この時期といえばコレがストロング!
スタートしてから上流から下流方面まで竿も持たずに歩き倒して現状確認したミハラ。
行く手を遮る風と濁りで、見えバスどころかまともに釣りもできない状態で、とりあえずは少なからず可能性を感じたシチュエーションと、風の影響が悪くなさそうなエリアにエントリー。
ルアーを選ぼうにもタックルを選ぼうにも、まともに釣りができなさそうなので、選んだルアーはコレ1つ。
リップライザー110のフローティングモデル。
捕食本能刺激型無重心爆飛系ハイフローティングミノー
閉ざされていたハイフローティング・ミノーテクニックの扉を開く、ニューコンセプトジャークベイト「リップライザー」。
左右への強い水押しを伴うパワースライドに加え、ブルンッと身震いしながら急激に静止する緩急の落差が、広大な水域でもバスを呼び寄せる強い集魚力を発揮。波動とシルエット両面でリアクションバイトを誘発させるパワーを持つジャークベイトです。
その強い集魚力はシャロークランクのように「ただ巻く」だけでも抜群の効果を発揮します。また独自のハイフローティング新コンセプト、「リッピングライザーテクニック」では、水面の虫を捕食する小魚の浮上モーションを忠実に再現。徹底的に検証された絶妙の浮上速度と浮上角度、頭を振るような独特の動きを伴うライザーモーションが、サブサーフェイスでのバスの食い上げバイトを強く刺激します。
後方重心、エアロダイナミクスボディーの整流効果で、重心移動なしでも爆発的飛距離を実現。ジャーク時に常に発生する重心移動独特のスプーキーなノッカーノイズを排除し、シャッドクリック(シャッドの捕食音)と呼ばれる、軽いながらも独特のナチュラルサウンドを必要最小限の極小ラトルで実現させました。
ハイフローティングの性能を極め、より軽いジャークで強い水押しと切れのあるウォブルパワーを発生、バスのフィーディングインスティンクト(捕食本能)のスイッチを入れる新コンセプト・ジャークベイト、それが「RIP RIZER」です。リップライザー110 【 1.5m Dive 】
FLOATING
日本のフローティングミノーに革命をもたらしたリップライザー。
水面のエサに夢中になったベイトを演じるリッピングライザーテクニックはもちろん、ハイフロートを生かした、ただ巻きではハイピッチで力強いアクションを実現しています。出典:イマカツ
フックはフロントとセンターがピアストレブルの#6、リアは#5に変更。
キャッチ率を上昇させる事で、釣れるルアーを創り出す。RYUGIトレブルのフラッグシップ。
いくら良いルアーだったとしても、フックのせいで魚が掛からない、獲れないのでは全く意味が無い。トレブルフックについて、もっともっと考えて欲しい。トレブルフックに求められる性能とは何か?魚がルアーにアタックした際、フックポイントが魚体に触れやすくする為のワイドゲイプ。ポイントが触れたその一瞬で、魚体に食い込もうとするような刺さりの良さ。アワセたパワーをしっかりと、素早く貫通力に変換できる絶妙な内向きポイントデザイン。掛けた魚に主導権を奪われず、確実に取り込む為の強度を有する、ピアスフックで培ったオールベンドデザイン。トレブルフックの宿命と言えるフックポイントのルアー本体や障害物等への断続的な接触でも、フックポイントが鈍りにくく鋭さが長続きするような耐摩耗性特殊鋼材サイバーメタルの採用。
実践を通して見えて来た理想の形状と素材に、タントラムコントロールに採用した異次元のフッキングパフォーマンスを持つTCコートを採用。RYUGIの持てるノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ、至高のトレブル。
出典:リューギ
この時期からの定番でもあるのが、潜らせて浮かせるジャークベイティング。
スポーニングからポストスポーン、アーリーサマーに向かう際に高確率でリンクする縦系ストラクチャー付近で、ジャークやトゥイッチで潜らせて水面まで浮かせるというアプローチ。
もちろんタダ巻きで潜らせて止めるのもアリだが、移動距離を抑えながら水面まで浮かせて待つのが大事な攻め。
ミハラ的に、まだアーリーサマーではなくポストスポーンという読み。
スポーニング明けのポストスポーナーはすぐに移動できないので、シャローエリアのハードボトムは外せない要素になる。
魚が動きやすい状態ではないため、ジャーキングでは速すぎるし、タダ巻きでも付いてこれない個体もいる。
止めるならばサスペンドもアリだが、それは季節感が遅い個体。
狙っている個体はポストからアーリーサマーのビッグサイズなので、勝手に浮上して食いあげさせられるリアクション要素もほしいところ。
そのため、魚が浮きあがりにくい環境下では、接着鉛板で浮力を抑えるのも基本。
こうすることでルアーの潜行レンジも少し深くなるので、コンディションが悪い時はアリ!
