今回唯一のハードベイトは水押し強めのジョイントビッグベイト
水面と表層で押し通した今回のオニちゃんねる、オープンエリアで使用した唯一のハードベイトがコレ!
ノリーズのヒラトップ140F。
なぜヒラトップなのかという理由は、ブルーギルが水面に浮いている様子を演出できるから。
軟らかくも強くも動かせる技巧派のヒラトップは、わりと喫水が浅く、体高のあるボディでかき分けるように水を叩くように押してくれるビッグベイト。
また、大人しい動きだけでは寄せきれない濁りでも魚を引っ張りだせるアピールを持つのが、このヒラトップ140Fとのこと。
水圧を受け続けながらの滑らかなターンと、捕食音を同時に作り出すことに成功したジョイントビッグベイト系トップウォータープラグが「ヒラトップ140」です。移動距離の少ないターンを繰り返しながらも水を動かす深いカービング。そして驚くほどナチュラルな捕食音系サウンド。アングラー自身が、釣れる確信を使いながら体感できるルアーはそうそうありません。バスフィッシングの最高の瞬間を釣果と共に味わえるスーパールアーに仕上がっています。人工的な接触音を抑え込むためのソリッドカーボンシャフトとボディーサイドのサウンドストッパーは学習能力の高いビッグフィッシュに対しても十分な効果を発揮。ディープクリアウォーターレイクからマディーシャローポンドに至るまで、あらゆる水域でこのルアーの凄さを味わって下さい。オリジナルサイズの「140F」に加え、さらに深く、広範囲からバスを呼び寄せる「170F」が2023年より追加ラインナップ。ボリュームアップによるパワフルな水押しでビッグフィッシュを呼び起こします。
出典:ノリーズ
フックは、フロントをピアスクアッドの#3に変更。
“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。
出典:リューギ
リアはフェザードピアストレブルの#3に変更。
刺さりは勿論、ボリュームと水噛み感にまで拘ったフェザーフック。
抜群の掛かりと貫通力、強度を誇るベンド形状。強度と鋭さを持続させる特殊鋼材。貫通力を驚異的なレベルまで引き上げるTCコートの採用で、高い性能と実績を残したピアストレブル。
この高性能トレブルをベースにフェザーを纏わせたのが、このフェザードピアストレブルである。素材を吟味し、一本一本丁寧にハンドタイイングで仕上げる事で、プロスタッフが”釣れる”と確信するフェザーのボリューム感、水噛みを実現した。 ルアーに追従した際に見せる絶妙なボリュームが生み出す時差アクションはタフコンディションであと一歩出来らないバイトを誘発する。時にルアーを止める為のブレーキとなり、時に魚からフックの存在を隠してくれる。また時には、フックを魚に吸い込ませやすくし、フッキング率をアップさせる。状況に応じて獲る為に必要不可欠なチューンアイテムとしてのフェザーフック。
この存在意義をRYUGIはこのフックで訴える。出典:リューギ
ヒラトップ140Fは基本的にオープンエリア使用するが、カバーのキワやシェードエリアなどのピンスポットがメイン。
水温上昇で浮きはじめたギルが水面でパチパチするかのごとく、ヒラトップをギル型のポッパーのように使うのがオニちゃん流!
こういったピンスポット狙いでは、ついばむようなバイトも多いため、フロントは掛かり重視のピアスクアッドに変更していたが、これは止水のため池での仕様。
流れの効くバックウォーターではフロロラインも流されやすくて沈み気味になるため、水面でのアクションがつけにくくなる。
こういったシチュエーションでは少しでもルアーの浮力を高めるべく、ピアスクアッドから同サイズのピアストレブルに戻して使用(ヒラトップはピアストレブルが標準装備)。
キャッチ率を上昇させる事で、釣れるルアーを創り出す。RYUGIトレブルのフラッグシップ。
いくら良いルアーだったとしても、フックのせいで魚が掛からない、獲れないのでは全く意味が無い。トレブルフックについて、もっともっと考えて欲しい。トレブルフックに求められる性能とは何か?魚がルアーにアタックした際、フックポイントが魚体に触れやすくする為のワイドゲイプ。ポイントが触れたその一瞬で、魚体に食い込もうとするような刺さりの良さ。アワセたパワーをしっかりと、素早く貫通力に変換できる絶妙な内向きポイントデザイン。掛けた魚に主導権を奪われず、確実に取り込む為の強度を有する、ピアスフックで培ったオールベンドデザイン。トレブルフックの宿命と言えるフックポイントのルアー本体や障害物等への断続的な接触でも、フックポイントが鈍りにくく鋭さが長続きするような耐摩耗性特殊鋼材サイバーメタルの採用。
実践を通して見えて来た理想の形状と素材に、タントラムコントロールに採用した異次元のフッキングパフォーマンスを持つTCコートを採用。RYUGIの持てるノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ、至高のトレブル。
出典:リューギ
リザーバーの狭いスポットでは流れを利用して流しながらドッグウォーク。
開けたオープンエリアでは大遠投してブレイクやシャローフラットを直撃!
喫水が少し低めのヒラトップ140Fは軽く動かすと鋭く首を振りながら水を強く押してくれるので、動き自体は大人しいが、ルアーの存在を気づかせやすい。
下の写真、魚のボイルまでは届かなかったが、着水後の数アクションで魚はすでにルアーの後ろまで急接近。
スイッチが切り替わったフィーディングフィッシュは、一目散にヒラトップをがっつり!
ヒラトップではこれまで2バイト引きだすものの乗らずで、これぞまさに3度目の正直。
もんどりうってバイトしたのは、文句ナシのフィーディング40cmUP!
実際、狙い定めた上流は魚の気配ナシ。
魚を確認できたのは上流一歩手前のマット下と中流のフラットエリアだった。