魚探ナシで攻略する唐崎沖ウイードエリア
メインの木ノ浜沖以外でチェックしたのが、ボディウォーターに面した唐崎沖。
もちろん魚探なしのため、だいたいの山立てでチャンネルラインに入ってみる。
チャンネルラインであれば、中央部を通るカレントの動きは水面の泡や浮遊物でも確認できる。
唐崎沖ではチャンネルラインよりも浅い側(この時はチャンネル東側)にウイードが生えているので、ウイードのエッジになる場所を狙いたい。
ウイードのエッジから沖側(チャンネル付近)は「通称・ごはんですよ」こと、リングビアウォーレイが多くなるので比較的分かりやすい。
水深変化だけでは分かりにくいため、手掛かりとなるウイードとリングビアウォーレイの引っ掛かり具合からエリアを推測してみればOK。
この唐崎沖で使用していたのが、コイケフルキャストのスルダンリグ(7g)。
COIKE FULLCASTのリグにはルールがありません!
4/0サイズ以上のマス針(ガード無し)をセットするのが基本リグ。浮力を活かしノーシンカーでトップウォーターとして使用、ベイトタックルで吊るしも可能。ダウンショット、ジグヘッドなどにも応用可能。アングラー自身で無限にCOIKE FULLCASTの可能性を広げてください。素材
エラストマー⚠️ワーム素材と一緒に保管すると溶ける原因になりますのでご注意下さい。
推奨リグ
ノーシンカー・ヘビーダウンショット・キャロ推奨フック
“VARIVAS ワッキーマスター モンスター4/0・RYUGI タントラムコントロール4/0・5/0*ノーシンカーの場合コイケフルキャストは浮きます。
出典:ハイドアップ
チャンネルラインの具体的なアプローチ
唐崎沖のチャンネルラインは、下物沖のチャンネルラインも同じで、アプローチは2通り。
たまらんばい的に、ウイードのない方からウイードのある方を攻めたいため、基本的にはウイードがある方にルアーを投入したい。
特に、メインで使用したコイケフルキャスト&コイケ17㎜のスルダンリグは、ウイードのある方にボートポジションを取り、ウイードがない方(底にリングビアウォーレイがある方)にキャストすること。
スルダンリグであればリングビアウォーレイはシンカーにまとわりつくので、ルアーやフックに引っかかることもなく、ストレスなく集中してウイードの壁(エッジ)に向かって引いてこれる。
つまり、食わせるのはウイードの壁(エッジ)。
アピールが強いリグなので、周囲から呼び込んでエッジで食わせるイメージが大事!
もしウイードのない方からウイードがある方にキャストすると、繁茂したウイードにリグが引っかかりやすく、まともにトレースできないのもよく分かるはず。
ていねいにやったところで、時間がかかりすぎてエッジまでたどりつかない。
広大なエリアだけに、効率性も求められるのが、チャンネルラインの攻め方。
ここで紹介しているのは、スルダンリグでウイードの壁を狙う時に釣りが成立する時間の長いアプローチ法。
チャンネルラインでは、ウイードのある方、ない方、どちらを攻めるかで使用するリグやルアーは使い分けたい。
チャンネルラインを上から攻めた時のイメージはコチラ
補足として、コイケフルキャスト&コイケ17㎜のスルダンリグでチャンネルラインを攻める際、ウイードのない方からウイードのある方へ引いてくるわけだが、上から見るとこんな感じ。
ボトムを引くリグで、ノーシンカーやフリーリグ、ミドストであれば、誘っている間にリングビアウォーレイを拾いすぎない場所(ウイードがある方)が攻めドコロ。
同じくボトムを引くリグでもスルダンリグは、誘っている間は底付近にしかないリングビアウォーレイが多いゾーンからウイードエッジになる間が狙いドコロ。
狙いドコロ&食わせドコロは同じだが、唐崎沖や下物沖のチャンネルラインで釣れる所は、ワームやフックに引っかかりやすいモノ(リングビアウォーレイ)が必ずある。
たまらんばいの場合、リグ自体トレースしやすい方向を定めてから使うべきものを決めてアプローチしているとのこと。