メインとサブをローテしつつ、サブをメインにシフトチェンジ!!
アップデートvol.2のメインパターンであり、ハマると強烈な展開と予想していたのが「落ちアユ」絡みのパターン。
カナモが落ちアユ絡みで投入したのが、プロトスイムベイトの開発コードネーム「おさかな君」。
カナモいわく、バスの理性をぶっ壊すベイトが「落ちアユ」。前回もキーとなったベイトは「稚鮎」だったが、今回は育って大きくなったアユが「釣れる理由」。
落ちアユを意識しはじめると、バスは食うべきエサ(=落ちアユ)と思える瞬間と、そのものにしかスイッチが入らない状態になり、カナモが理想とする偏り、つまり偏食モードのバスがメインになる。
アプローチも固定化され、いざという時にコチラから仕掛けやすく、落ちアユが追われるタイミングで投入すればバイト率も効率もUPできる。
これが本命だったが、状況は暗転?
メインパターンと想定していたスイムベイティングによる落ちアユパターン。
落ちアユがメインには変わりなかったが、水位の低下とアユの減少が「釣れない原因」となった。
インレットから落ちてくる弱った落ちアユは、インレットの落ち込みまで追い詰めるほど多くなく、時間が経つほど手前のウッドチップ溜まりが魚の支配度を高めていった。
魚の目線に合わせたスイムベイト展開で反応する個体もいるが、ほぼほぼキビしい状況に突入。
そこで本格化したのが、バックアップで用意していたサブパターン「吊るし」攻め。
メインパターンからサブパターンにシフトすることで、起死回生のバイトラッシュ。
一時的なパターンの1つと思いきや、ハマりにハマったのが、サブパターンの吊るし展開!!
これぞ、釣れる理由と釣れない原因のクロスオーバーが生みだすアップデート!
釣れないことを経験することがアップデートにつながるため、まずは釣れなかったことをネガティブに考えないことが重要。その場その時の状況に向かい合いながらいろいろ試すことで、手数も経験値もデータとしてストックできる。そのデータは、突如としてメインパターンに昇華されることもある!!