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三原節 シーズン2 三原節[みはらぶし]其の四 「夏の鉄則でデカバス狩り」

三原節 其の四[みはらぶしvol.4]「昼からの激アツパターンは【カエル】」

現場調査は非常に大事! 室生バスはカエル好き!

小魚も多く、オイカワやカワムツ、ハス、フナなど生息する魚種も多い室生ダムだが、時間を追うごとにバスの目線が切り替わるほど意識していたパターンが存在。

それが「カエル」。

昼をすぎてシェードが広がる時間帯からシャローに再びあがってきたバスをサイトで狙った際、三原くん的には三原虫かウナ9(イールクローラー・スリムリブ9inch)によるサイトが仕留めやすいと予想したが、イマイチ反応はニブかった。

そこで気づいたのが「カエル」。朝から足元や水辺にはカエルを盛りだくさん確認していた。

アマガエルやツチガエルなどサイズは小さいが、シルエットやサイズ感、色を考慮してセレクトしたフィネスフロッグミニ(プロト)やフィネスフロッグに心臓バックバクものの荒反応に遭遇。これぞマッチザベイトパターン。

特に、壁沿いのカバーを利用した吊るしはハイプレ場の激スレバスにドンピシャ! ここでもパワースピンの独壇場!!

このカエルパターンでは、フルサイズのフロッグではインパクトが強すぎるのと、リアルな手足がないため見切られることもある。

最初、手持ちの三原虫40でラバーをカットしたカエル風味の三原虫をキャストしたが、これは車にルアーを取りにいくのがメンドくさかったため。

思ったことはすぐに実践するのがミハラの信条! それほど魚の反応はすぐに変わってチャンスを失うことがある。

ミハラムシ40 Size:40mm (4本入り)
ムシだけどエビなんです

虫型海老系
2015年クラシック覇者である三原直之JBトップ50プロが、トーナメントのシークレットサイトベイトとして使い続けてきた、そしてもちろんクラシック勝利の立役者ともなった “三原虫”をついに市場投入!

形状は多足系虫類のようですが、三原の狙いはただ一点、 「エビのホバリング」アクション。
シリコンラバーはホバリングするエビの多足を模し、水中で超ウルトラデッドスローに沈下しながら微妙に絶妙に震え続けます。
#8等の極小マスバリをおしり側にチョン掛けで使用するのが、三原流のトーナメント式使用方法です。

How to - 使用法 –
基本的な使い方はノーシンカーリグ。
マス針をチョン掛けし、なるべく小さいマス針を使用することをオススメします。
これはワームが小さいのでフックが大きいと、フックの方にバスの目がいってしまい見切られることが多くなるからです。
もちろんオフセットフックにも対応しており、サイズは#4~#3ぐらいがベストです。
三原虫は基本的にサイトフィッシングに適したルアーです。
小さいバスから55cmオーバーのデカバスまであらゆるサイズをターゲットにしますが、重要なのはアプローチです。 基本的にはバスよりも岸側に投げて下さい。それも岸ギリギリぐらいがベストです。
もしくは何かのストラクチャーに対してタイトに落とすなど、とにかく「エビが居着いていそうな場所」に投げることが重要です。
あとはバスがフォール中や、ボトムステイでバイトしてきます。この時、ラインテンションをフリーにしておいて下さい。
バスがジッと見て迷っているようであればトゥイッチを加えるのも効果的です。
他にもダウンショットやライトキャロなども有効です。マス針でダウンショットをすれば、シェイク時に足がフワフワピリピリと動き、
ライトキャロでは自発的にレッグが動いてアピールします。

出典:イマカツ

手持ちのルアーが限られるオカッパリでは、すぐにチューンできるルアーも非常に重宝する。

ラバーやボディをカットして使ったらダメというルールはない!

試してみるも、これではイマイチ反応は悪かったが、次に真価を発揮したのが、超リアルフォルムのカエル型ワーム。

さらに意識したいのが「カラー」。

カエルの色といえば緑、茶色、黄緑で、この日投入したカラーでは黄緑の蟷螂(カマキリ)カラーに対する反応がダントツ。

このカラーへの反応がスゴすぎた!!

ただし、チェイスはするが食いきらない理由はズバリ「フォルム」。

そこで即座にローテしたのが、カエルの姿をしたアイテム。

フィネスフロッグミニ(プロト)はエラストマー素材のカエル。

三原節vol.2でもピックアップしたアイテム。

 

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そして、フィネスフロッグは、見ためそのままリアルフォルムのフロッグ型ワーム。

よく飛ぶ、点で誘える、カバーに強い。
リアルでかわいいだけじゃない、実は熟考・斬新、フィネスフロッグ。

繊細系実戦型フロッグ
コンパクトなボディは3/0ワイドゲイプオフセットフックにジャストサイズで、ハリ先は背中のくぼみに隠れ、スナッグレス性能は非常に高い。
ボディには左右2箇所に分かれたエアースペースがあり、絶対的な浮力を確保。
左右に分かれていることでフックを差してもエアスペースが傷つかず、水が入りにくくなっています(水抜きの回数が激減)。

左右に広がった前足は水をしっかり掴み、ボディの移動距離を抑えるのと同時に、細かな波紋を巻き起こしバスを誘いあげる原動力になります。
後ろ足の太ももはフラットにデザインされ、ここも前足と同様の働きをし、よりカエルらしい後ろ足のアクションを実現しています。カバーに打ち込むもよし、岸からポトリと落とすもよし、見えバスをサイトで狙うのもよしの応用がきく万能フロッグ、それがフィネスフロッグなのです。

How to - 使用法 –
カエルの泳ぎをイメージして、2~3回短めのトゥイッチでスイスイと泳がせてポーズの繰り返しが基本アクションです。
アシ際、浮きモノ、浮きゴミ、ブッシュ周り、竹、インレット、岩盤などカエルが居そうな様々なポイントで活躍してくれます。
バイトはポーズの時に出る確率が高い為、しっかりとポーズを取る事が大切です。

出典:イマカツ

こういったマッチザベイトパターンでは、使用するルアーのサイズ感やカラーは元より、動きそのものも似せてやればパワーは倍増!

注意点として、吊るし系アプローチの際は、引っかけるカバーを動かしすぎないことが、スレさせずにバイトに導くコツ。

さらに、甘噛みが連発したため、ルアーにはオーバーサイズの#3/0に変えてフッキングに成功!

あまりにセレクティブな見えバスに翻弄されながらも、意地とプライド、三原節の名を賭けて獲ったバスはデカかった!!

ここまで徹底したアプローチでも、食わせてみると掛かりが浅い。

当初はシルエットを崩さないインフィニの#2/0だったが、掛けること優先で途中からインフィニ#3/0に変更。

それでも掛かりドコロはギリギリ。

ハイプレフィールドのデカバスほどフックまで食い込まないことも多いが、口さえ使わせればキャッチ率はUPするため、スレるまで、見切るまでの間にその時の答えを導きだすことが一番重要!

実は、解説中も再びモンドリングバイトがあったのは、ここだけの話! マッチザベイトパターン恐るべし!!

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