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オニちゃんねる シーズン8 オニちゃんねる vol.21 「進化する水面攻め!THE 表層レボリューション」

オニちゃんねるvol.21 「さらなる進化。ロングワームの水面攻め」

驚愕の集魚パワー!アジャストレートのあの釣りがさらに進化!!

オニちゃんが昨年のオニちゃんねるで披露した戦慄のロングワーム展開を覚えているだろうか?

アジャストレート12inchのFATをそのまま使った、少し変わったフックセットのワーミング。

■Vish オニちゃんねるvol.19本編

今回は、これがさらなる進化を遂げた!

使用していたのは同じくアジャストレート12inch「FAT」の高浮力モデルだが、今回は8inchカット版を使用。

頭からふた節をカットしたもの。

●ADJUSTRAIGHT 12” SLIM ・・・8pcs./¥850(税抜)/¥935(税込)
●ADJUSTRAIGHT 12”    ・・・7pcs./¥850(税抜)/¥935(税込)
●ADJUSTRAIGHT 12” FAT  ・・・5pcs./¥900(税抜)/¥990(税込)

【ADJUSTRAIGHT 12”】
ストレートワームはその名の通り棒状の単純なワームではありますが、単純だからこそ奥が深く、太さや長さのバランスが違う事で全く別の表情を見せる用途多彩なワームでもあります。その為、全国各地の様々なフィールド条件を考慮し、太さや長さのバリエーションを揃えるとかなりのアイテム数が必要。そこにカラーバリエーションまで追加するとストレートワームという1つのカテゴリーだけで莫大な量になってしまう。そんなストレートワームに対する煩わしさを解消する事をコンセプトに開発されたのが「アジャストするストレートワーム=アジャストレート」
まず、太さごとに経験上ベストな数値で導き出した「極細・中・太」の三サイズをラインナップし、長さを一般的なロングワームのMax寸法と言える12インチに統一。太さごとに必要な寸法のカットラインを設ける事で、状況に応じて瞬時に長さを調整し様々な状況にアジャストする事が可能となりました。
更にマテリアルには、それぞれこだわり抜いた質感のノーマルマテリアルと高浮力マテリアルの2種類を用意。
極細・中・太の3サイズ×マテリアル2種の計6アイテムのみで、超フィネス~ストロング。ベーシックな戦略から飛び道具的な必殺技までストレートワーム戦略のほぼ全てを網羅する事が可能です。

【フィールドの状況・魚の状態に合わせてアジャスト可能!】

出典:レイドジャパン

その理由として、さすがに12inchでは魚の平均サイズによって掛かりにくかったこともあるが、12inchのFATじゃないと魚を寄せる動きがでなかった。ところが、カットしても12inchと同じぐらいの艶めかしいアクションを演出できるセッティングを見出したから。

もちろん、食ってきた際のフッキングレスポンスもさらにUPしたとのこと。これがホントの進化(エボリューション)!

オニちゃんは、このセッティングを細かくだすため、フックの重さもサイズ別で測って、ワームの浮力を殺さないフックを選び抜いていた。

そのセッティングを可能にしたのが、スライドピアスの#2/0(左から2つめ)。

セットは写真の通り、頭側を少し余らせてアイを通す。

余った頭部はリップと同じ役割を果たし、アクション時に水を掴みやすく、何かにコンタクト(特にウイード)した際は、バンパー的な役目を兼務。

ちなみに、昨年使っていた12inchのFATは、ボディ中央よりも少し前にフックをセット。

この時はダブルエッジの#4/0をセット。

諸刃の剣という名を持つ鈎。掛ける為の攻撃的超細軸設計。

強引すぎるファイト、オーバースペックタックル(Hクラス以上のロッド、16lb以上のライン)は、あえて想定せず、ギリギリまで細い軸線径に設定。その上でロングテーパー、TCコートを採用。フックポイントの掛かりが良く、カバーやテトラ越しなど、十分にフッキングパワーが伝わらない状況の消え入るようなバイトですらもスッポ抜けず、なんとか魚にフックを掛ける事を目的に設計した。

掛けてからは、バレとの戦い。バレにくさを追求し、形状・バーブなど、フックのトータルバランスを煮詰めた。仮にストラクチャーに巻かれ、ラインテンションが抜けるような状況においても、時間をかけてランディングへと持ち込む。獲る為の弱さと言う、矛盾する選択。ダブルエッジ。

“諸刃の剣”という名は、このコンセプトから冠されたもの。この強烈な個性を使いこなし、強力な武器として欲しい。

出典:リューギ

この12inchセッティングは別コラムでおさらいします!

ここでオニちゃん流8inchカットのフックセット法をチェック!

アジャストレート12inch FATの高浮力で、カラーはコレ!

視認性を重視して、本来ならお腹側にくる白っぽいカラーを背中にするのがオニちゃん流。

スライドピアスの場合、アイの位置からフックポイントを刺し込むので、ワームをカットした所から約5ミリ後ろに刺し込んでいる。

そのまま抜いてオフセットフックと同じようにスナッグレスセッティング。

ほんの少しフックポイントをだしてやるのもアリ!

キーは、頭の部分を少し余らせること!

