アオノで使ってない人の方が少なくない!? それが青野ベイト「レベルミノー」
近畿の人気フィールドを歩く、ゆたかボーイ Kinkiウォーカー。
第一回目の青野ダムだが、ここはここで春になると毎年猛威を振るうルアーが存在する。
それが「ミノー」。ミノーの中でも誰もがうなずくアイテムが、レベルミノー!!
もはやご当地ルアーレベルで、中でも青野川筋ではキャスト時に重心移動ウエイトが奏でる「カチーン」という音でにぎわうほど。
特に初場所でもあり、全域の特徴を知らないゆたかボーイにとって、青野ダムで有名だからという理由でレベルミノーを使っていたワケではなく、テンポのよいハードベイトで広範囲を素早くサーチしたいところから、レベルミノーをセレクト。
一方、カナモは青野ダムでのレベルミノーがハマることも知っているし、レベルミノーを春アオノのご当地ルアーにした張本人!
ただそれには理由が存在する。
状況によって、ミノーを通すだけでは速すぎて魚に気づかせられないこともある。だから、ミノーだけあればOKというワケではない!
特に遠浅なシチュエーションではレベルミノーがドンピシャで扱いやすく、釣果も望めるパターンとして用意していた。
ただ投げて巻くだけでバイトに引っぱりだせるレベルミノーだが、常に同じことではダメ。
クリア水質であればリトリーブは速めで見らせないスピード。濁っていれば逆に魚が気づける少し遅めのスピードで巻いてやる。
ロケの時は、水色によって巻きスピードを変えていたカナモだが、沈みモノに引っかかったルアーを外し、その直後に再びルアーがスタック。それをうまくかわして抜けた瞬間にバイトが発生!
つまり、濁りは少々だったため魚は障害物に付いていた。そこに引っかかっている間はルアーを見ていて、外れた時に近づいた。
その後にまた引っかかり、ツルっと抜けた際の動きがバイトトリガーになった。
食ってきたバスは、まさに青野クオリティ!!
ゆたかボーイはほかのアングラーが投げていたのを目撃していたようで、これこそが実績といえる。
それが青野ダムでのレベルミノー。