増水しても魚のポジションは増水前のままで、活発にエサを追うほど活性は高くない。さらに、急な増水による水温低下とプレッシャーであまり動けない。
そんな状況でハマったのが、ファットウィップ3inchのライトテキサスで、「通称・瞬テキ」と呼ばれているリグ。
出典:レイドジャパン
一年五三の秋編でも活躍したリグで、ボトムのハゼ系やエビ系ベイトをイミテートしたファットウィップ3inchを、移動距離を抑えながらイレギュラーなフォールによるリアクション攻めでバイトに持ち込むアプローチ。シンカーはペグで固定せずフリーのまま(今回は3.5gで使用)。
瞬テキは着底してからロッドを1-2回軽くアオってボトムを跳ねさせるイメージだが、コツはラインスラックを弾くようなロッドワーク。その時にラインの音が鳴るように動かすことと、すぐにロッドを倒してラインスラックを作る(=シンカーだけ着底させる)こと。
瞬間的に跳ねあがったファットウィップ3inchはイレギュラーなダートを発生しながらスライドフォールやフリーフォールで素早くボトムに隠れるように落ちるため、動きはまさにエビハゼ系ベイト。バイトはゴンと強烈に抑え込むことが多いのも特徴。
オープンエリアでのブレイク撃ち、カバー周りのピンスポット撃ちどちらにも対応する食わせリグの救世主的存在。タフった時のお助けリグとしてオススメ!
岡くんのタックルはグラディエーターアンチ・GA-62BF「BF Tricker」にスティーズCT、ソラロームⓇランバトル10Lbのセッティング。
Length: 6’2” Power(Action): Light Lure Wt.: 1/8-1/4oz. Line: 6-12lb.
1/16oz.前後の軽量スモールラバージグ、ネコリグ、ダウンショットリグや、5g前後のライトプラグなど、スピニングタックルでなければ扱うことが難しかった極めてフィネスな領域を完全に使いこなすためのリアルベイトフィネスモデルが、BF Tricker(BFトリッカー)です。
ソリッドティップではなく、あえてフルチューブラーを採用したブランクスは、ボトムマテリアルを手に取るように感知できるダイレクトな感度を誇ります。また、フィネスリグの必須テクニックでもあるシェイキングのしやすさと、極めて繊細かつ高い操作性を実現しています。
一見硬めに感じるブランクスは、負荷に応じて素直に曲がるしなやかなレギュラーファストアクションに設定し、軽量リグや軽量ルアーの重量をしっかりとブランクスに乗せた心地よいキャストフィールを生み出しています。
BF Trickerは、フィネスワーミング・プラッギングはもちろん、岸釣り/ボート問わず扱うことができる抜群の取り回しによって、ベイトフィネス攻略を強力にアシストするテクニカルショートギアです。出典:レイドジャパン
出典:東レ・モノフィラメント