ギルをグリグリ? 実際は「水押し」がキー
エサとなるブルーギルに焦点を当てたオニちゃんねるvol.23。
まず紹介したいのが、ギルグリグリ。
グリグリグリとは、ギル型ジョイントルアーの高速ストップ&ゴー。
簡単にいえば、素早く巻いて泳がせて止めるテク。
オニちゃんが用意したのは3タイプで、上からヴェロ120F、チビタレル、ラチェット144。
これは上から水押しが強い順番。
オニちゃんいわく、見ためがギルっぽいから食ってくるのではなく、ファットで体こうのあるルアーは泳いだ時の水押しが強いから。
さらにいえば、ボディサイズ以上に水押しが強いため、泳がせて止めた時はルアーの周囲の水を全部動かしているイメージとのこと。
つまり、大きな水押しでバスが寄ってきた時に、ルアーが小さいことで、思わず口を使ってしまうというリアクション系のアプローチ。
バスからするとボリュームのわりに小さいエモノと感じるのか、バイトに持ち込みやすいのが、このギルグリグリ。
存在感で食わせるのはビッグベイティングと同じだが、バスに大きく感じさせて食いやすいサイズ感でトドメを刺す。
これがギルグリグリの真骨頂!
水を大きく動かしてバスに気づ変えるギルグリグリは、同じ所に投げ続けることが重要。
同じ所=フィーディングスポットになりうる場所で、岸近くとかカバーの近辺。
オニちゃんの経験上、ギルグリグリは1投目、または同じスポットでの10投目で食うようなイメージ。
そんなギルグリグリでもっとも出番が多いのは、チビタレル。
絶妙な小ギルサイズ! マッチ・ザ・ベイトフィッシュの威力!!
魚の本能を刺激するブルーギル型ビッグベイト「ガンタレル」。この基本性能はそのままに、全国各地に無数に点在するスモールフィールドに合わせてリサイズされたのが「チビタレル」です。コンパクト化による使い易さを手に入れただけでなく、オリジナルサイズとの使い分けによって、より一層フィールドに合わせたマッチ・ザ・ベイトフィッシュの選択を可能にします。ただ巻きでのアクションは、ゆったりとしたスラロームアクション。
そして、「ガンタレル」の最大の特徴である、180°回転の“振り向きターン”は「チビタレル」でも健在です。誘いの中にトゥイッチを加える事で、激しくバスを威嚇します。
チェイスのみでバイトまで至らないような状況で如何なくその効果を発揮することでしょう。
出典:ジャッカル
フックはフェザードピアストレブルの#3に変更。
刺さりは勿論、ボリュームと水噛み感にまで拘ったフェザーフック。
抜群の掛かりと貫通力、強度を誇るベンド形状。強度と鋭さを持続させる特殊鋼材。貫通力を驚異的なレベルまで引き上げるTCコートの採用で、高い性能と実績を残したピアストレブル。
この高性能トレブルをベースにフェザーを纏わせたのが、このフェザードピアストレブルである。素材を吟味し、一本一本丁寧にハンドタイイングで仕上げる事で、プロスタッフが”釣れる”と確信するフェザーのボリューム感、水噛みを実現した。 ルアーに追従した際に見せる絶妙なボリュームが生み出す時差アクションはタフコンディションであと一歩出来らないバイトを誘発する。時にルアーを止める為のブレーキとなり、時に魚からフックの存在を隠してくれる。また時には、フックを魚に吸い込ませやすくし、フッキング率をアップさせる。状況に応じて獲る為に必要不可欠なチューンアイテムとしてのフェザーフック。
この存在意義をRYUGIはこのフックで訴える。
出典:リューギ
チビタレルがちょうど中間的なポジションとして、弱めの位置づけなのがラチェット144。
オリジナルモデルの「JOINTED CLAW RATCHET184」より受け継いだアピール力とスイミングアクションに、ダウンサイジングによるコントロール性が加わり、より自然なバイトを誘発するバーサタイルな「RATCHET144」が誕生した。コンパクトながらに、強化ボディと連結パーツの搭載により、あらゆるフィールドで威力を発揮する。
出典:ガンクラフト
バスの意識を変えたい時や、水がクリアな場合に投入することが多い。
フロントフックはピアストレブル#3。
キャッチ率を上昇させる事で、釣れるルアーを創り出す。
RYUGIトレブルのフラッグシップ。
