立木などの縦スト攻略でローテしたのは、この2種類
メインで回ったアウトサイドの岩盤以外でチェックしたのは、魚が濃かった岩盤エリアにリンクする枝っぷりのよい立木。
風波のない時間帯は、表層や一段下のレンジをビッグベイトやスイムベイトでチェックしていたが、昼以降のハイライトタイムは魚もレンジが下がるため、ヘビーウエイト系のネコリグで立木沿いをタイトにトレースしていた。
ミハラがネコリグで使用していたワームは、つい先日復刻したジャバロン140。
ついに伝説のスイムベイト型高比重ワーム、ジャバロンが復活。
素材感が命。
イマカツ創業直後に開発され10数年にわたってロングセラーを続けてきたジャバロン。一旦ジャバロンネオとしてリニューアルされたが、全国各地のビッグバスハンター達から元祖ジャバロン再販希望の熱い要望が続出。ついに型も素材も工場も昔のままで、完全復刻が実現しました。出典:イマカツ
そして、スイムベイトのシルエットではない形状のイールクローラー9inchも投入。
この2種類を使い分けた理由は、単純にスイムベイト型でバイトや反応がなかったからだが、同じポイントで同じリグでも、タイプのまったく異なる具は試しておきたいところ。
縦スト攻略のネコリグだが、狙い定めた立木はそこそこのデカバスがリンクしていた場所。
それだけに、パワーフィネスタックルはもちろん、掛けてからのアドバンテージを考慮し、フックはタリズマンブルータルの#2/0をセレクト。
強化型ワッキーフック “タリズマンブルータル”
ベイトタックルやPEラインを用いたヘビースピニングタックルなど、タリズマンの軸線径では耐えられないような強い負荷が掛かる場面や、強引なやり取りが必要な場面で最適なフックである。太い軸線設計とサイバーメタルの採用、そしてタリズマンのベントデザインを踏襲したことで、フックの伸びに対する高い復元力と強度を実現した。
出典:リューギ
シンカーは通常のネコリグよりもかなり重たく、5gに2gを足して7gにしたり、7gのTGデルタをそのままネジ込んだりしていた。
重たいシンカーで使ったのは、見切らせにくいアクションの緩急のつけやすさと、ダイレクトに素早く核心部まで落とし込みやすくするため。
こういった大規模の立木に絡むデカバスほど、普通のリグではよっぽどの時じゃないと反応しない。なので、一般的なネコリグのフォール速度ではなく、素早いフォールで一気に落とし込むセッティング。
回ってきて付くであろう立木に対してダイレクトに落とし込んでからの水中吊るしイメージで使用。
魚のポジション次第では岩盤へのアプローチもアリ。軽くてフワフワというよりも、ダイレクトで効率重視の攻めスタイル。