一体どうなっているのか興味がてら水中撮影してみたら・・・
展開チェンジでメインパターンとサブパターンが入れ替わる直前、何気に足元のウッドチップ溜まりに水中カメラを沈めてみた。
すると、ウッドチップ溜まりの境界線直下に陣取るデカバスの群れがモロに映っていた。
上からの写真で見ると、まさにカナモの足元で境界線となっている所。
ここを起点に魚たちは動いていた。
この映像を見た瞬間、カナモの展開は一気にアップデート。サブパターンがメインパターンに切り替わるタイミングだった。
バックアップのサブパターンが一転メインに!
魚の目線は完全に上を意識。メインで想定していたスイムベイトはフォールが主軸だったため、これがイマイチ、ハマらない原因だった。
そこでカナモがシフトしたのが、カバー直下のスモラバ吊るし展開。
これはまさにバックアップ用のサブパターン。
カメラを入れた直後にもかかわらず、いきなり試しの答え合せが正解となって返ってきた!
魚のコンディションもハイクオリティな筋肉マン太郎ばかり!
アプローチの正解は、こうした答えとして即座に返ってくるのがバスフィッシングの面白いところ。
このパターンは、さらなる減水傾向&アユ減少に暗転した翌日も威力を発揮!
魚のポジションこそ前後するが、完全にメインパターンと化した吊るし展開。
この状況下で何ができるかを想像し、手持ちのパターンをいろいろ試すことの重要性と、なぜ釣れないかという原因を知ることが、次なるアップデートの扉を開いてくれる。
ロケ前に急激なハマりっぷりを見せたスイムベイトの落ちアユパターンだったが、スポットパワーが落ちると、ちょっとした工夫も必要不可欠! 手数の多さと、その時に試すことの勇気は確実にアプローチのアップデートに導いてくれることをカナモは実証してくれた!!