魚の本能と付き場を直撃するカバークランキング
キムケンが減水池で展開したハードベイトパターンの1つが「クランキング」。減水傾向の池が多い中でメインにしたのが、キムケン得意のカバークランキング。
カバークランキングで使用したのが、キムケンプロデュースのイヴォーク3.0。猪突猛進系クランクベイト「イヴォーク」シリーズの4作目。2019年11月にリリース予定のイヴォーク最新作。
■DIVING RANGE
フロロライン12~16lb / ナイロンライン10~16lb
DIVING RANGE:3.0m
フロロライン20~25lb / ナイロンライン20~25lb
DIVING RANGE:2.6m出典:デプス
絶大なカバー回避性能と、猪突猛進系のカバーに食いつくように立ちあがる直進性を突き詰めたキムケン印のカバークランク。
イヴォーク3.0のカバークランキングで狙ったのは、レイダウンや減水であらわになった岸沿いでガレ場などのハードボトム。減水で足場が高いことも考慮したセレクト。
ボディサイズこそ大型だが、マグナムクランクのイヴォーク4.0とはコンセプトが異なり、イヴォーク1.2やイヴォーク2.0のさらに潜るモデル。
キムケン流カバークランキングはパワーゲームではなく、非常に繊細!
キムケンのクランキングはイメージ的にゴリ巻きで強烈なパワーゲームっぽい雰囲気も感じるが、本人的にも「巻くの速すぎるんじゃね?」といっていたが、実際のところ、本当はかなり繊細!
考え抜かれたトレースコース、カバーにコンタクトさせて抜く、または抜けた瞬間にバイトさせるイメージ像、1投の中ですべてを1つに凝縮したのがキムケンのカバークランキング。これには自分の使い方に合ったベストなタックルセッティングも必要になってくる。
キムケンは自身プロデュースのロッド、サイドワインダー・フェルデランスにローギヤのレボ・ウィンチ&TFL110。ラインはオルトロスFC16Lb。ため池オカッパリながら普段通りのクランキングをイメージして琵琶湖用のクランキングタックルをそのまま導入。