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「ゆたかボーイ KinKiウォーカー」 シーズン1 ゆたかボーイ KinKiウォーカー vol.1「でるかロクマル!? ゆたかボーイ、初場所の青野ダムを歩く」

ゆたかボーイ Kinkiウォーカーvol.1 「カナモの青野ダムの歩き方」

過去の経験から読み解く魚&場所のクセ。カナモの気になる歩き方

しゃべくり倒してスタートしたカナモ。

ゆたかボーイを見送って、あえて違う川筋をチェック。

2人いるなら別々で動いて、それぞれ別の情報を集める。これなら非常に効率もUP。

午前中の狙いは「今日どこがよくなるのか?」の調査。魚を釣りにいくのではなく下見に向かうことに。

まず最初に入ったのは黒川筋の上流部。

ここでは、キーとなる水色やワカサギの存在を素早くサーチ。

減水傾向で最上流部は浅すぎるため、上流のファーストベンド部から水深のでやすい下流側に絞り込んでチェック。

エリア内で可能性のある水深やカバーだけを効率よく探っていくが、魚の気配が薄いことに気づく。

結果的に、水の動きはなく、風もない。バスどころか、コイやニゴイなども少ないため、即座に見切る。

ただ、風が強く当たって水が動き、雨の流入も絡めば化けるかも? と判断。

午前中に探って絞り込むための情報収集なので、深追いはしない。

次は青野川筋方面の本湖側。岸ギワに水深を有するエリアで、先ほどとは異なる環境をチェック。

吹くであろう風が当たっていると予想したが、そこまでの当たり具合ではなかった。

カナモが何となく想定していたアプローチは2つ。それは、遠浅エリアでのミノーと、縦の変化でのバマスト。

どちらがどういったタイミングでハマるかということと、果たして魚は絡んでいるのかをチェック。

実際、ここでは足元で超ビッグサイズが猛追! 水深とルアーの引きシロが合わず、ギリギリで見切られることとなったが、情報としては前進できる大きな一歩!

その後は、そのまま青野川筋の上流部にもエントリー。

ここはこの時期の超定番スポットであり、カナモも毎年春シーズンは伺っている。

ここで定番となるのがレベルミノー、またはレベルミノープラス。ココにくるアングラーで使ってない人の方が珍しく感じるほどのローカルベイトならぬ青野ベイト!

元々、想定していたルアー立てがミノーとバマストの2本、このミノーとバマストの使いドコロと棲み分けを具体化しながら、さらに精度を高めていく。

そして、弱かった風がようやく強くなり、吹き抜ける方向と当たる場所を予想しながらエリア展開したカナモ。

ここぞというタイミングで、激浅の上流にエントリーし、セレクトしたのはもちろん、レベルミノー!

見ためでは分かりにくいが、岸沿いを見れば水中に張りだす部分や水の動きでチャンネルラインの変化が分かるはず。

浅くてストレートに見えて、実は水中変化に富んでいるのが青野川。

底に沈む障害物にミノーが引っかかり、ていねいに外した直後に再び軽くスタック。

それをうまく抜いた瞬間、戦慄の強烈バイトがカナモを襲う!!

カナモ的には偶然とのことだが、オートマ2連続リアクションが効いて、助演ながら50㎝をキャッチ!!

狙い澄ました選球眼、実釣力、これがカナモの実力だ!

その後、昼からは違うエリアの仕上がり具合を確認するべく、青野川筋の上流はゆたかボーイに譲り、その下流エリアに向かう。

その理由は、吹きはじめた風の当たり具合にあった。

心地よすぎるといっていた波の音。風向き的に、もしかしたらと向かってみたら、カナモの理想像とリンク。

地形と風向き、波当たり。主役のゆたかボーイが訪れていたのは風が弱かった午前中。

その時とは違うシチュエーションができあがっていた。

岩盤地質でショボめのレイダウン。ゆたかボーイもアラバマ(G.i花火)でトレースしたが、何の反応もなかった場所。

ここで再び事件が起こる!!

沖側からトーレスしても無反応。

そのまま再度アプローチし、足元でバマストのトレースコースをレイダウンに向けて変えてみると、その答えは急に返ってきた!!

ドルフィンバイトからの強烈なファイト。バイトを予測していたのか、落ち着いたファイトで難なくランディングに成功!

瞬間的なフィーディングで動いて差してきたギリ50㎝をキャッチ。

読みと攻めがまともに的中!

これほど気持ちのよいものはない!! これを心の底から味わえるのがバスフィッシング!!!!

カナモが伝えたかったのは、エリアによるルアーの明確な使い分け。

今回はミノーとバマストの2本立てで、これ以外は使用していない。

いろいろ使うのも間違いではないし、その経験が次のステップを作りあげてくれる。

ある程度の憶測や予想で用意して、くるべき環境下、使うべき所でマッチしたルアーを入れる。

ただ、この流れにたどり着くには、事前の組み立てが必要不可欠!! 現場での情報収集が生みだす判断力が結果に導いてくれる。

実際は、ミノーでもう一発(身切れバレ)、バマストでは足元チェイス2回が発生。

新企画で初回、そこで助演がやりすぎると・・・ということで、夕方はのんびりスローダウンしたが、まさかの初日で終了は、主役も予想していなかった。

まさにドSな動画番組、それが「ゆたかボーイ Kinkiウォーカー」!!

カナモが思う青野ダムの印象はコチラ!

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