雲丹パターンといえばコイケフルキャスト。発掘したのは永野総一朗!
令和の琵琶湖をはじめ、全国各地で異彩を放ちながらも壮絶な釣果を叩きだし続けているのが、コイケフルキャストとコイケ17㎜。
過去の南湖LOVERロケで試しのノリで使ってみると、想像を絶するデカバス連打劇。
それから一気に夏のデカバスパターンに昇格!
Vish 南湖LOVER vol.5本編
Vish 南湖LOVER vol.6本編
今や入手困難のまま、手に入れた方たちは貴重な手持ちを大事に使っている状態。
そう、コイケフルキャストの雲丹パターンを発掘したのは「永野総一朗」であり、「南湖LOVER」なんです。
そんなコイケフルキャストは今や琵琶湖で雲丹パターンとして知れ渡り、たまらんばいが編みだしたスルダンリグの独自セッティングとして現在も使われている。
コイケフルキャストの基本セッティングはこちら!
COIKE FULLCASTのリグにはルールがありません!
4/0サイズ以上のマス針(ガード無し)をセットするのが基本リグ。浮力を活かしノーシンカーでトップウォーターとして使用、ベイトタックルで吊るしも可能。ダウンショット、ジグヘッドなどにも応用可能。アングラー自身で無限にCOIKE FULLCASTの可能性を広げてください。素材
エラストマー⚠️ワーム素材と一緒に保管すると溶ける原因になりますのでご注意下さい。
推奨リグ
ノーシンカー・ヘビーダウンショット・キャロ推奨フック
“VARIVAS ワッキーマスター モンスター4/0・RYUGI タントラムコントロール4/0・5/0*ノーシンカーの場合コイケフルキャストは浮きます。
出典:ハイドアップ
フックはワッキーマスターモンスターの#4/0。
ワイドゲイプで強靭な軸線径。コイケフルキャストのサイズで安心して扱えるマス針はコレ以外ない。
ワッキーマスター モンスター
モンスターバス対応、ワイドゲイプのヘビーワイヤーフック!モンスターバスの硬い口でも確実にフックアップに持ち込む超強カフック。
ワームのホールド性重視の専用設計で、特にロングワームには不可欠なアイテム。ハイパワーカーボン素材の強度、グランポイント採用によるハリ先の鋭さと耐久性は、他の追随を許しません。出典:バリバス
リグはスルーダウンショットリーダーの30cm(長さは場所や状況によってローテ)。
ワンタッチでリーダーの長さを変更でき、シンカーのウエイトも即座にローテできる。
エリアごとの細かいリーダー&ウエイトローテができるのはコイツだけ!
スルーダウンショットリーダー
業界初!ヘビーダウンショット専用リーダー誕生!
●リングオフセットフックにワンタッチ装着できる専用リーダー。
●ヘビーダウンショットの弱点であった、糸ヨレが徹底解消されることで、スムーズにスポットヘ攻略可能。
●太めのリーダーを採用することにより、リーダーが障害物の隙間に入りにくく、根掛りが激減。
●これまでの常識では考えられない、リーダーレスダウンショットリグ感覚でダウンショットをカバーに打ち込める驚愕の新メソッドです。
●スルダン(スルーダウンショット)にもおすすめのリーダーです。出典:バリバス
シンカーはTGスリムシンカークイックチェンジャーの7g。
TGスリムシンカークイックチェンジャー
クイックチェンジャーシリーズにスリムシンカーが登場!【藤木淳プロ監修アイテム】
●シンカー下部に搭載したデルタ型突起が感度を増幅。
●スリムなフォルムはすり抜け性能が高く、ポイントを「点」で攻めるようなアプローチに効果的。ボトムとコンタクトさせやすいデルタ型突起をインストール!
スルスルと障害物をすり抜けて来るので、根掛かりしやすいフィールドや
カバー撃ちでは、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。<ウィードやカバーの隙間を集中的に点で攻めるなら>
スリム型の「TGスリムシンカークイックチェンジャー」がマッチします。出典:バリバス
感度の高さと抜けのよさ。操作性をさらに高めてくれるのが、TGスリムシンカークイックチェンジャー!
