77㎜の２サイズで、99はSS（スローシンキング）とF（フローティング）の２タイプ（77はFのみ）。
今回は99SSと99Fをローテーション。
逆風でも飛ぶ、大きく動く、そして釣れる!!獲るための奥の手に狂鱗・透鱗カラーが追加！
ハイプレッシャー化するフィールドで如何にして魚に口を使わせるかを追求した結果、導き出した一つの答えが「Btベイト」です。寄せる力・魅せる力そして喰わせる力を兼ね備えています。マイクロスイムベイティング専用ロッド「バンタム264L/M」と組み合わせれば、彼方のピンスポットまで飛ばして、繊細にモンスターを誘って獲ることが可能となります。出典：シマノ
獲るための奥の手、Btベイトに浮かせて獲るフローティングモデル登場！
寄せる力・魅せる力そして喰わせる力を兼ね備えたBtベイトに、魚が水面を意識しているときに有効なフローティングモデルが登場。表層をテンポよく誘いたいときや水面を漂わせて誘うとき、シャローエリアのサーチングなど幅広いシチュエーションで効果を発揮します。飛びと泳ぎを実現する3連結ジョイント
テール部に抵抗の少ないストレート形状のソフト素材を採用。ボディの振り幅が大きくなるよう設計することで、追従してきた魚からルアーのシルエットが見切られにくいアクションに仕上げています。キャスト時には、ボディが屈曲することで飛行姿勢が安定し、逆風でも優れた飛距離を実現しています。出典：シマノ
朝イチから太陽光が真上から射し込むまでの時間帯はディープ隣接の島周りや沈みモノ周りでのタダ巻き。またはストップ＆ゴーでチェイスさせてバイトを誘発。
夏から秋にかけては非常に数釣りも楽しめるのがマイクロスイムベイティングの強み。
釣っているうちに周囲のスイッチも入りやすいし、想定外のビッグも食ってくることから、スタートの時点で魚のコンディションを確かめるスターターとしてもイイ仕事をするアイテム。
ベイトボールが接岸したタイミングは極端にスピードを落とし、湖流や風があれば違和感を与えないように同調させ、ラインスラックをコントロールして泳がせている。
フィーディングでスイッチが入っている時や魚を留めやすいウイードエリアでは、ハイスピードリトリーブでストップを加える超リアクション展開も効果的。
魚が一気に水面を割るコンディションならばウェイキングでも誘える99F、今回のように水温躍層の違和感で水面まででてこない時は水面直下を泳がせやすい99SSが、奥田のローテ法。
今回は魚のポジションが水質と陽射しで急にディープ化したり、強風でエリア制限という状況で非常に当て込みにくいロケだったが、時間帯とシチュエーションで理想の環境にハマった瞬間、値千金の一撃！ これがBtベイトの破壊力!!
