マイクロスイムベイティングと双璧を成す奥田の表層フィネス奥義!
ビッグベイトによる表層攻めとBtベイトのマイクロスイムベイティングによる表層をライトコンディションで使い分けた奥田だが、追ってきてバイトまで持ち込めないバスを食わせるべく投入していたのが、マルチシャッド4inchのi字攻め。
今回、フィネス系の2大セレクトとして、ハードでサウンドありのBtベイト99SS、ソフトでサウンドレスのマルチシャッド4inchを状況に合わせてローテ。
マルチシャッドといえば、過去のビッグセオリーでもデカバス率が高い、シグナルの小魚型ワーム。
今回はリグ別で3種類を用意。
リアルフォルムな魚型で、4inchは素材にエラストマーを採用していることで浮力を確保。
特にノーシンカーのマス針系リグであれば水面に浮くため、奥田がi字引きで使用する際は腹側に0.3gのネイルシンカーを挿入。
これで潜った時に止めればサスペンドする設定。
スロー巻きで追わせて食わせるのがi字引きワーミングだが、マルチシャッドの場合、タダ巻きで引いて食わない時は止めて見せるのが1つ。
さらに、止めて見せて食わない場合はシェイクしてテーリングさせるのも食わせるのも1つの技。
スロー巻きだけではなく、3通りのi字アプローチでバイトに導いてくれるソフトベイト。
細かいのは見ためだけじゃない! 奥田のヒレ活用法
マルチシャッドは現時点で4inchと5inchがあり、今回多用した4inchはエラストマー素材で幅広いリグに対応するモデル。
マルチシャッドといえば超リアルフォルムな小魚シェイプで、胸ビレ、尻ビレ、尾ビレを持つソフトベイト。
このヒレは、リグに合わせてカットすることで、さらにベストなアクションに昇華する。
ジグヘッドやホバストでは両サイドの胸ビレをカットすることで左右にロールさせやすくなり、ロールを排除したい場合はヒレをカットせずに使えばOK。
i字引きの時も、尻ビレの先に付いたボールが揺れることで尾ビレやボディに振動を伝達するため、魚の反応を見て即座にカットしてやるのも1つの手段。
また、横っ腹にマス針をセットするピクピクセッティングでは、オカッパリ時にかなりアツい反応を見ることができたらしい。
リグや使い方に合わせて多種多様なマルチっぷりを発揮するのが、シグナルのマルチシャッド。
コダワリの末、発売は少し遅れているが、4inchのエラストマーモデルは8月末リリースを予定。
使用タックルはコチラ!
マルチシャッド4inchのノーシンカーi字にはバンタム274L-SB。
ロッド:バンタム274L-SB(シマノ)
リール:ステラC3000XG(シマノ)&夢屋 ハンドルノブ EVA パワーラウンド型M(シマノ)
ライン:ピットブルG5 0.8号(シマノ)
リーダー:VARIVAS・シーバスショックリーダー[フロロカーボン]10Lb(バリバス)
ジグヘッドスイミングやジグヘッドシューティングにはバンタム274Mを使用。
ロッド:バンタム274M(シマノ)
リール:ステラC3000XG(シマノ)&夢屋 ハンドルノブ EVA パワーラウンド型M(シマノ)
ライン:ピットブルG5 0.8号(シマノ)
リーダー:VARIVAS・シーバスショックリーダー[フロロカーボン]10Lb(バリバス)
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