当初はフックのアイにスルダンリーダーのリグを差し込んでラインも結んでいたが、あれからアップデート。現在はスプリットリングを追加。
新たな旋風を巻き起こしているコイケ17㎜は、フックにループモスキートの#2/0を用意。
毛で誘い、球で喰わす!
“旧コイケとフルキャストの中間サイズがあれば!”と 思った方は多いはず。状況に合わせて釣りたい、 そんな時に持ってて損がない、釣れるサイズ登場!
ノーシンカー・ダウンショット・ネイルリグ・フリーリグ・ジグヘッド
VARIVAS ワッキーマスター モンスター2/0
VARIVAS ワッキーマスター ヘビー2/0出典:ハイドアップ
ループモスキートは、同時設計のループにスルーダウンショットリーダーを引っかけるだけでOK!
たまらんばいは、ガードを取り去って使用している。
ループモスキート
使い方は自由「ループモスキート」●ヘビーワイヤーダブルガード、ヘビ—フック採用で、バワーフィネスからベイトタックルまで、幅広く対応します。シャンク部に設定されたループには、クイックチェンジャーシリーズを装着することで、ノーシンカーワッキーからウェイテッドワッキーに、またスルーダウンショットリーダーを挟むことで、瞬時にカバー対応の「スルーダウンショット」にも変更可能です。クイックチェンジャーを使用した、ウェイテッドワッキーセッティングでのカバー攻略を可能に。重めのクイックチェンジャー使用ではヘビーワッキーでディ—プを素旱く攻略したり、シャローのカバ一撃ちなど、全く新しいアプローチが可能になります。
出典:バリバス
スルダンリーダーやシンカーは同じモノでOK。
このリグの特性はズバリ、高比重ノーシンカーリグのボトムジャークでストレスになる「通称・ごはんですよ」こと「リングビアウォーレイ」をフックで拾うことなくボトムをなめるように攻めることが可能。
リグの長さもシンカーウエイトも即座に変更することができ、コイケのサイズもフックサイズも即交換可能!
このリグセッティングこそ、リングビアウォーレイ対策で欠かせないモノといえる。
使い方はボトムで痙攣アクション。そしてもう1つ
夏に入って本格的になってきたコイケフルキャストのスルダンリグ。
ただ、どこで投げても釣れるのではない。もっとも効率的に使える場所と使い方が存在する。
基本的にスルーダウンショットリーダーを用いたヘビーダウンショットリグで使うため、このリグの特性が最大限に活きるシチュエーションじゃないと意味がない。
スルダンリグはウイードのある方からウイードのない方(リングビアウォーレイのある場所)に投げる。
そして、ウイードの壁になる方まで引っぱってくる。
動かし方は痙攣アクションでOK。
そしてもう1つ。もしボイルが起こった時で、水面に反応がなかった場合。
たまらんばい永野いわく、コイケフルキャストのパワーを全面に利用したボトム放置も効果的とのこと。
投げる場所はボイルする所で、必ずしも水面じゃないとダメということではなさそう。
ロケ時もボトムに置く感じでコイケフルキャストのスルダンリグを投入し、狙い通りのバイトを誘発に成功。
雲丹パターンでよく釣れるのはフルキャスト? それとも17㎜?
今回も要所で投入してバイトを引きだしてくれたコイケフルキャストとコイケ17㎜のスルダンリグ。
果たして実際、よく釣れるのはどちらなのか?
デカい方がデカバスに効く! というのは昔からの考え方でもあり、食っているモノのサイズや形に合わせる! というのも昔からのセオリー。
たまらんばいいわく、ハスや成長したアユなどの少々大きいベイトフィッシュがいる場所ではコイケフルキャスト。
モロコやハスっ子サイズのベイトフィッシュであればコイケ17㎜が反応もよいとのこと。
水中ではクルクル回るようなアクションでクラゲみたいに泳ぐわけではないのがコイケシリーズ。
小魚の集まった波動に近いのでは?という憶測もあったりするが、その真相は魚しか分からない。ただ確実にいえるのは「釣れる」ということ。
あと1ネタ。
バイトがあってアワせたあとに外れたり、掛かり損なったりした際は、回収せずにその場で落として再び誘うこと。
ショートバイトが多いこともあるが、それは魚のサイズが小さい可能性が高い。
食ってくるサイズはそこそこデカいため、基本的にバイトは強く、よく走る。