オカッパリで一番気になることが、釣れる池と釣れない池の違い
池をランガンする中で、釣れるか釣れないかの見極めは大事! 近々の情報があれば分かるが、昔の思い出巡りで飛び込んでも、過去は過去。
釣れればラッキーだが、効率よくランガンするには効率的とはいえないのが本音。通い込むのが一番確実だが、なかなかそれも難しい。
そこでオニちゃん的に今までの経験上、パッと見で判断できる「釣れやすい」条件を教えてもらった。
■水質編
水が悪くなりやすい季節の変わりめにあたるタイミング。特に秋は日替わりなことも多い。
水質が変わるとバスのレンジもコロコロ変わるため、レンジを当てていくのが秋攻略のキモになる。そこで、よく見るアオコ発生時の見切りを紹介!
見るからに濃いアオコが表層に浮いているが、こういった時は表層のみで中層や底はクリアなことが多い。風で流されてペンキのごとく真緑になっていても意外と影響は少ない。この時はよくいえば濃いシェードになってくれるので魚のポジションも絞り込みやすい。
水色的にはマシに見えるが、実は表層のアオコが沈んで全層に交じり込んだ状態。近づいて水中を見るとよく分かる。
この状態は基本的にパス! ぶっちゃけ反応はすこぶる悪いため、次に移動するのが得策といえる。
■付き場編
季節がら、減水している池も多く、池全域が濁ってドシャローなこともある。そんな中、通常は沖に沈むストラクチャーで干上がった部分は高確率で魚が付いているとのこと。
特に周囲より少しでも水深があれば、何度も何度もルアーをトレースする価値があるそうで、通す向きを変えて魚に気づかせてやるイメージがバイトを少しでも引きだすコツ!
■沈殿物編
秋が深まってくるとよく引っかかってくるのがコレ、黒い繊維質的なカタマリ。これはヒシモが枯れたもので、これが多い池は夏の間に水面がヒシモで覆われていた可能性も高く、ヘビーカバーで手が出せないエリア=プレッシャーは比較的マシと判断している。
また、池の一部分(ピンスポット)だけよく引っかかってくる所は、低水温期から春頃まで稚ギルの隠れ場所にもなりやすいため、非常に狙いめといえる。
オタマジャクシだらけの池、釣れる?釣れない?
ため池あるあるの1つ「オタマジャクシだらけの池は釣れない」説、オニちゃん的にそんなことないらしく、攻めてみてもソンはないとのこと。ただ、池の中央や真沖にフナが群れて浮いている所はバスがいない可能性大とのこと。