球種でいえばストレート! スロー巻きチャターのスイムジグ展開
魚が少しボトムを意識。中層までは浮きにくい時に投入していたのが、チャター系。
本来ならスイムジグの出番でもあるが、タダ巻きでノー感じすぎるスイムジグが実は苦手。
そこで編みだしたのが、超ハイピッチタイトアクションのチャター系でスロー巻き。
オニちゃんは、マックスブレードtypeスピードの8gを愛用。
マックスブレードtypeスピードは微振動で巻き感も分かりやすく、8gであればさらにスローにボトム近辺もサーチ可能。
MAXXBLADE Type-SPEEDはこれまでのブレーデッドジグには無い「高速・微波動・超ハイピッチアクション」が開発コンセプト。
カーブフォールでもしっかりブレードが起動する極めて高いレスポンスを持ちながら通常の早巻きレベルは勿論、高速リトリーブにおいても水面を割らないハイバランス設計。
デッドスロー~超ハイスピードまで幅広いスピード域で扱えるため、クリア気味の水質やオープンウォーター・無~微風・ハイライトコンディションなど、通常のブレ―デッドジグではバスを騙し難いタフコンディションに強く、超ハイピッチ且つタイトなアクションはベイトフィッシュライクな波動を生み出し魚を魅了します。また高速域での直進安定性を生かしたリアクション系スピードトリックや、河川やバックウォーターなど流れの早いエリアの攻略はタイプスピードの独壇場と言えるでしょう。
どシャロー対応の8g、オールマイティーな11g・やや深めのレンジや激流に対応する14gのラインナップで抜け目のない戦略が可能。
日本のフィールド環境攻略する為の「必然」が生んだMAXXBLADE Type-SPEEDは、ジャパンオリジナルのニュータイプブレ―デッドジグと言えるでしょう。
出典:レイドジャパン
一般的なブレードベイトの中でも非常におとなしく、わりとタイトなアピールで速さを活かしやすいルアーだが、今回はスピードをさらに落として使用。
トレーラーはシャッドテールをセットしているが、偏平ボディのスイムベイトをセット(すでに廃版のホローベリースイムベイト)。
こういったタイプは浮力もあり、タダ巻きでもフラッタリングが増え、独特なアピールも自発的に追加されやすい。
タダ巻きだけでメリットを感じる偏平ボディのシャッドテールだが、デメリットはキャスト時のズレ。
そこは承知で使用している人もいると思うが、オニちゃんもその1人!
一度ズレると交換が必要で邪魔クサいため、秘策を投じたオニちゃん。
使っていたのがインセットキーパー!
インセットキーパーは、オリキンこと折金一樹さんが手掛けるリューギの新作パーツだが、スピナベやスモラバなどにセットするトレーラー用ワームのズレを排除するアイテム。
オリキンさんの解説はコチラ参照!
モノは小さいのでセットする際はプライヤーなどでつまんでワームに押し込むが、基本的にスピナベやスイムジグはワームキーパーがあるタイプに対応!
ワームの上から押し込めば中央部で固定でき、ワームの中で先端部も開いてワームをロックする仕組み。
これはマジでズレなくなる。
真ん中にキーパーが通ればパチっと音がするので、セットする時はこの音を目安にすればOK。
大型トレーラー使用時やパワーフィネス系のスモラバのトレーラーにオススメしたいアイテム(初夏頃リリース予定)。
発売までほんの少しお待ちください!
シャロー&ミドルのフラットやブレイク近辺で巻く!
オニちゃんが狙っていたのは、岸沿いや岸近くのブレイク。その沖のフラットにある沈みモノ。
こういった所で、とにかくデッドスローに巻けるのが最大の特長!
元々軽めのブラシガードがセットされているマックスブレードシリーズは、少々のカバーや沈みモノもクリアしてくれる回避性能もあり、スローに引くことで、何かにコンタクトした時も瞬間的に速く巻けば浮きあがって回避もできる。
思っていた以上に回避しながらアピールでき、スイムジグが苦手な人でもスローに巻き通せる使用感(振動)が絶妙によい。
本来は速く巻いて真価を発揮するタイプだが、逆に遅く巻くことで違った性能を発揮する。
まさにオニちゃん的ド直球のストレートが、タイトなチャタースイムジグ展開。