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奥田学 BigTheory[ビッグセオリー] シーズン3 奥田学BigTheory[ビッグセオリー]vol.6「表層を征するビッグセオリー」

奥田学ビッグセオリーvol.6「魚を呼び起こすスライドリアクション展開」

想像を超えるスライドリアクションはジャイアントペンシルならでは!

表層系で3つめの展開が、ジャイアントペンシル(マグナムペンシルともいう)のスライドリアクション。

使っていたのは、テストでさらなる進化を遂げたマグマ250(プロト)。

これは表層まで魚が持ちあがらない時、存在感で強制的に浮かせてイラつかせるアプローチ。

今まで奥田が溺愛してきたのが、海外の特デカペンシルベイトによる表層アプローチ。

ルアーパワーが持つ破壊力は相当なものだが、イマイチ水面を割るまで持っていけてなかったのが本音。

それは、動くルアーがデカすぎて食うのに躊ちょするというのが最大の理由。

使い込んでいくうちに気づいたのが、特デカフラットボディで水を跳ねあげ押しのけるようなスライドアクションで魚を浮かせたあとの「水面ステイ」にあった。

少々、風波がある状況下でも負けないマグマ250のスライドリアクションは、水深がある場所でも魚を水面直下まで押しあげるパワーを持っている。

ジャイアントペンシルは、この特デカボディだからこそ、水面に止めておくとプカプカ自発的に動く。その誘いが自然とバイトに持ち込めることに気がついた。

この自発的なアクションを制御できるよう具体化したのが、シグナルでテスト中のジャイアントペンシル「マグマ250」。

奥田のコダワリギミック搭載!マグマの特殊構造をエグる!!

ペンシルベイトはウエイト位置による浮き姿勢でアクションが固定化されるため、ドッグウォークが追わせやすい日もあれば、スライドアクションの飛沫で強制的に見にこさせる方がよい日もあり、1タイプでは探しだすのに手間と時間がかかる。

ローテしても大味な存在感のため、魚もスレる恐れがある。

そこで作りあげたのが、1タイプで両方演出できる構造を持ったアイテム。シグナルのジャイアントペンシルベイト「マグマ」。

マグマは250と200の2サイズあり、ともにリアアイはフック用ではなく、ウエイトバランスを即座に交換できるリアウエイト可変システムを搭載。

これで、1個あれば浮き姿勢が水平に近いノーマル姿勢(ビーズ×ビーズ)、少しナナメの浮き姿勢(ガン玉×ビーズ)、さらにナナメでスライド寄り姿勢(ガン玉×ガン玉)の3タイプを即座に演出できるとのこと。

ノーマル姿勢はコチラ!

そして、少しナナメの浮き姿勢(ガン玉×ビーズ)。

さらにナナメでスライド寄り姿勢(ガン玉×ガン玉)。

さらに、可変システムのアイの下にリアフックのアイを設けることで、浮いてきたバスのついばみバイトや反転バイトも絡め獲りやすくなったそうな。

現在テスト中のマグマは250と200の2サイズだが、想像以上にデカいため、40㎝級はスゴい数のチェイスがあっても食われることはほぼないそうな。

食ってきて掛かるのはビッグサイズのみでよいというのも基本コンセプトの1つ。

奥田は、Btフォースやマイクロスイムベイティングでひと通り流したあと、魚の存在を確認するために投入して見切るサーチベイトとしても活用。

この日は寸止めでバイトまで持ち込めなかったが、未だかつてない寄せるパワーと、止めて食わせるナチュラルアピールは、今後大きな武器となる。

なお、マグマ200はウエイトバランスをドッグウォークに少し寄せたモデルとしてテスト中。

気になる者としては、少しでも早く製品化を望んでいると付け加えておこう。

 

マグマ250のタックルはコチラ!

キーはラインスラックを素早く処理できる超ハイギアリールが絶対必要!

マグマ250用

ロッド:バンタム170UH-SB(シマノ)※2019年限定受注生産モデル

リール:スコーピオンMD300XG LH(シマノ)

ハンドル:夢屋ウルトラストロングハンドル55㎜(シマノ)

ライン:アバニ キャスティングPE SMP[スーパーマックスパワー]5号(バリバス)

リーダー:ナイロンリーダー50Lb

また、ジャイアントペンシルなど水面オンリーセッティングにはPEラインをセレクト(細かいセッティングは別コラムでエグります)。

奥田さんの夏~晩秋表層3大ビッグベイト解説はコチラ!

 

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