常に成長し続けるキムケン印のアイテムを激エグリ!
前回のキムケンスタイル〈vol.8〉で大暴れしたのが、イヴォークZEROのプロトモデル。キムケンスタイルではvol.7のため池オカッパリ攻めから使い続け、本人も「何やいうたらコレばっかり投げてる」というほど。
使うたびに進化し続けているキムケン印の水面系ルアー「イヴォークZEROビッグ&ミニ」のプロトモデル。今回もお察しの通り、細部がさらに成長&進化。
写真上が今回の最新バージョンで、写真下が前回のモノ。アクションは元より、特長的な4本針(ピアスダブル2本で製作)が斬新だったが、最新版では4本針がさらに進化!
キムケンがリューギに頼んで製作してもらった4本針はフックの軸が1つになり、スイベルを埋め込んだモデルに進化。フロントのスイベルアイはそのままで、魚が掛かればエンドレスツイストで極めてバレにくい。
また、イヴォークZEROのボディ下部に配置していたスイベルアイは、フックにスイベルを合わせたため通常のアイ(エイト管)に変更。
この4本針、「ピアスクアッド」というネームに決まってテスト中。形状やバランスなどはまだまだテストして煮詰めていく段階。
こうすることで、ボディに埋め込んでいたスイベルアイが必要なくなり、内部構造も広がってさらに低重心化できるため、イヴォークZEROが持つアクションもさらに安定させることができるとのこと。
さらに、フック自体に回るスイベル機能が付いていれば、ほかのプラグやビッグベイトにも使える利点が増える。とにかく新たな可能性も広がる一品だ!!
サイズ展開も増やし、アドバンテージをさらに拡大!
いろいろなサイズも試している中で、ピアスクアッドはNZクローラーJr.にもセット。
この時は前後ともピアスクアッドをセットしているが、キムケン的に、フック自体の重量があるため、全部交換するよりもボディ全体で一番バイトしてくるであろう所だけ交換するのがベストとのこと。
フックの自重は重たくなるが、ルアーのアクションは変わることなく、掛かりやすさとバレにくさを両立できるフックとしてキムケンが日々フィールドテスト中。もちろんキムケンスタイルのロケでもガチで実釣テスト!
掛かればとにかくバレないのが、イヴォークZEROとピアスクアッドのエンドレスツイストシステム。
今回は意外とこのサイズが心臓をバクバクさせてくれた。
もちろんMAXサイズ級のデカバスから勇猛果敢で将来有望のミライモンスター級まで幅広くガッツリ捕らえてくれている。