まさかの温かさで魚が浮いたらコレ
朝と夕方以降は寒いけれども、日中は想像以上にポカポカ陽気。
2025年の1月も20日以降は10年ぶりぐらいの高気温予報だが、ロケ時も急に暖かくなりすぎた。
冬は冬っぽく寒くて冷たい方が魚の動きも絞り込みやすいが、ポカポカすると魚が急に浮いてしまうこともある。
ボトム中心の攻めでイマイチと感じたロケ初日の夕方、その異変に気づいたオニちゃんは、翌朝からシフトチェンジ。
用意したのはお気に入りのジャークベイト。
メガバスのフラップスラップ(昔の固定重心モデル)。
シンカーを貼って足元で浮かせたら超スローフローティング気味に調整しているが、キャストした先ではフロロラインの自重でサスペンドになるようなセッティング。
投げる距離や使っているフロロラインの太さでも変わるので、そのあたりは使用タックルのセッティングで微調整。
ちなみにフックは、ピアストレブルダガーの#6に変更。触っただけで掛かってくれるダガーは冬の必需品!
タフ化するフィールドに順応し進化する、ピアストレブルの遺伝子。
経験から導き出された掛るフックポイントセッティング。
耐摩耗性に優れた特殊鋼材。RYUGI剛性論に基づく形状。異次元の貫通力を生むTCコート。
ピアストレブルが誇る性能はそのままに、ライトプラッギングに対応するようダウンサイジングを施したのが、
このピアストレブルダガーである。1点で刺さるワームフックと違い、トレブルフックはルアーに装着される特性上、2点、3点で同時に刺さる事が予想される。ただでさえもフッキング時のパワーが1/2,1/3となる特性を持つフックの上、ライトロッド、ライトラインでの弱いフッキングが前提となれば、フックアップミスのリスクは大きくなる。 ピアストレブルダガーはただダウンサイジングするのでは無く、 ややロングシャンク化する事でフッキングパワーを向上させると同時に、 ショートバイトを絡め取りやすいセッティングへと最適化。
バーブもやや小型化する事で、 しっかりと魚にフックアップし、 ランディングへと持ち込む。
その血統は、紛れもなくピアストレブル。出典:リューギ
オニちゃんのジャークベイティングでは、リズムを重要視している。
決まったリズムでジャークとステイを続けることで、途中に魚が触ったような違和感にも気づきやすいし、何よりリズムがバラバラだと釣れないことが多かったそう。
あとは、水中でしっかり止める方がよいのか、少し浮いてくる方がよいのか。
ジャークで止めた時に水面に逃げるような浮き方がよい場合は活性が高いと判断。止めた時にサスペンドしたりジワジワ沈む方がよい場合は、魚の目線に近づけた方が食いやすい=低活性と判断。
このあたりはその日その時、エリアごとでも変わるので、今回はあえて魚が浮いている状況で使用。
そして真冬にもかかわらず、ドンピシャなタイミングが訪れた!
日当たりのよい場所で温められた水が風で押されて、風下のシャローに流されて溜まるエリアを発見。
冬でも魚が高活性になる瞬間はこういった時!
まさかの時合突入で、フラップスラップのジャークベイティングで連発モード突入。
短時間で怒涛のバイトラッシュ!
特に小型になるとテンションの高まり方も異常。釣れば釣るほど活性もブチあがり!!
ハイシーズンでもあまりないぐらいの楽しすぎる小バス祭に遭遇。
魚が浮いたと感じた時はジャークベイトの出番かも。