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三原節 シーズン4 三原節[みはらぶし]vol.12「初夏モードの川バスを斬る!!」

三原節 其の拾弐(vol.12) 「シャローシェード狙いのワーミングローテ」

季節的に晴れ間はシェードが狙いドコロ

例年よりも梅雨入りが遅れている2024年、雨や曇天であれば魚も動きやすい状況だが、梅雨入り前や梅雨の中休みなどで晴れ間が続くと、さすがに魚もシェード(影)を意識する。

街中を流れる河川は基本的にオープンエリアが多く、護岸が続く倉敷川もなかなか影が落ちそうな場所は少ない。

護岸エリアでも時間帯によって影になる側だったり、草ボーボーで閉鎖された側のカバーエリアをロングキャストで狙うことも多い。

そんな場所でミハラが投入したのはご存じ、フラシュリンプ。

三原直之が手掛けるコンパクトな高比重ワームで、エビにも小魚にもなるアイテム。

タダ巻き、フォール、シェイク巻き、ズル引きなど、あらゆる操作中でもスカートやパーツが誘い続けてくれる。

フラシュリンプは上部にのみ取り付けられたフラスカートがジャバロンネオリップの役割を果たし、適度なウォブリングアクションが発生します。表層をエラストマーフロッグのようにドッグウォークで使用することも可能です。

フックサイズ#2/0でフックポイントも隠せスリットも有効に活用できます。三原直之はリューギのインフィニ#2/0を愛用。

出典:イマカツ

フックはインフィニの#2/0がドンピシャ!

経験が語る、オフセットのあるべき姿。
ベンドデザインとクランクデザインは、高い実績を誇るピアスフック理論を継承している。
ベンドは伸びに対する高い復元力を有し、クランクはフッキング時にワームがズレやすく、 フッキング率を高める。 更に、ストレートフックの逸品、タントラムコントロールで培った ノウハウを注入。

ギャップ幅と鈎先の向きとのバランスを煮詰める事で、魚に触れやすく、 かつ、フッキングパワーのロスが極力出ない形状を導き出した。 素材はフォグショットなどで採用しているサイバーメタルを採用する事で、 鈎先が鈍りにくく、フックの剛性を更に高めている。 RYUGIの経験の蓄積から生まれた、 究極のスタンダードオフセット。

出典:リューギ

落としても、巻いても、トゥイッチしても使えるフラシュリンプは、作者のミハラにとって「便利グッズ」。

そんなフラシュリンプは脚が上を向いている方が頭側。つまり、フックのアイがくる方になる。

ここで簡単なチューンを紹介!

前方のスカートは少し長く設計しているが、後方のスカートをカット。

するとこうなる。

こうすることで、泳ぎはそのままだが、止めるとリアスカートの抵抗がないため、バックスライドアクションが追加される。

フラシュリンプ自体がそこまで大きなワームではないので、バックスライドするスピードも適度!

特にカバー撃ちや対岸のスポットを狙い撃つ際は、この簡単チューンのバックスライドが侮れない。

このフラシュリンプのロングキャストカバー攻めだが、ライナースピンで投げると弾丸のようにぶっ飛ぶため、普通のキャストなら届かないゾーンも視野に入れることができる。

カバーの奥底まで入ったら、基本的にはロッドティップでラインスラックを弾くように動かすだけ。

数回ラインを弾いて止めれば、水中では左右に小刻みなドッグウォークアクションを発生。

止めればリアスカートカットの場合、バックスライドしてくれるが、この時はロッドで引っ張らずにラインをゆるめればOK。

ヒシモやウイード、チップが溜まる場所はコレ

フラシュリンプに並び、そろそろ活躍の場が広がるのは、ポッパーマウス。

最奥まで攻め込める抜群のキャスタビリティと圧倒的スナッグレス性

使いやすさと捕獲性能を極めたエラストマーポッパー誕生!

カバーにガシガシ撃ち込めるエラストマー製ペンシルポッパー。簡単に行える首振りアクションで適度なスプラッシュと柔らかいポップ音が『カバーの奥で』発生します。PE直結のオフセットフックを使用するためヘビーユースに長け、入れ込むのに躊躇するようなカバーの奥深くにイージースキッピングで侵入させることが可能です。

奥深いオーバーハング、びっしりと生え揃ったアシ、一面のウッドチップなど、バスが好むカバーを思いのままに攻略できる新機軸トップウォーターソフトベイト、それがエラストマー製ペンシルポッパー『ポッパーマウス』です。

PE直結のオフセットフックを使用するためヘビーユースに長け、入れ込むのに躊躇するようなカバーの奥深くにイージースキッピングで侵入させることが可能です。エラストマーボディのためフックズレが少なく根掛かりは元々しにくいですが、長さを自由に調節できるシングルガードが針先を守るため、ほとんど根掛かりを気にすることなく攻めのアクションに集中することができます。

