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奥田学 BigTheory[ビッグセオリー] シーズン4 「65cm出現!本気のサイトで狩るマッチ・ザ・インパクト」奥田学BigTheory[ビッグセオリー]vol.11

奥田学ビッグセオリーvol.11 「バスフィッシング界のタブー!? サイトで人より多く魚を釣るコツ」

サイトフィッシングは魚だけを探すのではない!

今回の展開でメインとなったのは「サイトフィッシング」。

シャローを意識して目視できる水深に魚が差してくる時は、魚自体を探してアプローチにつなげるのが、サイトフィッシングのイメージ。

特に奥田は異常な速さで魚の存在に気づくことが大半。こちら(一般人)が見えない魚もイチ早く気づいている。

その差はいったい何なのか? バスフィッシングではタブーでもあるサイトの魚の見つけ方に迫ってみる。

奥田いわく、人の目はそれぞれ異なるため、見え方も人それぞれ。

同船していても次々に魚が見える人もいれば、まったく見えない人もいる。

それは偏光サングラスを掛けていても同じ。

まずは水面のギラつきを抑える偏光サングラスがないと話にならないが、レンズも自分の瞳に合ったモノを選ぶことが第一段階!

奥田の場合、今回用意したのがイーズグリーン、ラスターオレンジ、イーズブルーの3タイプ。基本的に、魚を見つけるというよりも、レンズを介して、その時の水色で水中がどのように見えるかが大事。

参考までに、粉っぽく薄く濁ったらイーズグリーン、晴天でコントラストを高めたい(地形の高低差などを見る)時はラスターオレンジ、クリアウォーターならイーズブルーにしているとのこと。

第二段階は、魚だけを探すのか。それとも魚の動きにつながる地形変化や地質を見るのか。

視力の良し悪しもあると考えがちだが、実際は周りの違和感に気づきやすい注意力も大事と思う。

魚だけを探す場合、人によって見える見えないはもちろんある。ただ、底まで丸見えのシャローであれば魚だけを探して追いかけるのもアリ。

今回のように、コアユの流入で浮きはじめたバスはコレに該当。一過性だが、もっとも効率がよい。

水深2-3mなどのちょっと見ただけでは魚など見えない場所では、魚だけを探すと何も気づかなかったり見えなかったり。

特にシャローを意識して差してきやすい時期やタイミングは魚のプレッシャーも尋常じゃない。こちらが魚に気づかれる前なら探しやすいかもしれないが、これも人の目や注意力次第。

底まで丸見えではない水深であれば、沈みモノの有無や水深変化など、バスが行動ルートにしていそうな場所だったり、魚が溜まる&泳げるシチュエーション(岩陰やブレイク)を中心に、ちょうどブレイクの浅い側だけだったり深い側だけと決め、ストレッチを折り返して数回に分けて見ていく方が魚の存在に気づきやすいかも。

これは風も波もない場合のたとえ。自然環境のため、もちろん風も吹けば波も立つ。アングラーは自分だけじゃないので引き波もある。

さらに、太陽光の強さや日射角度、風向きの変化によって見えるものも見えなくなる。

こうなれば腕の見せドコロ。風の当たる先を読んでサイトができるエリアをランガン。

今回は、この入り直しの展開がドンズバで当たってデカバス連打劇となった!!

仮に魚が見えたから、すぐに釣れるほど甘くない。ここでモノをいうのが奥田のマッチ・ザ・インパクトローテ!

どちらにせよ、魚を見つけることも大事だが、本番は魚を見つけてから。泳いでいるバスや小魚はどういった動きをするのか、どのようなモノやレンジに反応するのか。魚はもちろん、それ以外のデータをどれほど収集できるかが、今後につながるサイトフィッシングといえる

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