ちなみにミハラの接着鉛板チューン、重さや量は「だいたい」です。
狙いドコロは縦系ストラクチャー周辺やシャローのハードボトムなどの魚が身を寄せやすい環境。
ハードベイトのため、風自体ないよりもあった方がよい釣りだが、あまりに風が強すぎたのは残念。ただ、状況考察から予想したメインパターンはコレ!
また、ミハラがローテしたのはカラーリング。
メインにしたのはチャートバックで、カラーが強すぎて食わないことも考慮したアユ系をローテ。
水色や視認性にもよるが、ルアーを水中に潜らせて気づかせることも大事な釣り方。
場合によってはカラーが強すぎることもあるのがポストスポーン期だけに、同じスポットでもカラーローテは試しておきたい。
エサが小さい梅雨から初夏はマイクロベイトも用意!
また、同じくジャークベイトのジャーク&フロートで、捕食しているベイトが小さい場合に試しておきたいのは、小さなサイズのジャークベイト。
ボラの稚魚などが多い梅雨初期のフィールドで、特に河川は稚魚系やエビなどのマイクロベイトパターンもハマりやすい。
ミハラが持ち込んでいたのは、リップライザー60のフローティングモデル。
リップライザー60 【 0.8m Dive 】
FLOATING
ライザーアクションはもちろんのこと、独自のハイピッチロールアクションをこのサイズで実現したリップライザー最小モデル。
野池などの小規模フィールドやベイトフィッシュが比較的小さいフィールドに適しています。
また、ベイトフィッシュをよく追う性質のあるスモールマウスバスにも適しているサイズです。出典:イマカツ
フックはピアストレブルダガーの#8に変更。
タフ化するフィールドに順応し進化する、ピアストレブルの遺伝子。
経験から導き出された掛るフックポイントセッティング。耐摩耗性に優れた特殊鋼材。RYUGI剛性論に基づく形状。異次元の貫通力を生むTCコート。ピアストレブルが誇る性能はそのままに、ライトプラッギングに対応するようダウンサイジングを施したのが、このピアストレブルダガーである。
1点で刺さるワームフックと違い、トレブルフックはルアーに装着される特性上、2点、3点で同時に刺さる事が予想される。ただでさえもフッキング時のパワーが1/2,1/3となる特性を持つフックの上、ライトロッド、ライトラインでの弱いフッキングが前提となれば、フックアップミスのリスクは大きくなる。 ピアストレブルダガーはただダウンサイジングするのでは無く、 ややロングシャンク化する事でフッキングパワーを向上させると同時に、 ショートバイトを絡め取りやすいセッティングへと最適化。
バーブもやや小型化する事で、 しっかりと魚にフックアップし、 ランディングへと持ち込む。その血統は、紛れもなくピアストレブル。
出典:リューギ
水深が比較的浅いエリアのハードボトムで、身を寄せやすい縦護岸や縦系ストラクチャーを重点的に狙ったが、その最たる理由は、ポストスポーンならスポーニングエリアから大きく動けないことと、速すぎる動きについてこれないこと。
ただ、魚の目線自体は春よりも確実に上向き(上層)になっている。
そのため、移動距離を抑えて魚に近づけられるモノで、上目線でアピールできて追いつきやすいモノ=シャローでのフローティングジャークベイトというワケ。
リップライザー60も同じく、ロッドティップやリーリングで細かく潜らせる。
ボディもリップも小さいため、そんなに深く潜るワケではないが、使うべき場所がシャローエリアなので問題ナシ。
潜らせたあとはしっかり待つ。水面に浮いたら止めて少し待てばOK。
この釣り方は、ルアー浮上中の食いあげ、または浮上して止めている時に吸い込むようなバイトが特徴。
ルアーもコチラからの視認性が高い方がラク。
場合によってルアーの背中にクラックマーカーを貼るのもアリ。
ルアーを着飾る高視認マーカー
トップウォーター〜サブサーフェスで使用するルアーの背面に貼り付ける事で、ルアーの視認性を高めるアイテム。 「やる気マーカー」からデザインを一新し、ハンドメイドのトップウォーター系ルアーに採用されることが多い”クラック塗装”をイメージしたデザインに仕上げた。
出典:リューギ
これからの季節は、護岸や岸沿いのちょっとしたシェードも狙いドコロになってくる。
今後、バスの季節感が初夏に向けば向くほど、この展開は手堅いモノになってくる。