秋のスッポ抜け祭を回避する新テク!? 誕生
雨が少ないわりには減水傾向で高気温。
もちろん水質はよくなく、生きているインレットやシェードが大きなプラスファクターとなった今回。
魚の動きも遅く、基本的には水温上昇が開始する時間からが本番。
それまでは水深のあるエリアでのスロー展開を余儀なくされたが、まさかのスッポ抜けバイトからスタート。
魚の状況に合わせたスロー展開では、ジャゴロケットのノーシンカーを投入。バイトはあるが、掛かりは悪い。
そこでキムケンが思いつきで試したのは、ジャゴロケットのノーシンカーを表層で泳がせる「ヤゴスト」。
自重13.5ℊ、フロロ20LBで使う『キムケン流沈む虫ルアー』登場。
一言で言えば、「キムケンでも扱える沈む虫」です。
フィネスタックルを前提とする沈む虫が多く扱いにくいため、ベイトタックルで扱えるウエイト感がある沈む虫が欲しいと思い、開発に着手しました。サイト用途だけでなく、カバー撃ちや、水深を問わず様々な使い方が出来る沈む虫ルアーです。
Jago Rocketのロケットの名の通り、16lb以上のラインでも飛距離は抜群です。
後方重心すぎるとバックスライドのようにフォールしてしまい水平フォールしない現象が発生するため、お尻型にスタビライザーの役割を果たす3本テールを採用しました。
足形状に関しては真っ直ぐではなく、関節毎に角度を持たせることで、水受けを良くし、強いブルブル感を演出しています。ブルブルする足とピリピリ動く3本テールが異なるリズムで動き、アピールします。
マテリアルに関しては上部ノンソルト、下部ソルトインにすることでフォール姿勢の安定化と針持ちの良さの両立を実現。
また、アゴ部分に耐久性を持たせるダンパー部分を作製、背中側には針先を隠せるスリットを作製し扱いやすくしています。
基本的な使い方は16-20lbのライン、ノーシンカー使用。
4/0ワイドゲイプフック(推奨:RYUGI INFINI4/0)がベストマッチします。
吸い込むパワーが弱い場合は5/0ナローゲイプ(推奨:RYUGI DOUBLE EDGE5/0)もおススメです。
ノーシンカーだけでなく、様々な使い方も可能ですので試してみて下さい!
出典:バークレイ
キムケンが手掛けるジャゴロケットは、元々ノーシンカーリグでフォールさせるだけの、ベイトタックルで扱える沈む虫系ワーム。
キャストして落とすだけでパーツがピリピリ震えながら真下に落ちていくタイプ。
ややこしいテクは一切必要なく、サイトフィッシングでも使える食わせ性能に長けたアイテムとして作りあげた一品。
ただ、この日はボトムで食わせるよりも、食い込ませるためのリアクション系スイミングが奏功! この日最初の答えとなった。
さらに、水質悪化で発生したアオコが風下に寄せ溜まっている状況だったが、一見すればキビしい雰囲気。
ただ、このアオコがプラスファクターに転じるものだった。
種類にもよるが、この時のアオコは表層で分厚くかたまるタイプ。これはマットカバーと同じもので、風でまじることがなければ表層以外はクリアという、見ためでは分からないシェード効果を存分に発揮してくれた。
マットカバーと同じ効力を発揮するアオコ。これに気づいたキムケンは、ドトウのヤゴストラッシュに突入!
さらに、水深のある山間部のフィールドでは、横方向の速い動きについてこれない個体を、ヤゴストのスローでネチっこいスイミングで攻略!
キムケン自身も想定していなかったジャゴロケットのヤゴスト。またもやキムケンスタイルから新展開が生まれた瞬間だった。
ジャゴロケットのショートムービーはこちら!
イジってるのはヤゴのヤツで、作ったのはこの人。
Vishキムケンスタイルvol.13は現在編集中!
Vishキムケンスタイル→https://t.co/jjjBg3evnT#kimkenstyle #木村建太 #キムケンスタイル #バス釣り #deps #berkley #ryugi #olltolos #xbraid #wolfdown #ジャゴロケット #Vish #lurenews pic.twitter.com/j6LEREL1QK— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) October 2, 2021
キムケンが作ったヤゴのヤツ、イジり直します。ジャゴロケット3inch、フックはインフィニ#4/0。
Vishキムケンスタイルvol.13は近日完成!→https://t.co/jjjBg3evnT#kimkenstyle #木村建太 #キムケンスタイル #バス釣り #berkley #ryugi #deps #olltolos #wolfdown #ジャゴロケット #Vish #lurenews pic.twitter.com/0gDXudI80u— Vish ヴィッシュ (@vishjp_tw) October 25, 2021