インパクトによるリアクション攻めを可能にするジグ単タックル
想定していたよりも荒れた海面で、苦労はしたが的確にタイミングを捉えて連発に持ち込んだトミー。
使用していたのは、少し重めのジグ単。
遠浅地形でボトムはシモリが点在、満潮をすぎた頃から足元は激浅。そんな中でベストチョイスになったジグヘッドは、アジスタ!Mの1.75g。
出典:ティクト
本来ならば1gで開始して前後のウエイトをローテするが、スリット状の深み&常夜灯の明暗に溜まってくるアジをまとめて釣りきるべく、フワフワさせるのではなく、少しリアクション要素の高いジグ単展開を披露。
水面や表層はウネリでアウト。中層でもジグ単のレンジキープが難しい状況下で的確にアジのレンジを捉えたのが、ハードソリッドティップロッドによる操作性を高めたタックルセッティング。
ロッドはNEWスラムUTR-61HS-T2 MasterPiece(プロト)。トミーが長らくテストしているNEWスラムUTR61シリーズのうちの1機種。
もう1本のUTR-61FS-T2 MasterPiece(プロト)はフィネスソリッドティップの軽量ジグ単特化型モデルで、今回は出番なし。
この時はウネリだけじゃなく風も強かったためエステルラインでトライしたが、風や波の影響がなければさらに操作感や感度を高めるシンキングPEに変更。これだけでキャッチ率は大幅に変わる!
この日、ラインはジャック・ブライトの0.3号にライトゲームコンパクトショックリーダー・ボルドーレッドの0.8号。
出典:ティクト
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風や波の影響がなければシンキングPEのライム0.3号にボルドーレッド0.8号がトミーのオススメセッティング。
出典:ティクト
元々、硬めのソリッドティップを採用したNEWスラムUTR-61HS-T2は、強めのジグ単を扱うために製作した次世代ジグ単ロッドといっても過言ではない設計。
的確な操作性と伝達力は未知なる新たなアジングシーンを体感させてくれるロッド。