いつでもどこでも基本は巻くだけ!
ショアジギ道場Rの道場長・ヒロセマンいわく、ショアジギはどうしても「しんどい」とか「過酷」などのイメージが強いとのこと。
正直、そういったシーンのショアジギングも昔から存在する。
ただ、このショアジギ道場Rでみなさんにお伝えしたいのは「疲れを知らない」お手軽&お気軽なショアジギング!
道具や素材、アングラーの進化で、ロッドも軽くて強いものが製品化され、メタルジグも小さくなって、よく飛びよく泳ぐタイプもラインナップ。
こうなることで、誰でも気軽に扱えて、動かしていても疲れないアプローチができてしまう。
扱い方や操作法は簡単だが、ジグは絶対に底まで落とすことが重要! 底をしっかり取れる重さのメタルジグを使うことと、それに見合ったロッドやラインセッティングを選ぶことが、疲れずにキャッチ率をあげるコツになる。
動かし方の基本その1
1つは底までジグを沈めて巻いてくるだけ。
お気軽お手軽なショアジギングを提唱するヒロセマンの基本は「タダ巻き」。とにかく前にキャストして、ジグを沈めて巻いてくるだけ!
どれぐらい巻くかは、その時の水深や魚のいる層に合わせるのがベスト。
表層なら着水してすぐに巻けばよいし、中層なら10回または15回ほど巻いて、再び底まで落とすの繰り返し。
大事なのは、同じリズムで続けることと、タダ巻きでも泳いでくれるメタルジグを使うこと。
釣りをしているシチュエーション下で、しっかり底が取れる(底が取りやすい)重さのメタルジグを選ぶことも大事な点なのだ。
動かし方の基本その2
タダ巻き以外の誘い方で、もっとも基本的なのは連続ワンピッチジャーク。
まずは底まで確実に沈め、リールのハンドル1回転で1回シャクリのリズムを連続で数回(5回でも10回でも15回でもOK)。そして再び底まで沈めること。
必ず底まで沈めるのは、魚が落ちていくジグを追尾していることが多く、次の立ちあがり(底から1アクションめ)がバイトチャンスになりやすいから。これはタダ巻きでも同じ!
シャクる際は同じリズムで続けることと、力まずに軽い力でシャクっても動いてくれるジグを使うこと。
同じリズムでシャクっていると、魚が食ってきたアタリも分かりやすくなって、アワせるタイミングも取りやすい。
動かす基本はタダ巻きとワンピッチジャークがあれば問題なし!!
今回使用していたメタルジグはジグパラ(ショート)がメイン。
出典:メジャークラフト