これから本格化するのがシャローのビッグベイトゲーム
初夏から夏になると、ベイトに付いて回遊する個体も増え、ディープに向かう個体や、ウイードが伸びることでミドルからシャローに入ってくる個体も多くなる。
今年の北湖はウイードの成長が遅いそうだが、ウイードが伸びてくると楽しめる展開が「ビッグウェイクベイティング」。
念のためロケで用意していたのは、奥田学が手掛けるビッグベイト「バンタム・Btフォース」。
バスを騙し狂わせるために創り上げたバンタムシリーズ初のビッグベイト「Btフォース」。スイムバランスが難しい硬いテールをあえてワイドリップで強引に動かすことで、ファーストリトリーブで泡とスプラッシュがルアー後方をカモフラージュするコンセプト。
威嚇を意識させる強波動と低音ラトルに興奮しきったバスが、ルアーであることを見切ることなくド派手にバイトしてきます。勝負が早く、出ればデカい…完成度の高いサーフェス系ビッグベイトです。出典:シマノ
Btフォースといえば、水面で激しい飛沫&サウンドと波動で魚の本能を刺激するサーフェススイッチングベイト。
そのBtフォースに新たなホログラムカラー「強鱗(きょうりん)」カラーが追加・狂鱗シリーズの強鱗!
出典:シマノ
このカラーは、Btスラプターでも採用されているが、リアルすぎるフラッシングアピールでデカバスの本能を刺激してくれる。
Btフォースの水面攻めがハマる場所は?
特にこれからの時期、シャローウイードエリアは遠投して巻くより、ウイードパッチに対してショートキャストで刻むようにトレースしていく展開が面白い!
この展開では、着水して巻くだけでなく、強めのジャークでドッグウォークさせながらピンスポットから威嚇で飛びつかせるイメージ。
これで反応するヤツは、とにかくデカい!!
ウイードが伸びるこれからはロングキャストで掛けた際、ウイードに潜られる可能性も非常に高く、距離がでるほどフックアップ率も下がる傾向にある。
そんな時にかなり重宝するタックルが、ショートレングスのビッグベイト用ロッド、奥田学プロデュースのバンタム163H-SB/2。
スイム&ビッグベイト対応の異色のショートレングス
ビッグベイトゲームに不可欠なバットパワーを底上げするためのワン&ハーフ構造。操作性の高いショートレングスでテクニカルな攻めを可能にします。
出典:シマノ
バンタムの「SB」シリーズ最新作だが、ここ最近では珍しく短めの6ft3inch。
ソフトティップでベリーまで気持ちよく曲がるのはSBシリーズ共通。操作性、キャストフィール、バイトも弾きにくいなど、使えば分かるコダワリをブレンドしたモデル。
特にこのモデルの場合、キャスト精度をさらに高めてくれることと、ロッドワークがとにかくラク! ビッグベイトを1日使っていても疲れを感じさせないロッド。
こと、163H-SB/2に関しては、バンタム「SB」シリーズ初のワン&ハーフ仕様。2ピースジョイントだと、曲がる部分にジョイント部がくるので不安な部分もある。
ということで、曲がらないバット部にジョイント部を持ってくることで、理想のアクション&曲がりを実現しながら、強度面での不安を払拭したそうな。
2ピースよりもワン&ハーフにすることで他にも利点がある。それが「携帯性」。
元が6ft3inchとショートシャフトのため、とにかくコンパクトになる。
ココだけの話、遠征や怪魚狙いのため個人的にもほしいスペックだと思ってテストしていた経緯もあるようだが、デカい魚を獲るための凝縮されたコダワリは惜しみなく反映されている。
タックルセッティング解説動画はコチラ!