オニちゃん独自のオリジナルテクは強かった
思ったよりも魚が浮いていたことに気づいたオニちゃん。そこで用意したのは、ジャークベイトとコレ!
オニちゃんが10年ほど前に独自で編みだしたテクニックでもある「メタルジャーク」。
使用するのは、サーキットバイブの3/8oz。
メタルを超えた鉄板バイブ。
低比重0.8mm極薄マテリアルのサーキットボード素材が採用された『サーキットバイブ』は、これまでテストモデルとして数多く作られてきたメタルバイブレーションをことごとく凌駕するスペックを持ち備え、サーキットボードボディにより低重心化されたボディがこれまでにない超ハイピッチ&超ハイレスポンスを実現させたハイブリッド・バイブレーションです。Weight:1/2oz・3/8oz・1/4oz・1/8oz
出典:デプス
フックはピアスダブルの#6に変更。
レベルバイブブーストの5gや7gも同じフック(サイズは#8)に交換しているが、底を刻む軽メタルと違って完全に中層を縦横無尽にトレースできるのが、サーキットバイブのメタルジャーク。
ピアストレブルシリーズの遺伝子を受け継ぐ RYUGIダブルフックのフラッグシップ
フッキング率と貫通力を高める、ワイドギャップ&やや内向きポイント、そして小型化したバーブ。
高い強度を生み出す形状。鋭さを持続する為の、高耐久素材。ピアスシリーズで培った、ルアーフックのノウハウを全て注ぎ込む。その上で、ダブルフックというフックが使用される状況を検証し、得られた結果をフィードバックした。
同じルアーでも、トレブルフックよりワンランク大きめのサイズを搭載するダブルフック。#8-6は小型ルアーで使用される状況を想定し、やや細軸に設定。弱いフッキングパワーでも、十分な貫通力を発揮する。#4-1は通常使用を前提に、ピアストレブルと同等の軸線径を採用。強度を確保。#1/0-2/0は大型ルアーへのセットを想定。必要以上に太すぎない線径設定とする事で、高い貫通力を発揮する。2本のフックの開き角は、スナッグレス効果を重視しつつも、フッキング率を下げ過ぎない絶妙のセッティング。
考え尽くした末の結果を、体感して欲しい。
出典:リューギ
メタルジャークを知らない方に説明すると、メタルバイブをジャークベイトのように引っぱるのではなく、ロッドを前後に大きくアオって、リールを少し巻きながら、あまったライン(ラインスラック)を持ちあげるように弾くの動作の繰り返し。
この操作で引っぱられたサーキットバイブは、水を受けたり逃がしたりしながら左右にダートするワインドダートのイレギュラーアクションを発生し、上下左右に飛んでフラッシングしながら中層レンジを泳いでくれる。
うまくやるコツは、水面に垂れたラインが水しぶきを立てて真っすぐ伸ばすことができれば基本はOK。
それを連続で繰り返すわけだが、引っぱられたラインが左右にリズミカルに倒れ込むようにできれば合格!
つまりシャクり続けながらリールを巻き、シャクり幅に合ったラインスラックを維持しながら不規則な連続ダートで中層をアピールできるのが、メタルジャークのスゴいところ。
本来は、晩秋から冬にかけて水温が低下して安定した頃合いに炸裂するオニちゃん流メソッド。
バイトもゴツンとひったくるのではなく、水面にでているラインがすっと横に走っていくような少しマニアックな反応が多い。
このメタルジャークは、様々なメタルバイブはもちろん、様々な重さでも試したところ、未だにサーキットバイブの3/8ozがベストとのこと。
オニちゃんねるをはじめ、オニちゃん自身が動画で初主演となった時のお題もメタルジャークだったが、未だにその威力は色あせることなく超一軍のアプローチ!
真冬といえども温かい日やポカポカ陽気に包まれたタイミングで魚が浮いているのでは? と感じた瞬間は、とてつもない威力を発揮することもある。
条件が揃えばその瞬間が時合にもなりうるので、狙い定めたエリアでのメタルジャークは非常に効果的といえる。