オカッパリということで完全無欠の2セット
久々に日本のフィールド、さらにオカッパリということで、キムケンが用意したタックルは2セット。
1つは巻きモノからノーシンカー系まで幅広くカバーするセッティング。
ロッドは自身のブランド・ウルフダウンの70MH(プロト)。
リールはレボ・ALC-IB7-L&DFL100。
アルミフレーム採用でソルトに対応した、軽量ベイトフィネスリール。
出典:アブガルシア
木村建太プロデュース ビッグバス対応パワーハンドル!
DFLとは「ダブルフィンガーリフト」の略。2本指でしっかりとグリップしながら、ウィンチを回す時の要領で力強く巻き取ることを可能にするハンドルだ。クランキングのほか、パンチングやフロッグの釣りにも最適!適合機種・・・ベイトキャスティングリール専用
REVO BIGSHOOTERシリーズ、REVO BIGSHOOTER COMPACTシリーズ、REVO POWERCRANK 6/5シリーズ、
REVO ELITE 8/7シリーズ、REVO MGX/LTXシリーズ、REVO ELITE IBシリーズ、Patriarch XTシリーズ
REVO ELITE/ELITE CBシリーズ、REVO ELITE AURORA/AKATSUKIシリーズ、AMB.4000/5000/6000シリーズ
出典:アブワークス
ラインはフロロカーボンのオルトロスFC16Lb。
硬質であるが柔らかい
とどまる事を許さないOLLTOLOS[オルトロス]感性はここから研ぎ澄まされる
(社)日本釣用品工業会糸径に究めて準じたマテリアル質量を持つ、単位断面強度が最高レベルのフロロカーボン原糸です。3号dia0.293mm=13.3lb+。この原糸にYGK特殊技術であるa1+加工を施し、糸径誤差が殆どなく最高強度が安定し、ナノスクラッチなどが入りにくい〝せん断強度〟をもたらし、突発的な外因性ダメージによる突然のラインブレイクへの対抗性を保持しパワーゲームを制します。更に延伸倍率と曲げ弾性率を見直し新開発テクノロジーを駆使し、最高相互到達点を意図的に設定することが可能となり、フィールドから得られた膨大な情報とYGKビッグデータをもとにトライ&エラーを敢行し、カバーやストラクチャーに対するラインの巻き付きなどを高次元で回避する直線性・張りをもたせながらリールスプール上でごわつかず躊躇なく渾身のフルキャストを決めれます。硬質であるが柔らかい、この相反性能を見事に突き抜けたのがオルトロスFCである。出典:Y・G・K
遠近それぞれに対応させることと、ハードベイトもこなすためのキムケン的には少しライトなセッティングだが、カバーゲームもこなせて、ロングキャストからのボトム展開も余裕で行えるアドバンテージを持つ。
ただ、フルフッキングが信条のキムケンだけに、リールのドラグワークもしっかり活用している。
もう一方は水面系のみのセレクト!
ロッドはウルフダウンの70H(プロト)。
水面系だけを使用したこのタックルだが、メインラインがPEラインのため、ロッドはもちろん、ルアーのフック、ライン、リールすべてにおいて「強度」が重要。
リールは自身のプロデュースモデル、レボ・ブラック10ーL。
2017年 新しくなった第4世代のRevoELITEシリーズのプロトタイプを見たときからBLACK10の企画はスタートしました。
当時も今もBLACK9は私が拘りぬいて作った最高のリールですが、第4世代のRevoだからこそ実現できるブラッシュアップをBLACK10に施しました。
BLACKシリーズに最優先で求めている『剛性』を損ねることなく10.1:1のハイギア化。
ギア比10/最大ライン巻取り105cmという、僕が待ち望んだハイギアの新たな次元に突入しました。
クラッチには、耐久性と精度を大幅に向上させたデュラクラッチを採用。
軽量ルアー使用時などにおいて低速回転域での強みを出せるマグトラックスⅢをブレーキシステムに採用しました。
一見するとギア比の高速化を除くと、従来のBLACKシリーズから大きな違いは実感しづらいですが、
この他にも随所に確かな改良を施し、『キムケン的』最強リールBLACK10が完成しました。
出典:アブガルシア
それにラインはPEライン、オルトロスPE WX8 P-1の85Lb。
圧倒的キャスタビリティー
とどまる事を許さないOLLTOLOS[オルトロス] 感性はここから研ぎ澄まされる
(社)日本釣用品工業会糸径に究めて準じたマテリアル質量を持ち、理論上の強力では計りきれない驚愕の耐久性と強度を発揮する、世界唯一のYGK特殊構造WX8PI=PEライン。 6号dia0.418mm=100lb=1333dtex(デシテックス)。 追求したのは、カバーから引き抜く圧倒的パワー。グラスをものともしない圧倒的耐摩耗性。確実に顎を貫き、センシティブなルアーアクションを可能とする高弾性率・低伸度。構造的直線性がもたらすバックラッシュ抑制と圧倒的キャスタビリティー。 唯一無二の技術である、超々高強力PE中芯1本を高密度WX8本組で締め込み、新開発HPGZ加工(加圧式樹脂加工)を施す事によりこれらを可能とした。異次元の風合い、正に一択のエピローグ。 新たなPEラインの世界へ。出典:Y・G・K
落とし込むカバーゲームは元より、浮力とコシのあるオルトロスPEは、タダ巻き以外に、操作系のフロッグゲームにも秀でたPEライン。
さらに、オカッパリで必要不可欠なロングキャストだが、フルパワーのロングキャスト時に軟らかいPEラインはレベルワインダー通過時に折れ曲がることがあり、それが元で大バックラッシュが起こりやすい。
キムケンが使用しているオルトロスPEは芯のある8本編みPEのため、折れ曲がりがなく、振り切った勢いのまま飛んでくれるのも、愛用している理由の1つ。
さらに芯があることで、中身が空洞のPEラインと比べて結んだ時にしっかり締まってくれるので、従来なら少しコツのいるビミニツイストなどのノット方法でルアーを結節するところ、キムケンはパロマ―ノットだけで問題ナシとのこと。
PEラインは強度があるといっても滑りがよいので、滑らない特殊なノットで結び直すとなれば時間もかかるが、オルトロスPEはその手間もなくしてくれる=手返しもUPしてくれる。