いくら良いルアーだったとしても、フックのせいで魚が掛からない、
獲れないのでは全く意味が無い。トレブルフックについて、
もっともっと考えて欲しい。トレブルフックに求められる性能とは何か?魚がルアーにアタックした際、フックポイントが魚体に触れやすくする為のワイドゲイプ。ポイントが触れたその一瞬で、魚体に食い込もうとするような刺さりの良さ。アワセたパワーをしっかりと、素早く貫通力に変換できる絶妙な内向きポイントデザイン。掛けた魚に主導権を奪われず、確実に取り込む為の強度を有する、ピアスフックで培ったオールベンドデザイン。トレブルフックの宿命と言えるフックポイントのルアー本体や障害物等への断続的な接触でも、フックポイントが鈍りにくく鋭さが長続きするような耐摩耗性特殊鋼材サイバーメタルの採用。
実践を通して見えて来た理想の形状と素材に、タントラムコントロールに採用した異次元のフッキングパフォーマンスを持つTCコートを採用。RYUGIの持てるノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ、至高のトレブル。
出典:リューギ
リアはピアスクアッド#3に変更。
“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。
出典:リューギ
視認性を高めるため、背中にはクラックマーカーをセット。
ルアーを着飾る高視認マーカー
トップウォーター〜サブサーフェスで使用するルアーの背面に貼り付ける事で、ルアーの視認性を高めるアイテム。 「やる気マーカー」からデザインを一新し、ハンドメイドのトップウォーター系ルアーに採用されることが多い”クラック塗装”をイメージしたデザインに仕上げた。
出典:リューギ
ラチェット144がお気に入りの理由は、水押しの弱さ。
水を逃がす系のジョイントビッグベイト。
チビタレルと比べると使い方も少し変えているそうで、ラインを少し張り気味でナチュラルにドリフトさせるイメージ。
この時はスローな泳ぎで付いてきたがバイトに持ち込めなかったため、足元の垂直護岸に当てて当ててを繰り返し、ラチェットが少し潜った瞬間に食っていた模様。
実はラチェット144だけリアフックをピアスクアッドに交換していた理由がある。
本来、こういったルアーはフロントフックに掛かることが多いため、4本針のピアスクアッドは前にセットしたいところ。
掛かるとバレにくい4本フックで回ってくれるのももちろんあるが、一般的なフックよりも重量がある。
重量のあるフックをリアに持ってくることで、ルアーの頭部が浮き気味になることで、ダートさせた時もイイ感じとのこと。
動かし方に特化させたバランスで、掛かれば非常にバレにくい。
これがギルグリグリで使うラチェット144のセッティング!
お次はBETOBETOのヴェロ120F。
ギルグリグリの中でも一番水押しが強いタイプのルアー。
Dead or Alive?
瀕死と逃走で本能を刺激するフラットベイトボリュームのあるベイトフィッシュはビッグフィッシュの大好物。その代表格であるブルーギルが追いつめられた際に横を向いて弱ったふりをする習性に着目したのがVERO120Fです。
巻き始めた瞬間に縦姿勢のグライドアクションで泳ぎはじめ、ストップするとゆっくり姿勢を横方向に変化しながら水面に浮き上がる瀕死アクションを忠実に再現。この縦と横姿勢の変化をシームレスにすることでルアーを見切らせ難くしました。
スムースな姿勢変化のための3D重心移動システムやフック位置の変更で縦姿勢のグライドベイトとして使えるセッティングなど、川島勉の拘りが細部まで行き渡った意欲作です。出典:BETOBETO
フロントフックはピアスクアッドの#4、または#3。
“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。
出典:リューギ
リアはピアストレブルの#4、または#3に変更。
キャッチ率を上昇させる事で、釣れるルアーを創り出す。RYUGIトレブルのフラッグシップ。