あとは投げてみてもらうと非常にヤバさが伝わるはず。

ラインを引っぱるとフック側は沈むが、ノーシンカーのテール側は先に浮こうとする。

トゥイッチすれば折れ曲がるようにビヨンビヨンとダートして、止めると復元力で自発的に真っすぐ戻りながらテールの先端から浮こうとする、

まさに茶柱アクション!

オニちゃんはスライドピアス#2/0でタックルに14Lbフロロを使っていたが、これはわざと。16Lbや20Lbになると8inchカット版の浮力では浮きにくくなるため。

わざと水面直下のみを攻めるなら14Lbより太い号数でもOK。または、スライドピアスの大きいサイズに変えるのもアリ。

動かすイメージはバスとの間合いもあるが、移動距離を抑えたダートで上下左右・全方向に水を押してくれる。

そのため、動かしたあとは必ず止めてやること。遠くからでも気になったバスは見にきてくれる。これが最大の狙い!!

下の写真は魚こそ見えなかったがウイードの下から突きあげてきた瞬間。

アジャストレート12inch FAT・8inchカットの水面レボリューション攻めでは、ウイードのポケットをうまく利用したアプローチが炸裂!!

水面まで浮いていないし、泳いでいる魚も見えない。そんな時こそ、魚から見にきてくれる進化系アジャストレート攻め。

ウイードエッジにスタックさせたアジャストレートを食ってかっさらっていったのは、文句ナシコンディションの45cmUP!!

ここ最近で、ここまで中毒性の高いアプローチがあっただろうか?

釣りのペースはスローだが、寄せるパワーと食わせるパワーがケタ違い。

この攻めはウイードだけじゃなく、インレットやカバー周りなどでも効果的。

足元の壁沿いなどで魚が身を隠しやすいシチュエーションで、水面まで浮いてこないけどいるかもしれない的な所では、細かくダートして浮かせて待つ。

この時も水面直下で引ったくりバイトが発生!!

食ってきたのはカバーの奥ではなく、カバーの外。カバーの奥から魚を引っ張りだしてきてくれた。

水質がマシな最奥部のシャロー。本来ならばウイードマットを狙うところが、オニちゃんが狙ったのは、バンク沿いのウッドカバー。

経験上、水深こそないが、いれば確実にデカい。そんなヤツを引っ張りだすには、ロングワームのこの動き。

予想は的中! 水面直下でくわえ込み、スゴい勢いでラインを引っ張り倒していったのは、オニちゃんねるシリーズでも屈指のビッグサイズだった!

強烈なファイトをいなして引きずりあげたのは、雄たけび上等の54cm!

自ら見つけて構築したアプローチで、さらに進化させたロングワーム攻め。

コダワリを凝縮した攻めで、さらに自身の番組でこのビッグバスは、シビレるのヒトコト!!

アジャストレートの水面エボリューションで食わせるコツ

今回も大活躍のロングワーム攻め。

表層で漂わせながら止めて浮かせる少し特殊だけど面白すぎるアプローチ。食わせるには少しだけコツが存在!

まず、浮いている見えバスを見つけた時。

だいたいルアーをキャストするとルアーとは逆方向に逃げる。逃げたら行き先を確認して、目の前や進む先にルアーを落とす。

もちろん最初は嫌がって逃げるが、そのまま放置しておくと、過ぎ去ってからしばらくすると気になって見にくる。

浮かせてジワジワ動かすことで、魚の視界に入っていなくても水押しで魚には十分伝わっている。

そのまま動かし続けていると、逃げたはずの魚が急にUターンしてルアーを見にくる。こうなれば掴みはOK。

あとは沖から浅い側(岸沿いやカバー沿い)に向かって逃げる動きを演出する。

ただ、一方的に逃げるのではなく、魚との距離を少しずつ詰めるイメージ。

魚が止まりきる直前でアクションを加える。これが魚のやる気を損なわないコツ!

尻尾のひとかきでダッシュして寄ってくる魚はやる気しかないため、反応するダート&ストップで少しずつ間を詰める。

最終的には岸に向かって素早く泳がせる。焦ったバスはそのまま追い込んでバイトしてくることが多い。

キーは、ルアーとバスの距離を少しずつ刻んで詰めることにある。ルアーは見せっぱなしなので、動かし続けるよりも見切る直前で逃げるそぶりを見せてやる。

飽きさせない間合いの取り方と、気になっているものを食いやすい場所まで追い込ませる演出。これがすべて!

最初の1尾は食う直前で枝に引っかかって見切られたわけで、そうこうしている間に上流部に見えバスを発見(同じ魚かは不明)。

浮いているチップやカバーを利用しながら、魚の意識をワームの動きに集中させる。

徐々に距離を詰めていくモードに入れば、あとは間合いを詰める逃がし系アクションでOK。

最初に食わせ損ねたバスよりデカいのでは? と感じたのがこの魚。

52cmの季節先取り系ビッグワン!

一度ロックオンしたら、かなり距離があっても必ず間近まで見にこさせることができる。

それがオニちゃんのロングワーム展開、表層エボリューション!

補足として、実はウイードなどのカバー絡みでは、引っ掛けたまま細かくシェイクすると、テールの先端だけだしながら異常なまでの微波動を発生。

これもそのうち新たなパターンとして炸裂する日も近いかも?

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