冬っぽい水色に合うのはスイムベイト！
下流から上流に向けてランガンしていく中で、ちょうど藍住あたりにやってきたキムケン。
このエリアもかなりの実績場だが、下流に比べると濁りはかなり回復している状況。
ここで取りだしたのが、６inchクラスのスイムベイト。
日本は元より、アメリカでも大人気のスイムベイト・マグドラフト６inch。
マグドラフトはスロー、ファストどちらでも、安定したリトリーブが可能なスイムベイト。アクションはウォブンロールを基本に、一般的なスイムベイトよりもややハイピッチに動きます。また、ベリー部のスリットとメガバス独自のマグホールドシステムでフックをボディへ密着。フックの存在感をカモフラージュし、魚への違和感を解消しています。
出典：メガバス
キムケンはフックをピアスクアッドの【＃２】に変更し、１本をボディに刺して固定している。
“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。
その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。出典：リューギ
刺さり＆掛かり重視のピアスクアッドは、バレの多いスイムベイトでもスイベル式フックのため、回転してフックオフを抑制してくれる。
また、マグドラフトのアイにはスプリットリングをセットしているが、これはキムケンのコダワリ！
アイに直結びだとリトリーブ中にヘッドシェイクが殺されてしまうそうで、スプリットリングを付ければ素直に艶めかしい動きが発生するとのこと。
基本的には着水後にタダ巻きしてくるだけの使い方だが、マグドラフトシリーズは芯のある強さながら浮きあがらないスイムベイト。
スイムベイトあるあるで、よく動くモノは浮きあがりやすかったり、浮きあがりにくいモノは動きが硬すぎたりということも多かったが、マグドラフトはそのスイムベイトの矛盾を解消したアイテム。
泳がせてみれば一目瞭然！
シンプルなボディフォルムでトルクフルなスイングアクション。さらに、キムケン的簡易チューン（スプリットリング）でヘッドシェイクも追加されている。
今回のように流れのある河川の場合、タダ巻きはもちろん、流れに乗せたり、流れのヨレを通したりする使い方ができる。
ボディ全体で水を受けて流すスイムベイトの場合、リールだけの定速巻きだと泳ぐスピードやトレースコース、トレースレンジが流れの影響で一定を保てなくなる。
なので、キムケンはスイムベイトが受ける抵抗＝ロッドティップに掛かる重みで巻くスピードを調整している。
スイムベイトだからといって、ゆっくり巻けばよいというほど簡単なものではないというのが、キムケンの考え方！
そしてまさかの秘密兵器第二弾！
水位が上昇してきた昼下がり、変化するのは水位だけじゃなく、シャロー側にボラの稚魚なども増えてきた。
ここで一策投じるべく、キムケンが取りだしたのは、またもやスイムベイト。
マグドラフトの５inchだが、何が違う？
ボディサイズは昔からある５inchだが、実はテールアクションやバランスなども含めてリニューアルしているとのこと。
そのテストサンプルを持っているのは、キムケンとメガバスだけとのことで、キムケンスタイルロケで投入してもらった。
アイにはヘッドシェイクを素直に発生させるため、スプリットリングを追加。
テール形状や素材なども見直すことで、従来モデルよりもハイピッチアクションを追求したアイテムとしてテスト中。
この時のフックは、ピアスクアッドの【＃４】をセット。
“運”を引き寄せるチャンスメーカー
正解と思えるタイミング、タックル、ルアー、アクション・・・全てを揃えて狙う魚に挑んでも、その魚を獲る為に拭きれない”運”の要素。「しっかりと喰わせたのに、掛からなかった。」こんな経験をし、涙をのんだアングラーも多いはず。掛からなければ始まらない。とにかくバイトを掛け、チャンスメイクをしてくれるフックが欲しい。
その構造上、バイト時に魚体に対してフックポイントが複数本接触する可能性が高まる為、魚体を絡め取る可能性が向上する。絡め取った魚体は、魚の闘争に合わせて回転追従するスピンアイでバレを抑制。”運”に泣かない為の、掛け重視という選択肢。ピアスクアッド。出典：リューギ
５inchと６inchを比較すると、わずか１inchでけっこうなボリュームの差もあるが、エサのサイズやアピールのローテでも使いやすく、同じアクションイメージで使えるスイムベイト。
マグドラフト特有のハイピッチアクションと強さを５inchでも実現するために手間を惜しまず再設計。
完成まで少し時間も必要だが、すでにアメリカでもテストを繰り返していたとのこと。
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