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たまらんばい永野の南湖LOVER シーズン6 南湖LOVER vol.7「魚探ナシでデカバス連打する方法!」

南湖LOVER vol.7 「魚探ナシ!目で見て分かるウイード攻略(木ノ浜沖)」

魚探がなくても狙いドコロが絞り込みやすいのは浚渫+ウイードエリア

無謀としか思えなかった魚探全外しの南湖LOVER vol.7ロケ。

実は以前から永野くんもやりたかった企画の1つ。

ライブソナーもなければGPSもない状態だが、コレって一般的には普通かも。

そんな条件の中、セレクトしたのは南湖北部の木ノ浜沖。

木ノ浜沖は今回のメインエリア。

真夏で高水温、台風前の放流15tという環境下で、少しでも流れが通りやすいエリアがココ。

南湖の中でも幅が狭く、北湖からの流れも通りやすいが、もっとも大事なのは「目で見えるモノから地形が想像しやすい」というところ。

特に高水温で魚のポジションも固定化されてきたタイミング。

こういった時こそ魚をストックしやすいエリアセレクトがモノをいう。

基本は目視で確認できるエビモの周り。

パッと見た感じで全面にウイードが生えていても、どこかしら何も生えていない場所が確認できる。そこが浚渫の「穴」になる。

3号水路沖の浚渫は穴が2つ合わさった形状で、周りにウイードが生えているが、穴の部分には何も生えていない。

こういった場所は少々風があっても目で確認できる。

この場所を細分化していくと、南側(図面右側は岸)にはエビモの林があって、北側は浚渫の穴。

北部からの湖流が通ると、必ず水の当たる場所が存在する。

今回、スタッガーオリジナル4inchのスタストで狙ったのは水の当たる場所がメイン。

流れは遮るものがなければ北から南に通るけれど、途中に張りだしがあれば張りだしの北面に流れが当たる。

季節がら、絶対に狙わないといけないのは「流れが当たるエビモ」!

特に今回ボイルしていたりベイトフィッシュが逃げ回っていたのは、浚渫と浚渫の合わさった掘り残し(張りだし)。

この流れが当たる場所でフィーディングが起こっていた。

フィーディングは朝イチとは限らず、朝二番や10時頃に突如として発生することが多い。

突然起こるボイルこそ、周囲を見ずに魚探をずっと見ていたら気づかないことかもしれない。

今回は、エリアセレクトと絞り込み。

そして目で見てボイルを即座に撃ち抜いた瞬間的かつ素早い判断が南湖モンスター攻略に直結した!

ボイルが起こったのは穴中央部の張りだした部分で、スタストでバイトを引きだしたのは流れの当たる南側。

目でウイードの有無を確認し、最終的にルアーを入れてみて引っかかる感触で地形を特定すれば、魚探がなくてもだいたいは把握できるはず。

今後の展開として覚えておきたい攻略ネタ

今回メインとなった木ノ浜沖の浚渫だが、ここ数年、浚渫の穴からカケあがった先のショルダー部。

ウイードが密に生えるまでに何も生えない踊り場のような場所ができる。

どうしてもウイードが生えていないとよくないと想像しがちだが、実際はウイードエリア内でウイードがない所、抜けている所はフィーディングスポットになっていることが多いとのこと。

何もない所にウイードがあればそこは釣れるし、ウイードが生えていれば何もない抜けた所がアツくなる。

ここ近年の琵琶湖はその傾向が強い。

今回は木ノ浜沖で実践したが、これは下物沖でもディープホールでも同じ。

琵琶湖プロガイドNo.1出船率、たまらんばい永野の経験談でもある。

イメージでは、今の琵琶湖は高価な魚探がないと勝負にならん! と思ってしまいがちだが、全員同じ条件で釣りはできないのが現実。

ただ、現在のハイスペック魚探はあれば非常に役立つことも間違いない。

もし、レンタルボート利用でフル装備が借りられなかった時、さすがに巻いボートでそこまで高い装備できないよという方。

今の琵琶湖は高価な魚探を揃えなければ釣れないのではなく、魚探の映像以外に、目や手元の感度などで、どれぐらい情報を収集できるかが大事!

今回の釣り方は一度は試したことのある昔ながらの温故知新系、スタッガーのスタストや水面アプローチ。令和の世、釣る技術や道具の性能は大きな差がないレベル。もし釣果差が広がるならば、現場で得た情報をうまく活用しているかどうかでは?

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