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奥田学 BigTheory シーズン1 奥田学BigTheory vol.2「三寒四温のビッグセオリー」

【奥田学BigTheory vol.2】ベイトフィッシュの移行。ワカサギから次はコレ!

ビッグサイズ攻略のキーで、水質や水温のほかに大事なのは「エサ」!!

狙い通りにビッグフィッシュを獲るため、欠かせないのがエリア&展開セレクト。

大型ほど過酷な環境下(つまりは冷え込みによる水温低下などのマイナス要素)でリスクを冒してまで捕食しないというのが奥田の考えであり教え。

そう考えると、天候をはじめとする風やカレントなどのファクター以外で大事なのが、エサとなるベイトフィッシュ。

1月や2月といえば、産卵で接岸しやすくなる「ワカサギ」がメインベイト。普段はディープに潜むワカサギだが、琵琶湖(北エリア)では2月が産卵のピーク。ところが今年は例年よりも接岸タイミングが早く、新月大潮前の2月中旬、すでに終盤となっていた。

 

奥田いわく、ビッグバスにとって減少傾向のエサを探して食うほど効率が悪くてリスクが高いことはないとのことで、ワカサギに代わって増えてくる魚にメインベイトが切り替わるタイミングだという。

その次なるベイトフィッシュが「フナ」と「ホンモロコ」。冬の気配から一歩季節が進めば意識しておきたい。

ベイトフィッシュが変われば狙いドコロやアプローチも変わるが、もっとも変わってくるのはルアーのシェイプや誘い方。

 

ルアーレパートリーが一気に広がる冬から早春。エリア別で多いエサに合わせるべし!!

ロボ奥田的に、フナを意識したデカバスにはジャイアントベイトやビッグベイト。

ホンモロコを意識したデカバスにはビッグベイトやアンブレラ系リグ。このあたりが最強になっていくとのこと。

そして、状況を打破する食わせのパワースピン各種はフィネスの中でもルアーパワーに強弱をつけた展開をローテ。これがスレたデカバスにトドメを刺す。

ここまで万全の態勢で挑む理由は、瞬間的な時合を逃さずに獲るため! 単発傾向で群れが少ない昨今の琵琶湖では、1日のうちに1-3回あるかの時合でうまくアジャストできるかどうかが、モンスターに近づくための布石となる。

ただ、冬から春にかけての季節は三寒四温で急な花冷えも考えられる。一気に魚のレンジやエリアが変わりやすいのもこの時期。狙い定めたチャンス(=時合)に寒と温のビッグセオリーを明確に使い分けることが、ビッグサイズへの近道となる!

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