ワンビッグを呼び起こすアーリーサマーのAJ展開
主軸に据えたフィネス系アプローチのほかに、季節を先取りしたワンビッグ対策がビッグベイト。
奥田が用意していたのは、ご存じ「AJ」こと、バンタム・アーマジョイント190SFフラッシュブースト。
カラーは6月にリリースされたリミテッドカラー「Nワカサギ」。
艶消しでナチュラルすぎるワカサギカラー。もし見かけたら即買いなほどの艶めかしさ!
遠くまで安定して飛び、滑らかに泳ぐチャンスを逃さない新世代ビッグベイト
「飛距離が出ない」「飛行中に回転する」…そんなビッグベイトの課題を、新機構ARMABOOSTが解決しました。ボディが折りたたまれる機構により、ARMABOOST非搭載モデルと比べ、約35%の大幅な飛距離UPを達成。
着水後はボディ同士を繋ぐ専用プレートが磁石で半固定され、なめらかな泳ぎを演出。リトリーブスピードを問わずにしっかりと泳ぎ、移動距離を抑えた首振りアクションの表現力にも長けています。また、停止状態でも反射光を放ってターゲットを刺激するフラッシュブーストを搭載。全てのアングラーに送る新世代ビッグベイトの実力をぜひご体感ください。出典:シマノ
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アーマジョイントといえば、奥田が手掛けるバンタムのジョイントビッグベイトシリーズで、190モデルはスローフローティングのSFと、フローティングのFがラインナップ。
アーマジョイントシリーズ最大の特長が、アーマブースト。
独創的すぎるジョイント構造で、キャスト中にボディが折れ曲がることで空気抵抗を激減。
投げてみれば即分かるが、同サイズのビッグベイトと比べるとキャスト時の飛距離がダントツに伸びる。
これはかなりの武器!
前後のフックはプチロックという機構でフックのあばれを抑制。キャスト時やアクション時にラインを拾いにくく、フッキング時は自動的に外れて遊びを作る(バレを軽減)。
魚のコンディション的にスローフロートでいざという時にウエイトチューンしやすいSFをセレクト。
狙いドコロとしてフィネスと同じだが、いきなり投げるのではなく、フィネスでサイレント的に仕掛けてローテしたあと、最後に見切りの基準として投入。
初夏になりきるまでは魚もスローでスプークしやすいため、水面のスローなタダ巻きと、縦スト絡みでロッドワークでのドッグウォークで使用。
6月中旬はウイードの背丈も低く、梅雨が明けて放流量の低下&水位も低下すれば、水温の上昇と太陽光パワーでウイードは一気に繁茂する。
そうなればウイードパッチやウイードエッジも狙いドコロになる。
7月頭でもまだスポーニング中の個体が見受けられる北湖&湖北。すべての魚がアーリーサマーモードになるのは少し時間が掛かりそうだが、長浜から南エリアは水面系にも反応が上昇中。
魚の上下動をアシストしてくれるマンメイドストラクチャーやウイードなどの縦ストラクチャー絡みは、流れやシェードがリンクすればベイトフィッシュも確実にリンクするため、AJ展開も非常に効果的になる。
イメージは「小鮎を捕食するハス」。まさに今からがハイシーズ突入のタイミングだけに試してみてもらいたい。
奥田学×アーマジョイント190シリーズ動画はコチラ!
「アーマジョイント190SF」夏場のAJアプローチ
「アーマジョイント190F」水面アプローチ