いくら良いルアーだったとしても、フックのせいで魚が掛からない、獲れないのでは全く意味が無い。トレブルフックについて、もっともっと考えて欲しい。トレブルフックに求められる性能とは何か?魚がルアーにアタックした際、フックポイントが魚体に触れやすくする為のワイドゲイプ。ポイントが触れたその一瞬で、魚体に食い込もうとするような刺さりの良さ。アワセたパワーをしっかりと、素早く貫通力に変換できる絶妙な内向きポイントデザイン。掛けた魚に主導権を奪われず、確実に取り込む為の強度を有する、ピアスフックで培ったオールベンドデザイン。トレブルフックの宿命と言えるフックポイントのルアー本体や障害物等への断続的な接触でも、フックポイントが鈍りにくく鋭さが長続きするような耐摩耗性特殊鋼材サイバーメタルの採用。
実践を通して見えて来た理想の形状と素材に、タントラムコントロールに採用した異次元のフッキングパフォーマンスを持つTCコートを採用。RYUGIの持てるノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ、至高のトレブル。
出典:リューギ
濁ってルアーを見つけてもらいにくい時、強い水押しと動きで一撃必殺的なバイトを引きだしたい時、ギルグリグリのローテーションの一角で必要不可欠な一品。
水押しやアクションは大きくてもボディサイズはそこまで大きくない。
スローに漂わせれば非常に艶めかしく動くのも、ヴェロ120Fの特長。
ギルグリグリのベースとなる3タイプのルアー以外に初投入したのがコレ。
某魔法〇校の戦友でもあるミハラが手掛けるスイムベイト、WAZAMONO・ギルソフト130。
三原直之が今までトーナメント、取材、プライベートあらゆる場面で数々のビッグバスを釣り続けてきたギルロイドJr.とレイジースイマー。この二つを得意とする三原が自身のブランド「WAZAMONO」の第一弾に選んだのがギル型ジョイントスイムベイト「ギルソフト130」。
出典:イマカツ
フックはピアストレブルの#3に変更。
キャッチ率を上昇させる事で、釣れるルアーを創り出す。RYUGIトレブルのフラッグシップ。
いくら良いルアーだったとしても、フックのせいで魚が掛からない、獲れないのでは全く意味が無い。トレブルフックについて、もっともっと考えて欲しい。トレブルフックに求められる性能とは何か?魚がルアーにアタックした際、フックポイントが魚体に触れやすくする為のワイドゲイプ。ポイントが触れたその一瞬で、魚体に食い込もうとするような刺さりの良さ。アワセたパワーをしっかりと、素早く貫通力に変換できる絶妙な内向きポイントデザイン。掛けた魚に主導権を奪われず、確実に取り込む為の強度を有する、ピアスフックで培ったオールベンドデザイン。トレブルフックの宿命と言えるフックポイントのルアー本体や障害物等への断続的な接触でも、フックポイントが鈍りにくく鋭さが長続きするような耐摩耗性特殊鋼材サイバーメタルの採用。
実践を通して見えて来た理想の形状と素材に、タントラムコントロールに採用した異次元のフッキングパフォーマンスを持つTCコートを採用。RYUGIの持てるノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ、至高のトレブル。
出典:リューギ
オニちゃんは元々、ギルロイドJr.を使っていたこともあり、もしかしてと試したのがギルソフト130。
首振りできるスイムベイトで、水もしっかり動かしてくれるボディ形状。
コレなら闇バイトを正せるはずと感じて現場で初投入。
ギルグリグリは、インレット回りであったり、カバーの近辺にキャストしているが、カバーの付近ではカバの奥まで音が響くぐらいの着水音を立ててやるのが基本。
着水音で気づかせて魚にルアーを見にこさせるイメージ。
泳がせて水を動かすのと同じ。着水後は水面で長めに置いておく。
こちらが気づいてなくとも魚はいつの間にか近づいてきてる。
水深がある場所でも、岸沿いで水深がなくても、基本的にはフィーディングスポットになる場所が使いドコロ。
特にエサを追い込みやすい岸沿いはバスにも気づかせやすく、水押しのアピールと食いやすいシルエットのギャップがハマりやすい。
この1尾はバイトに持ち込もうとすると食い切らないため、浮上でリアクション効果を追加して食わせたバス。
少し長めに巻くことでレンジを入れ、浮かせる間に追わせてやる。
使い方もいろいろできるのが、ギルグリグリのイイところ。