急に青物ボイルが発生! そんな時のシャクリ方は?
今回のショアジギ道場Rでは、メタルジグを底まで沈めてタダ巻きしてくるTDMK展開と、落ちていく最中のフォールバイト攻略が多かった。
ただ、ショアジギングといえばメタルジグのシャクリ方も忘れてはいけないことの1つ。
ローライトで魚が上ずっている時間帯は、着水してすぐにメタルジグを水面で滑らせてくる「スキッピング」と呼ばれる水面高速巻きも効果的。
着水したらすぐにロッドを立て、ジグが沈まないように巻いてくるだけ。これも簡単!
青物の中でもカンパチを反応させやすいのがスキッピング。
魚が上ずっている時は必要以上にジグを沈めると、そのジグに付いて魚も沈んでしまう。
上ずっていると感じた時はスキッピングや表層気味のアプローチが奏功!
見切らせないための超高速ジャークがハイパージャーク
現場ではなかなか遭遇しないが、付近を泳ぐ小魚や水面がザワつきだせば、そこには青物がいる証拠。
今回、とんでもないボイルが起こった時、ヒロセマンが繰りだしたのはハイパージャーク。
この時のシチュエーションは足もとで水深も浅く、ジグの引きシロもない状況。
その中で魚に見切らせたくない時はショートストロークの超高速ジャークを続けて意図的に食わせの間を入れる展開。
ハマれば一撃で食わせられるハイパージャークだが、非常にスレやすいので多投しない。
この時は惜しくも不発に終わったが、シオやハマチなどの強制スイッチON系ジャークの1つ。
ショアジギングのベーシックがワンピッチワンジャーク
ショアジギングで一番基本的なジャーク、シャクり方がワンピッチワンジャーク。
底まで沈めたメタルジグを、ロッドで1回シャクってリールのハンドルを1回巻く。この繰り返しがワンピッチワンジャーク。
シャクる速さはスローでもハイスピードでも問題なし。
シャクる速さは自分のリズムや使用するタックル、メタルジグの重さやタイプによって使い分けたいところ。
ヒロセマンが使用しているロッドは2023年度の相棒でもあるクロスライド1GのXR1-962M/LSJ。
XR1-962M/LSJ
ライトショアジギング(LSJ)の定番的なモデルです。堤防やサーフでの20-50gのメタルジグやバイブレーションの操作性はピカイチ!ハイバランスな9ft6inセッティングですので、1日中ショアジギングを楽しめるでしょう。不意の大物とのファイトでも負けないバットパワーはもちろん、強烈な引きを吸収して魚を浮かせるトルクフルなブランクを併せ持つモデルです。
出典:メジャークラフト
ショアジギングをはじめ、シャクる釣りは経験上、自分のリズムに合わせた方が魚の反応や違和感に気づきやすくなる。
もしワンピッチワンジャークに慣れてない方であれば、着底からシャクって底まで沈める動作を一定のリズムで続ける方が長時間続けられるし、魚の反応や潮の変化なども感じ取りやすくなる(はず!)。