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奥田学 BigTheory シーズン1 奥田学BigTheory vol.2「三寒四温のビッグセオリー」

【奥田学BigTheory vol.2】寒のビッグセオリー裏編「ボトムベイトのボトコン攻め」公開!

「寒のビッグセオリー」であり「温のビッグセオリー」! 強インパクトアプローチがボトコン!

寒のビッグセオリーで紹介したジグヘッドスイミングと双璧を成す奥田学の秘技が「ボトコン」。

ボトコンとはボトムコンタクトローリングの略で、常にボトム(底)にルアーをコンタクトさせ続けてバイトを誘発するテク。

このボトコンも「寒のビッグセオリー」にセレクト。

このボトコンはジグヘッドスイミングと同じアクションで操作しているが、大きく異なるのは「ルアーパワー」。魚に与えるインパクトであり、ジグヘッドスイミングは「弱」で、ボトコンは「強」という使い分け。

奥田いわく、本来ボトコンは「温のビッグセオリー」に該当するアプローチ(別項で紹介)だが、同じ攻めで寒モードのビッグバスが口を使う状況も存在するとのこと。それは、寒モードでも動きやすい状態のデカバスがいる時。

寒の入りでダウンした魚は動きもニブくなるが、ダメージを受けていない個体はレンジこそボトム寄りに落ちるが食う勢いは失っていない。

こういった個体にはルアーパワーでリアクション要素を強めたボトコンが、答えも早く非常に効果的とのこと。

 

スローだがインパクトの強さで食わせるマンバのボトコン

三寒四温の寒で魚の動きがスローになった場合、魚の目線に送り込むこと、浮けない魚が追い込みやすい(食いやすい)ボトムに送り込むことが大事。

ジグヘッドスイミングは弱い訴えかけでバイトを引きだすが、さらにインパクトを強くしたアプローチが、マンバ(プロト)のボトコン攻め。

スタッド5inchとまったく異なるシェイプやボリュームのマンバは、イカオトコこと奥田学が長らく作り込んできた高比重系ワームの1つ。

バックスライド系ワームのシルエットで、もちろんスライドしながら後戻り系フォールするアイテムだが、圧倒的なボディの水押し、存在感しかないスカートアクション、食わせるためのトドメになるヒゲ。バイトを引きだすためのインパクトが揃いに揃っているブツでもある。

自重は現時点で約19gあり、基本はノーシンカーのまま使うが、場所によっては常にボトムにコンタクトさせるべくボディにネイルシンカー(水深があれば2.6g、シャローは0.9gなど)も挿入。発売は夏前ぐらい?(←予定)。

魚の付き場になるストラクチャー付近や地形変化などを重点的に、とにかく終始、ルアーが浮かないようボトムに当て続ける。これがボトコンの極意!

動作はジグヘッドスイミングと同じに見えるが、ほぼほぼリーリングで動かしていない。ロッドティップのシェイクでスローにボトムを舐めるように左右にドッグウォークさせながら、フォールもまじえてトレースするのが基本。

 

高比重ワームのボトコンには硬めで強いロッドが理想的!

ボトコンで使用しているロッドが、バンタムスピニングの新機種となるバンタム274MH(ロケ時はプロトモデルを使用)。人気ロッド「274」シリーズのパワースピンモデルでMH(2020年春発売予定)。

モンスタークラスを水底から引きずり出すパワースピンロッド。ライトリグ、3/8ozのスピナーベイトやチャターベイト、小型スイムベイトにも対応。

出典:シマノ

パワー表記が強いスピニングモデルを使っている理由は、高比重系ワームで飛距離をだし、スローにボトムを叩く場合、繊細で軟らかいロッドでは動かしてもアクションがルアーに伝達されにくい(=もたれれやすい)ため、遠方のルアーにも細かく明確にしっかりアクションが伝達できる新設計のMHパワーを愛用。

奥田いわく、操作性重視なのがジグヘッドスイミングなどで多用する274Mで、このモデルと同様の操作性を確保するため、同じグリップの長さ、ブランクの長さに設計したのが、今からリリース予定の274MHであり、274L-SB。

ロッドごとに大きく異なるのはティップ部の硬さだけで、ベリーからバットのパワーは3モデル共通。

つまり、ルアーの重さやサイズごとに使い分けても同じ使用感を維持でき、フッキングパワーやファイト時のトルクは同じとのこと。

 

リールはロボ奥田的にも珍しくNEWヴァンキッシュの4000XG。

出典:シマノ

超軽量仕上げの高強度リール、軽いリールと硬めの竿の組合せバランスを試用中とのこと。ハンドルノブは夢屋EVAパワーハンドルノブMサイズに変更。


出典:シマノ

バンタム274MHの特長やコンセプトをロボ奥田が解説!

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