季節の変わりめでキーになるのは「魚の行動ルート」。特に、水温が落ちて魚のレンジが変わりやすくなる時期に魚の上下動をアシストするのが「ブレイクライン」。
今回は魚の回遊ルートでもあり、シャローの捕食場所につながるブレイクが最大級の狙いドコロとなった。
基本的には対岸の地形変化を超ロングキャストで狙って浅い側から深い側に落としていくダウンヒル攻めが奏功! 中でも深い側から浅い側を意識している午前中の時間帯はダウンヒルで、魚のレンジが下がる昼からは浅い側から深い側をトレースするアップヒル攻めでリアクション要素を高めたアプローチでバイトを引きだすことに成功!
同じブレイクライン沿いでも魚のレンジ変化に合わせたアプローチローテも釣果を大きく左右する。
ブレイクの規模は池によって様々。減水した小規模池ならココが狙いドコロ!
減水した池なら分かりやすいのが、コーナー部のファーストブレイク。水深変化のない浅い池ではフラットエリア内で少しでもヘコんでいるような地形があれば、それに固執する個体もいる。
見ためは深そうでも全域が浅い池では、ど真ん中の水面攻めでデカバスが反応することもある。わずかなヘコミや沈みモノは見つけておいて損しない。
フラットな池ほどちょっとした変化は魚をストックしやすいので、全域の中で一番変化する場所や、シャローなどの捕食場所に隣接する地形変化は要チェック。急な地形変化があれば魚にとってあがりやすい登り口も存在するので、バイトがあれば集中攻撃してみるべし!