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奥田学 BigTheory[ビッグセオリー] シーズン5 「夏ワンビッグの居場所を暴く」奥田学BigTheory[ビッグセオリー]vol.12

奥田学ビッグセオリーvol.12 「i字ワーミングの最強ローテ」

マイクロスイムベイトとは対極の超デッドスロー食わせ系

気温も高く、表層水温も一気に上昇しやすい盛夏から晩夏は、初夏のようにシャローからミドルレンジに魚は常にいない。

ただ、アユボールが接岸した途端、一気に環境は変化する。

こうなった時にマッチザベイトのマイクロスイムベイトは真価を発揮するが、スピードについてこれなかったり、ハードルアーの波動やリアクション効果を即座に見切る個体に対して威力を発揮するのが、ソフトベイトのi字展開。

奥田がローテで使っていたのが、マルチシャッド4inchエラストマーのノーシンカーリグ。

素材自体に浮力があり、シンカーレスだと水面に浮くマルチシャッド4inchエラストマーの特性をうまく利用したi字展開は、遠くに泳ぐ魚をデッドスローで気づかせて違和感を与えないままバイトに持ち込むテクニカルなアプローチ。

フックはモスキートヘビーガードの#2/0を通し刺しにしてフックは下向きにセット。

ヘビーカバー対応ガード付きマスバリ!

●細軸タイプでヘビーワイヤーガード付きのマスバリ。
ガードをヘビーワイヤー化するだけでなく、常にフックポイントをガードし、よりガードカをアップさせるための新形状設計。障害物回避性能とガードの硬さを感じさせないフッキング性能を両立したフックです。ステルスワイヤーガード採用により、スレたバスにも違和感を与えません。ワイヤーの固定は一本一本全て手巻きで行い、2層コーティングしてあるので強度も十分。仕上がりの完成度を極限まで高めました。グランポイントの採用により、ハリ先の鋭さ、持続性は他の追随を許しません。

出典:バリバス

魚のレンジに合わせたい時はベリー下部に0.3ー0.9g前後のネイルシンカーを挿入。

あとは魚のレンジに合わせて引いてくるわけだが、盛夏から晩夏のシャローは常に魚がいるわけではない。

キーは、ディープ隣接でエサとなる小魚が接岸しやすく溜まりやすいエリアで、時合となる時間帯を見極めること!!

寄せるパワーや、あと一歩の押しが足りないと感じればコレ!

このリグでも見切られる時は、プロップフックをセットしたプロップマルチを投入。

プロップマルチはバリバス製フックを採用した特注フックで、極薄のプロップが移動距離を抑えながらもフラッシングと微振動を発生し、ラインスラックを管理するだけのデッドスロー巻きでも生命感を放つセッティング。

こちらもノーシンカーでの表層から、極小ネイルを入れたレンジコントロールで目視できる限界の3mぐらいまでカバー可能。

基本的には、ルアーを目視しながら魚の目線に合わせてトレースするサイトフィッシングがメインとなる。

稚鮎やハスっ子がリンクするシャローからミドルレンジでサーチしながら、チェイスがあれば即、食わせ展開にシフトできる食わせの最終兵器。

チェイスはおろか、バイトシーンも丸見えで、動作やアプローチは繊細だが非常にエキサイティングな展開。そして、反応してくる個体は通常のルアーに反応しないデカバスオンリー。それがマルチシャッド4inchエラストマーのi字展開!

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