リアクションと食わせの融合、オカッパリヘビキャロがハマった!!
たくみが組み立てた展開と狙いドコロで返ってきた答えをおさらい。朝の上流はカワウの大行水でパス。
そのためまずは午前中のワンド狙い。ここでハマったのが「ヘビキャロ」。ワンドエリアでハードボトムが絡むゾーンを広範囲にサーチ。
ヘビキャロでは「今の魚が求めているエサ」を探るべく、魚系のワームとエビ系のワームをローテ。魚から返ってきた答えは「エビ」。
1尾目はキャロのトレーラーをレディーフィッシュからエスケープチビツインに替えたとたん、1投めからヒット! 小魚系の素早い動きよりもスローに誘えるエビ系が状況にマッチした模様。
さらなる確信を得るため、たくみはワンド内部に侵入しながらシャローフラットを狙っていくと、再びバイトが発生!!
ボトムが見えるか見えないかの水深に沿ったブレイクで、ハードボトム+ゴロタに引っかかるまではスローにボトムをトレース。引っかかった所ではロッドワークで外し、瞬発的でリアクション的な動きを加えると、その瞬間にバイト。
この1尾から、アフター寄りはブレイクを中心に回遊し、回復寄りは浅い方でブレイクが隣接するエリアにポジショニング。回復前はシャローフラットが広いエリアにいてスローな動きにのみ反応すると確信。ならば沖側に控えている大型がリンクするはず! と沖側の地形変化を21gヘビキャロでアプローチ。
返ってきた答えは文句ナシ! 今からスポーニングを控えたプリスポーンの50㎝UPが荒バイト!! この答え探しの速さが、たくみの真骨頂。
初日の昼以降は違うパターン模索で、夕方はフィーディングモード狙いにシフト
朝にチェックした上流域は夕方から再び水面系でサーチ。狙いはフィーディングフィッシュ。
あまりの警戒心の高さに振り回されながらも、自称・あきらめの悪いたくみは、スレっからしのフィーディングバスをビハドウ110でバイト誘発に成功!
翌日は下流域も視野に入れ、魚が濃いエリアをさらに絞り込む
初日にチェックしきれていない下流から開始して、魚のモードや状況を探り、午前中はたくみが求めるフレッシュな魚を探していく。
太陽が昇りきって夏日を感じる気候になったため、季節先取りで入ったのは中流の大規模な流れ込み(北条池のインレット)。
ここでは浮きゴミによるシェードと流入で、アフターから回復傾向の個体がいるかサーチしていく。
ヘビキャロでもキャッチしながら、カバー絡みのシェードをサンカクコティーサン(プロト)のベイトフィネスアプローチで続々とバイトを引きだすが、思っていたよりもサイズは控えめ。
ここで素早く見切りをつけ、初日の中流ワンドエリアにシフトし、さらなるサイズUPを狙う。
時合とにらんだ時間帯ではないにしろ、予想とはウラハラにサイズUPが難しいと判断するや、狙いの個体をアフター回復傾向にスイッチ。シチュエーションもディープが隣接するワンドに切り替えること。
各所ランガンしながら、足下はシャローフラットで急激に水深変化のある人工的なブレイクのあるエリアに到達。ここで効いた攻めが「エスケープチビツインのヘビキャロ」。
ウロつく魚も確認した中、あえて少し沖にポジションするであろう季節感が進んでいる個体だけを狙い、シンカーをブレイクの端で上下させ、シャローの端まで登らせてワームだけフリーでブレイク沿いを誘うイメージが的中! バイトの正体はアフター系の40㎝UP!!