出典:イマカツ

エラストマー製の浮力とボディ形状によるアクションレスポンスで、カバーゲームをアシスト。

小型カップで移動距離を抑えながら、しっかりスプラッシュでアピール。遠距離戦でも近距離戦でも扱いやすいアイテム。

フラシュリンプともにフックはインフィニだが、ポッパーマウスには#1/0を使用。

ここからは対岸カバー撃ち用

対岸のシェード狙いで使っていたワームが、ジャバロン110のノーシンカーリグ。

ついに伝説のスイムベイト型高比重ワーム、ジャバロンが復活。
素材感が命。

イマカツ創業直後に開発され10数年にわたってロングセラーを続けてきたジャバロン。一旦ジャバロンネオとしてリニューアルされたが、全国各地のビッグバスハンター達から元祖ジャバロン再販希望の熱い要望が続出。ついに型も素材も工場も昔のままで、完全復刻が実現しました。

早く巻いてヨシ、遅く巻いてヨシ、撃ってヨシ、沈めてヨシ、水面でヨシ、スキッピングも抜群と、なんでもこなせる最強のマルチワームなのです。
多関節スイムベイト風ビジュアルのため、柔らかいウネウネスイミングのイメージが強いですが、実はジャバロンのすごさ(その1)は応用力の広大さ。早く巻いてヨシ、遅く巻いてヨシ、撃ってヨシ、沈めてヨシ、水面でヨシ、スキッピングも抜群と、なんでもこなせる最強のマルチワームなのです。

出典:イマカツ

待望の復活を果たしたジャバロンはサイズ別でラインナップしているが(110、140、160)、オイカワやイナッコのサイズに合った110をセレクト。

フックはインフィニの#2/0を使用。

経験が語る、オフセットのあるべき姿。
ベンドデザインとクランクデザインは、高い実績を誇るピアスフック理論を継承している。
ベンドは伸びに対する高い復元力を有し、クランクはフッキング時にワームがズレやすく、 フッキング率を高める。 更に、ストレートフックの逸品、タントラムコントロールで培った ノウハウを注入。

ギャップ幅と鈎先の向きとのバランスを煮詰める事で、魚に触れやすく、 かつ、フッキングパワーのロスが極力出ない形状を導き出した。 素材はフォグショットなどで採用しているサイバーメタルを採用する事で、 鈎先が鈍りにくく、フックの剛性を更に高めている。 RYUGIの経験の蓄積から生まれた、 究極のスタンダードオフセット。

出典:リューギ

対岸のオーバーハングにできたシェードにはフラシュリンプを撃ち込んでいたが、目先を変える意味で独特なボディアクションを持つジャバロン110にローテ。

カバーに滑り込ませたあとは落とすのではなく、ロッドティップで細かくシェイクしながら巻いてくる。

ジャバロンならタダ巻きでボディをクネらせながら泳いでくれるが、この日この場所では横の動きに反応しないと想定。

アクションレスポンスの高いジャバロンなので、さらに移動距離を抑えてアピールさせるべく、細かいシェイク巻きで使用。

また裏ワザとして、スキッピングで滑り込ませて魚に気づかせる。

その勢いのまま対岸にブチ当ててバウンドさせ、そのまま巻きはじめるというもの。

一筋縄ではいかないスレたフィールドのデカバスほど、人為的なアクションは即、見切る。

何投しても反応しない=魚がいない、またはいるけど動けない、完全に見切っていると考えて、何かが飛んできて落ちたことは気づかせつつ、そのまま泳いで逃げるそぶりを自発的に演出。

こういった細かいコダワリが釣果に響いてくるのがバスフィッシング!

風でキャストがムズいし、届かない場合の奥の手

今回のようなド爆風でキャストもままならない時はもちろんだが、フラシュリンプよりもボリュームとアピールをUPさせたモノが、ダッドカット4inchのテール&レッグをカットしたモノ。

通称・ダッドイカ。

極めて高い実釣力で、未だ愛用しているアングラーも多いダッドカットだが、イカ仕様のダッドイカはイマカツプロスタッフ内でも大好評のセッティング。

変幻自在万能型イカ系マルチベイト

ダッドカットはそのままの状態でテキサスリグにするのはもちろん、ツインテールと足、触覚をもぎ取った逆付けイカ仕様、そして順付けでのノーシンカーチューブライク仕様など、用途に応じて様々にチューンできるバーサタイルワーム。
超高比重素材だから、ノーシンカーでも驚異の飛距離を実現しています。
状況を選ばずどこでも使えて結果を残すそれがイマカツバーサタイルワーム・ダッドカットの基本コンセプトなのです。 dad cut ダッドカット

How to 使用法
ダッドカットは幅広い使い方が出来る、イカ系マルチパーパスダブルテールグラブです。
様々なパーツでアピールするダッドカットはそのままでのテキサスリグはもちろん、使い手の工夫で様々なリグに対応することが出来ます。

出典:イマカツ

ミハラいわく、フラシュリンプを手掛ける際の元になったとのこと。

4inchはパーツを取っても重量があり、抵抗になるモノがないため、風があろうが関係なく弾丸のようにぶっ飛んでくれる。

さらに、タックルセッティングが決まっていれば、キャストアキュラシーが求められる対岸カバーの最奥までもネジ込めるアイテム。

初夏や夏に向けて、カバーやシェードは魚の付き場として欠かせなくなる要素。中でも、普通の人では届かない&送り込めないカバーやシェードほど、条件が揃った時に高精度で撃ち抜けば、高い確率で答えが返ってくるアプローチ

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