減水期のド定番はハードベイト展開
減水して魚の密度が高まった環境下で威力を発揮するのは、ハードベイト。
中でも、バイブレーションとクランクはオカッパリの強い味方!
キムケンがスタメンで持ち込んだのは、開発中のイヴォークバイブ(プロト)とイヴォーク1.8。
イヴォークバイブは昨年のキムケンスタイル琵琶湖ロケで初登場となったアイテム。
細かい仕様はドタバタスケジュールのため進展はない状態だが、実釣性能はお墨付き。
今のところ、小ぶりでぶっ飛び、低重心でイヴォークシリーズならではの直進性とハイピッチアクションを具体化したモノ。
特に、水温変化であらゆるレンジやスポットに散りやすい晩秋から初冬のフィールドで、特に水深のあるリザーバーにおいては素早くハイテンポで探れるルアーは欠かせない。
手当たり次第に投げても結果はでるかもだが、もし外すと何も起こらないのが晩秋から初冬の怖いところ。
まずは全レンジを探りやすいバイブレーションが、この時期は手堅いルアーの1つでもある。
サーチが速くて勝負も速い猪突猛進系クランク!
バイブレーション以外で減水期に強いのが「クランクベイト」。
特に、地形変化を舐めるように、かつスピードとリアクションでバイトを引きだしてくれるのが、イヴォークシリーズ。
シャローレンジは魚っ気がなく、一段下の変化を集中攻撃するべく、今回はミドルレンジを気持ちよく引けるイヴォーク1.8を投入。
猪突猛進、カバークランク。
『釣りの効率を上げる“道具”でなくてはならない』というコンセプトから生まれた対ヘビーカバークランクベイトです。
カバー回避後にあえてヒラを打たせず、すぐに起き上がる直進性の高さ、またアクションのピッチを限界まで早くすることを目指し幾多のトライ&エラーを繰り返すことで当初のイメージを超えた“獲るための道具”へと進化させました。
キャストが許されないような狭い水路でのピッチングによるアプローチ、小さなブッシュやレイダウン、ベジテーションから離れたがらないストライクゾーンの狭いバスをターゲットに、今までジグやテキサスの独壇場と思われたスポットですら、クランクベイトのステージへと変えてしまう可能性を、このクランクベイトは秘めています。
EVOKE 1.8
LENGTH:55mm
WEIGHT:11.5g
¥1,760(税抜¥1,600)出典:デプス
ボトムや地形変化に絡めて使うイヴォーク1.8だが、キムケンいわく、底や障害物に当てて使うクランクで、当たりが強いモノは何かに当たった瞬間、ボディが浮きあがって大きく回避するため魚のいる場所(バイトチャンス)も回避してしまうとのこと。
キムケンいわく、クランクはボートの方が釣れやすいのでは? といわれることも多いそうだが、実際のところ、オカッパリであれば回収直前に足元の壁(ブレイクや地形変化)をしっかり利用できるため、オカッパリの方が釣れやすい。
さらに、深い場所から浅い場所に巻いてくる際にリップで立てるボトムの砂煙は、想像以上にバスの本能を揺さぶってバイトトリガーになる要素の1つ。
釣れにくい理由はないということ!
猪突猛進系のイヴォークシリーズなら、直進性の強さから、底や障害物に当たっても浮きあがらずにトレースでき、いるであろうバスのテリトリーを的確にトレースできる。
まさにその解説中にヒット!