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キムケンスタイル シーズン6 キムケンスタイルvol.16「減水フィールドで巻く!」

キムケンスタイルvol.16「キムケンが明かすラインのスレ傷が大事な理由」

傷が見えるか見えないかでトラブル回避は可能!

実釣でキムケンが常に心がけているのは、基本的に自分のスタイルを押し通すことであり、その中で自分の魚を探すことと、ミスを減らすこと。

そういった展開の中で、ルアーセレクトとタックルセレクトは非常に大きな役目を果たす。

その中でキムケンが助かっていると感じているのは、信頼を置くことができるフロロラインの存在!

今回は減水フィールドでのハードベイトや巻き展開が主軸になったが、オカッパリで巻きモノとなると、何かにコンタクトさせる巻き方やトレースが基本になる。

中でもクランクベイトやフットボールヘッドは、常に底を感じながら巻いてくる。

そういった時に高強度のフロロラインは使いたいところだが、何かに擦れ続けると、どうしても表面に傷が入る。

このスレ傷が見えやすいかどうかが非常に重要だそうな。

キムケンが使っているオルトロスFCは、表面が柔らかい層で中に硬質のコアがある二層構造のフロロカーボンライン。

硬質であるが柔らかい
とどまる事を許さないOLLTOLOS[オルトロス]感性はここから研ぎ澄まされる
(社)日本釣用品工業会糸径に究めて準じたマテリアル質量を持つ、単位断面強度が最高レベルのフロロカーボン原糸です。3号dia0.293mm=13.3lb+。この原糸にYGK特殊技術であるa1+加工を施し、糸径誤差が殆どなく最高強度が安定し、ナノスクラッチなどが入りにくい〝せん断強度〟をもたらし、突発的な外因性ダメージによる突然のラインブレイクへの対抗性を保持しパワーゲームを制します。更に延伸倍率と曲げ弾性率を見直し新開発テクノロジーを駆使し、最高相互到達点を意図的に設定することが可能となり、フィールドから得られた膨大な情報とYGKビッグデータをもとにトライ&エラーを敢行し、カバーやストラクチャーに対するラインの巻き付きなどを高次元で回避する直線性・張りをもたせながらリールスプール上でごわつかず躊躇なく渾身のフルキャストを決めれます。硬質であるが柔らかい、この相反性能を見事に突き抜けたのがオルトロスFCである。

出典:Y・G・K

これはイヴォーク1.8のクランキングをしていた時のもの。表面は軟らかい層で傷がつけば白っぽく見えるが、硬質のコアは問題なし。

でも、この時点でラインは結び変えたい。

この時は、水中の段々畑やリップラップを、これでもかとトレースし続けていたが、入った傷はわずか。

このスレた傷が入りにくくて見えにくい硬い表面のフロロラインだと傷に気づきにくく、高強度であってもそれが単層構造のフロロだと、急に投げ切れしたり、ラインブレイクも起こりやすい。

つまり、傷が見えることで事前にラインブレイクを察知&回避できるということ。

オルトロスFCは表面に傷が入っても、二層構造のコアがしっかりネバるので切れにくい特性もある。

このネバりが、いざという時に真価を発揮してくれる!

2022年度バスマスターシリーズに18戦もエントリーし、ラインブレイクは木に巻かれた時の強引フッキングの1回だけだったらしく、ほぼ糸切れなし。

この信頼の分厚さが、掛けても獲れる自信につながる!

ラインは自身とルアーをつなぎとめてくれている唯一の命綱。いざという時のトラブルは、釣りのリズムも展開も変えてしまうファクターになる。この時に大きな信頼を置けるのと置けないのでは、釣果に大きな影響を及ぼしかねない。フロロラインに対してのキムケンの答えは、オルトロスFC一択!

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