【奥田学ビッグセオリーvol.3】ポストスポーン攻略最強の攻め「ボトコン」とは？

ポスト攻略で最大最強のキーはリアクション！

初夏から梅雨の北湖でメインとなるのが、ポストスポーンの魚。

ポストスポーンといえば、産卵期の体力を回復するまでは非常にスローで、何かに寄り添い、じっとしている個体。

素早い動きには反応せず、追いかけて食う行動も起こしにくい。

一般的なセオリーというか王道は、定点で誘えるノーシンカーリグや底に置いておけるネコリグ。ラインは沈めてルアーの存在感を消してやるなど、非常に静かで繊細な展開を余儀なくされる。

この王道的展開こそ答えだが、スローな展開をガマンできない奥田が編みだしたのが、強制的なリアクションで効率よくバイトに持ち込む「ボトコン」攻め。

周知の通り、ネイルリグのボリューミーなワームをシェイクしながらボトムを小突いてイレギュラーな動きをだしながら魚の目の前をトレースするアプローチ。

これこそ奥田学独自のポスト攻略のビッグセオリー！

思わず口を使わせるリアクションと、常日頃からビッグバスが意識する絶対的なボリュームこそ、ボトコンに欠かせない要素。

使いドコロとしては、シャロー、ミドル、ディープ問わずだが、どういった所においても岩や地形変化、マンメイドストラクチャーなどが絡むスポット。

そのスポット内の魚が潜むであろう所でエサを追い込ませやすいボトムを徹底的に舐め尽くすのが、奥田学のボトコンなのだ。

今回はシャローからミドルレンジのマンメイドストラクチャー、水中に人工物が密集するジャングルカバーで投入したが、その読みはもちろん的中！

45㎝UP複数尾に朝の時合的タイミングで60.5㎝もジャングルカバーから超強引なパワープレイでキャッチ!!

これこそ奥田学のウルトラパワーフィッシングであり、ポスト攻略のビッグセオリー。

魚を獲るためには掛けて獲るためのタックルが必要不可欠！

使用していたタックルは、独自で開発して実績から導きだした答え。バンタム274MHとハイギアリールに、高強度PEライン＆リーダー。