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三原節 シーズン2 三原節 其の陸(vol.6)「イチかゼロか、一撃必殺プリバス攻略」

三原節[みはらぶし]其の陸 vol.6「イチかゼロか? 三原のプリバス攻略」

三原節では初のため池! 独自の節で楽しむ予定が・・・

今回の三原節、フィールドは珍しくため池をセレクト。

ため池といえばオカッパリで一番身近なフィールドでもあり、平野部や山間型など魚の動きにクセもあったりするので、いろいろ学べることも多い。

ミハラ自身もため池は年に1-2回くるかどうかのフィールドで、楽しみの方が上回る期待感でスタート。

今回は春シーズン。さらに池。これだけ聞くと爆釣イメージだが、まさかの雨で激寒!

寒の戻りや花冷えと呼ばれるタイミングにブチ当たってしまった。

前日夜からの大雨で、池の水位はまさかの大増水。

増水=岸沿いだが、これが春の怖いところ。冷たい水が全体に回ってしまったためか、春の気配は一切ナシ!

ヨユーをかましていたワケではないが、あまりのタフ化に腹をくくったミハラが取った展開は「プリスポーン攻略」。

自分の釣りを状況に落とし込んでデカバスに合わせていくアプローチでランガンを決行!

最大のキーは「中層」攻略

釣れる魚を手当たり次第に釣るわけではなく、自分の想像や想定したアプローチから魚の状況やポジションに合わせていき、バイトに導く。

これがバスフィッシングの一番面白いところ。

特に今回、大きな状況変化でキビしいと想定したため、狙いを完全にプリのデカバスに絞り込んだ。

そのため、春っぽさ全開のシャロー一辺倒ではなく、一歩手前、一歩沖で、さらにシビアなプリメスほど中層に浮くため、そのタイミングにすべてを賭けた。

ため池の場合、もっとも異なるのが「水色」。同じような環境もあれば、水深や水色がまったく異なる池もある。

そういったフィールド環境で狙い大きく分けたのが「クリアで水深のある池」と「濁って浅い池」。

異なる環境下の池で、ベストなタイミングに入り直し、水色によるアピールの使い分けでバイトを引きだすことに成功!

春で池と聞くと春爆イメージもあるが、特に今年は「雨」が多く、水中の環境を大きく変えてしまうことが多い。

本来なら巻きで! と思うが、押しっぱなしの展開では痛い目に遭うことも多くなっている中で、独創的で柔軟なアプローチをハメ込んだミハラ。

水色によるアピールと、キーとなった中層でアプローチの「静と動」を巧みに使い分けて破格級のプリメス攻略に成功!

この1尾で勝負アリ! という感じ。

まずは自分が思う展開や反応から、自分が狙っている個体はドコにいるのか? または、どの攻めが正解なのかを引きだすことが、さらなる1尾を食わせることに直結。特に寒の戻りが訪れる雨天は、さらに研ぎ澄ませて見抜くことで、狙いの個体を引きだせるはず!!

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