強く意識したい「ハードボトム」の攻略法は煙ingとシジミ!
シャロー展開の中で、常に外せないシチュエーションが「ハードボトム」。
ハードボトムエリアで底をガリガリ小突く展開は、ナーバスなコンディションのデカバスを攻略するうえで大事なアプローチの1つ。
過去のキムケンスタイルでもピックアップしたアプローチで、ボトストであったり煙ingとして取り上げたテクだが、ハードボトムで効果的なのが、まさにこのテクニック。
ハードボトムの隆起(ブレイクなどの変化)を、あまり跳ねさせることなく砂煙を立て続けるイメージでガリガリ小突いて魚に見つけさせるようにアクションさせるべし。
キムケンいわく、あまり底から跳ねさせると食ってこない場合が多く、しつこいぐらいボトムを小突いて抑え込むようなバイトに持ち込めば、高確率でデカいとのこと。
使用していたルアーは、パーツが多く砂煙で隠れていても存在感の強いホッグ系ワーム・パワーフラッター4inchのフットボールリグ。
リグはフットボールヘッドTGの10gで、フックはインフィニの#4/0をセレクト。
出典:リューギ
出典:リューギ
そんな煙ing展開で特に注目したいのが「シジミ」の存在!
キムケン的に、ハードボトムが絡むエリアをチェックする中で、非常に大きなキーが「シジミ」の存在。キムケンの経験上、底にシジミが多い所ほどよく釣れるとのこと。
ここ数年は底に海苔のような「通称・ゴハンですよ」と呼ばれるリングビアウォーレイが多いため、引っかかってきてもよく確認せずに外していることが多い。状況がよいエリアほど確認すれば、その沈殿物にまじってシジミが絡まっていることに気づくはず。
エリアによってまったくないこともあるし、シジミの量は毎年変わるそうで、一概にココは多いともいい切れない。
ロケ時は赤野井湾内が非常に多く、昨年などに多かった葉山川のミオ筋は少なめだった。
魚が好むよい水を探しだしてデカバスを追いかけるキムケンスタイルでは、「シジミ」こそ春の魚の行方を捜しだす大きなプラスファクターだ。