オカッパリで目まぐるしく変わる魚の意識をサーチ!
気温も水温も低下して季節感はさらに進行中。そんな中で繰り広げられたキムケンスタイルvol.9のお題は、秋のため池オカッパリ攻略。
折しもロケ時は台風の接近もあり、晴れ、雨、曇り、爆風と目まぐるしく変化するのは魚だけじゃない状況下で、久々のオカッパリロケとなったキムケンが展開したのはオールレンジ対応攻め。
現段階で考えられる水面系、中層系、ボトム系で魚の目先に合わせていくキムケン流ストロング展開を実践。
タイミング的に減水傾向のため池が多く、絞り込みやすい反面、魚の意識も変わりやすい状況。まずは水面系、恒例行事のZEROスタート!
キムケンもさすがに楽な展開を期待していなかったため、普段以上の切り替えの速さで効率よくサーチを繰り返しながら、その日の答えを探しだす。
イヴォークZEROにはじまり、高活性な小バスを避けるロングワーム展開、シャロー中心のカバークランク、ボトムでの食わせ系&リアクション系ワーミング。さらには、状況を加味して可能性を感じた中層に浮く魚を呼び込むプラッギングも駆使しながら、秋の気難しい状況と対峙。
大きなキーとなったのは「地形」の攻略と「スピードの使い分け」。広範囲から反射的に引きずりだすのか、ピンスポットで見せて食わせるという両極端な展開となり、1日のうちで瞬間的に訪れる時合を的確に手中に収めてくれた。
全レンジからバイトを引きだすキムケンの秋ストロング展開でサイズも数もドトウの釣れっぷり!
新たに進化したイヴォークZEROプロトでは、水面に落ちてくる何かを意識したデカバスに対してリッピングでモンドリングバイトを誘発。いきなり47㎝!
さらに、今回のロケで大きな可能性を与えてくれたのが、キムケン的ロングワーム展開。マックスセント・パワーワグ9inchを要所要所でリグローテ。
バスのサイズを選ぶため、一般的に池では大きいと感じる9inchのロングワームを食わせのメインで投入。キムケン独自のエッセンスをまじえたワーミングで9inchの長さを感じさせないバイトラッシュ!! ボトムを利用した煙ing(ケムリング)展開で40㎝前後を続々とバイトさせていくに成功。
秋の巻きモノ攻めも健在! イヴォーク3.0はゴリ巻きサーチで活躍
キムケンの右腕といっても過言ではないカバークランキングではイヴォーク3.0を投入。理想的なシチュエーションでは強気なクランキングが威力を発揮!
シャロー、中層、ボトムと魚の状況に合わせた攻めを巧みに使い分け、キムケンスタイル最大級の釣れスギモードを発令!!
表層や中層で反応しなくなれば、素直にボトム攻略。バスがエサを追い詰める壁を意識したブレイク攻略では、パワーフラッターのボトスト煙ingが炸裂!
とどめにキムケンが導きだした答えは、バイブレーション
もしかして…と投入したのはバイブレーション「MSバイブレーション[RT]」。キムケンの経験上、秋モードが色濃くなり底にウイードがある状況下では巻きではなく、リフト&フォール。すると答えはすぐに出た!! 当日MAXサイズの49㎝をキャッチし、3連続でバイトを引きだすことに成功。
魚が散りすぎているピンチをチャンスに置き換えたキムケンは、コンツアージグ&パワーウィグラーのジグストやイヴォークZEROビッグプロト、パワーワグ9inchのルアーパワーをうまくローテし、次々にバイトを誘発。
合わせていく速さ、見切る速さは元より、魚の意識するレンジを池ごとに絞り込む展開の速さでドトウのバイトラッシュを引きだし、キムケンスタイルシリーズ最大級の釣れっぷり&展開の多さを披露! キムケンが持つ引き出しの多さを再確認。
ラストのシメはやっぱりZERO
視聴者の期待を裏切らないのがキムケンスタイル。最後のひと流しで決め込んだのは、やっぱりイヴォークZEROプロトの水面攻略。
これはオマケ! キムケンスタイルのシンボル、久々に登場w