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奥田学 BigTheory[ビッグセオリー] シーズン5 「夏ワンビッグの居場所を暴く」奥田学BigTheory[ビッグセオリー]vol.12

奥田学ビッグセオリーvol.12 「夏ディープの食わせ方(2/2)」

夏の定番ディープスポットは魚礁!

夏になれば魚は、基本的にディープレンジに落ちていくのが定説でありセオリー。

その検証として少し触ったのが、ディープレンジの定番「魚礁」。

ここ近年はプレッシャーやテンポの違いで深場の魚礁は触ることがなかったそうで、釣れればラッキーぐらいのノリでアプローチしてもらった。

初夏すぎぐらいから水温上昇とともに、魚は徐々にシャローからミドル、ミドルからディープに進んでいくが、今年は酷暑とウイードがないことと、異常なクリアアップが加勢して一気にディープが優勢となった。

これは魚礁だけじゃなく、北湖の島周りでも同じことが起こっていた。

こうなるとディープゾーンでの食わせ系(ライトリグなど)が威力を発揮するが、奥田はスローテンポになるため別展開で挑んでいた。それが、ヘビーウエイトのスイムジグ。

使っていたのは、ワカベイト5inchにプロトウエイトのスピードヘッド(1.3oz)をセットしたモノ。

奥田いわく、魚礁などディープのストラクチャーは、落ちはじめた魚ほど反応がよく、時間経過とともにプレッシャーが掛かり続けると食わせにくくなっていくとのこと。

そうなれば、アプローチも食わせるため、実にスローなモノになっていく。

ディープストラクチャーでスローな展開になると、どうしても時間がかかるうえに素早い判断もしにくくなることとから、奥田はヘビーウエイトのスイムジグでハイテンポなスピードリアクションを仕掛けていく。

これで考えられるレンジや方向&角度でトレースし、食わなければ見切って次のスポットに行くのが、奥田流ビッグセオリー。

この展開に限らずだが、ディープレンジの魚礁などは効率性を重視したいため、ライブソナーや高精度の魚探はある方がよいとのこと。

時間を掛けずに効率よくルアーの泳層を当てにいく展開のため、バスのポジションはもちろん、エサとなるベイトフィッシュがドコにかたまっているかも的確に把握したいのがホンネ。

北湖の魚礁はドコも人気スポット。人が入ってなく思えても触られたあとも多いが、誰も入っていなければ反応も素直。素早い判断で粘ることなくランガンするのも、夏攻略のストロングパターンになる!

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