食性ではなく威嚇に振り切ったジャイアントスイムベイティング
ロケ時(梅雨入り前)は大きく分けると3タイプの個体がいると想定。
中でも、プリは一番少なく、ミッドスポーンが中心。さらに増加傾向のポストスポーンもいる。
釣果を高めるには、巡り合う確率の高い個体がいるエリアや、それに見合ったアプローチが必須!
フィーディング個体は1日の中でも限られた瞬間やエリアでしかリンクしないことから、それ以外の個体を攻略するべくメインにしたのが「威嚇系」のジャイアントベイト。
ジャイアントベイトのメインはご存知、カープヘッド。
シグナルのジャイアントスイムベイトで、北湖や湖北ではご当地ベイトと感じるほど積み込まれているアイテム。これは目で追える水深で使用。
重量200gで肉厚なテールによる破壊的なテーリングアクションが、寄せと威嚇を両立。
特に、障害物や岩などの介したダウンヒルボトムバンプはイイ思いをした人も多いはず。
奥田はSBカウンターウェイト(約60g)をセットし、サーチ用ではムダなプレッシャーを避けるためフックをセットせずに投入。
反応を見て食わせられる動きをした個体にはトップフック仕様でトライ。
セットしているSBカウンターウェイトはニッパーなどでカットできるので、魚が嫌がらないフォールスピードローテも可能。
嫌がるそぶりを見せる個体には即座にウエイト&ルアーローテがキホン。
イメージはスイムベイト=リトリーブだが、コイツはボトムや沈みモノに対して当てたり、ボトムバンプで遠くの個体も見にこさせる究極のリアクションベイト。
ロケ時は、浮いているデカバスが気にしているのがルアーのサイズなのか、動きなのかをサーチしてルアーローテした結果、食性ではなく威嚇寄りに反応することが発覚。
即座にカープヘッドを選んで岩を利用したハイスピードボトムバンプで狙い通りのバイトを引きだすことに成功!
苦戦が脳裏をよぎったタイミングだったが、58㎝・3600gをあっさりバイトに持ち込んでくれた。
カープヘッドの質感&サイズはコチラでチェック!
圧倒的な存在感とテーリングのカープヘッド。本体約200gでSBカウンターウェイト約60g、まぁまぁ重いでなぁ。
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上下動ではなく、横方向の新時代リアクションがカープスライダー360
カープヘッドとはサイズもタイプも異なり、訴えかけるベクトルも異なるジャイアントベイトが「カープスライダー360」。
テストモデルとして開発していたスイムベイトの進化系で、今までにないインパクトを持つジャイアントスイムベイト。
カープヘッド(約200g)と比較すると、一目瞭然。デカいし重たい。
この日はフックなしのスイムアクション確認用と、SBカウンターウェイト&トップフック仕様のタイプを持ち込んでいた。
ロケ時は、発見したデカバスにカープヘッドを投入して状況を確認していたが、あまり乗り気な反応せず。
その後、奥田がカープスライダー360のアクションをチェックしている時、同じデカバスがたまたま通りかかったわけだが反応は急変!
動き的には艶めかしい=捕食系かと思いきや、サイズや動きのインパクト=壮絶な威嚇と捉えられたのか、息つく間もなく強烈なバイトが発生。
今回のロケでは実に3本めのロク越え!!
完全に正解の使い方はまだまだこれから開発の余地アリだが、カープスライダーが新たに生まれ変わった直後のロクマル捕獲。
今後の進化が楽しみなジャイアントスイムベイトでもある。
カープスライダー360プロトをイジったけど、重たすぎて何もできなかった動画。
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