ウイード多め&濃いめな旧吉野川でチャンス拡大中なのが、水面系!
ウイードが多く、非常に釣りづらい状況でのロケとなった旧吉野川。
浅い場所はもちろん、川の中央部にも幅広く繁茂したウイードだが、魚がシャローに差してきにくかったのは、ウイードの多さも影響していたようだった。
足元もウイードだらけで、大雨による切れ藻の増加と、流れや水位変動、風向きによって切れ藻のマットが接岸したり流されたり…。
同じ場所でも状況次第でオープンエリアになったり切れ藻でクローズドされたりという、非常にややこしい環境変化と隣り合わせ。
魚は沖のウイード付近にいるが、普通のルアーでは飛距離の関係で飛ばせない。
ここでキムケンが取りだしたのが、NEWハイサイダー145。
求めたのは、逃げ惑うウグイの姿。
池原ダムで遭遇した、モンスターバスの群れに追われてウグイが逃げ惑う光景。
まるで助けを求めるかのようにボート際で身を隠そうとする姿と動きを脳裏に焼き付け、その姿、テールの振り幅、ピッチに至るまで限りなくリアルに再現したクランキングビッグベイト『newハイサイダー』。その驚異的なモンスター捕獲率はすでに各メディアで証明されている通り、異次元の実績を誇っています。
発泡樹脂ボディの初代ハイサイダー(2007年~2017年)とは似て非なるジョイント角、ウェイトバランス、ボディ形状でセッティングを施し、ABS樹脂製中空ボディに長めの極薄エラストマーテールでウグイの動きを忠実に再現しています。
また脱着式リップは時としてリップレス仕様でクリアレイクの水面、もしくは水面直下のファーストリトリーブで見切られることなく、モンスターバスをストライクさせるメソッドとしても活躍してくれます。出典:デプス
キムケンはリップを外したモノで水面をタダ巻き&ストップで使用。
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飛距離が出せるモノで飛ばしても沈むモノや潜るモノでは繁茂したウイードに刺さる。
そこで、NEWハイサイダー145のリップレスを水面でリトリーブ。
多連結ジョイントベイトのNEWハイサイダー145は、172や220と同様、水を受けて流しながらチャラチャラ艶めかしく泳いでくれるビッグベイト。
早巻きして止めた際の自発的なエスケープアクションは、NEWハイサイダーシリーズ特有。
サイズ感的にもイナッコサイズ。
ファーストリトリーブで追わせてからの止めで食わせに持っていけるジョイントベイトとしても秀逸。
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このNEWハイサイダー145はリップ付きのままならビッグベイトクランキング用としても真価を発揮するアイテム。
今回のようにリップレスでの表層早巻き&ストップはもちろん、テールを変更しても面白い(㊦写真中段はスウィートキラーのテールをセットしたモデル)。
波風で騒がしい時、さらにアピール度を求める場合はコレしかない!
さらに飛距離を伸ばすためと、波風でルアーの存在感を高めたいとなればコレしかない。やっとかなアカン
キムケンスタイル=イヴォークゼロ。
やっとかなアカンでしょ! ってことで、今回はイヴォークゼロ120を投入。
パッケージから取りだしたままのモノを現場投入!
惹き寄せる存在感、爆音ノイジー。
イヴォークボディにジュラルミン製シングルプロップが備わり、決して流麗ではないシルエットの爆音ノイジー『イヴォークゼロ』は、キモとなるシングルプロップの偏芯運動から生み出されるスクイーク音やクラップ音を水中へ騒がしく響き渡らせ、通常では惹き寄せられない深いレンジにいるバスにもアピールしバイトへと誘ってくれます。
ビッグレイクからスモールフィールド、またオープンエリアのサーチベイト的な使用でもバイトを誘発させるその威力は、モンスタークラスまでも浮かせ呼び寄せる一線を画す存在感となる、ノイジープラグです。出典:デプス
ロケ中、沖のウイードパッチやエッジではボイルしているシーンにも遭遇。
こういった場合は魚を水面まで引っ張りあげるパワーを持つゼロの独壇場!
基本的にはタダ巻きでOKだが、120であればリッピングやストップ&ゴーでも大きな武器になる。
実際、ぶっ飛び水面系のイヴォークゼロ120でもあと少し届かなかったが、ロングキャストできて水面を引けるモノ。さらに投げれば投げるほど魚を呼び込めるパワーを持つルアーは、ほかにない。
この時のボイルは時合的なモノで、ほんのわずかなタイミング。
狙いは合っていたが、今回は強風と流れ、切れ藻に遮られる結果となった。