ほぼメインの秘密兵器はスイムベイト!
今回のキムケンスタイルでキムケン自身が最適解だと考えていたのは、時期相応で一撃を引っぱりだせる可能性の高いスイムジグのように扱うスイムベイト。
使っていたのは、メガバスのスイムベイト。
マグドラフトシリーズのリグなしバージョンでもあるフリースタイルの5inch。
マグドラフト フリースタイル5inchはキムケンが要望したモデルでもある。
タフフィッシュを微塵も迷わせず、果敢にバイトを引き出すフィーディングマジックスイマー「マグドラフト」をウェイテッドフックやジグヘッドなどを用いて使えるフリースタイル・ボディフォーム。全米のトーナメントを席捲し続けているオリジナル・マグドラフト同様の釣獲力はお墨付き。込み合うカヴァーエリアにストレスなく、果敢なアプローチが出来る頼れる存在です。
出典:メガバス
マグドラフトシリーズは日本でもアメリカでも人気のあるスイムベイトで、フリースタイルの5inchはまだアメリカでも発売されていないモデル(2024年12月現在)。
前回のキムケンスタイルではマグドラフト5inchのプロトを使用していたが、旧モデルのテール形状などを一新したアイテム。
そのデザインを踏襲した5inch版のマグドラフト フリースタイル。
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フリースタイル6inchとテール形状を比べると、こんな感じ。
より四角形に近い形状で、ボディサイズとアクションのバランスを考えた仕上がり。
ボディを比較すると、ボリュームはさすがに6inchが上だが、年々エサのサイズが小さくなってきていること、琵琶湖以外のフィールドでの使用を考慮すると、5inchは絶妙なサイズ感。
数あるスイムベイトの中でも圧倒的なアピール度と安定性を誇るマグドラフトシリーズの6inchモデル。
フリースタイルの5inchも例にもれず、6inchにひけを取らないヘッドシェイクが入るとのこと。
今回はジグヘッドでスイムジグ的に使用。
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このマグドラフトのフリースタイルシリーズだが、今までベストなマッチングのジグヘッドがなかった。
スイムベイト型ソフトベイトだけに、セットするジグヘッドも選ばないといけない。
そこで、マグドラフト フリースタイルにベストな専用ジグヘッドも着手。
ヘッド部からお腹側に向かってL字形状のウエイト。
お腹側は抜群の安定性を誇るフォルム。
アイポジションはスイムベイトのマグドラフトと同じ位置に設定。
スリ抜け性能も突き詰めながら、マグドラフト フリースタイルのスイムバランスを崩さないバランス。
セットしても美しいフォルムを崩さず、非常に収まりのよい一体型の専用ジグヘッド。
特長的なウエイト形状のジグヘッドだが、可能な限り低重心化した末のフォルム。
キムケンいわく、マグドラフトシリーズはスイムベイトの中でもトップクラスのテールアクション。
このアクションを崩さないバランスを維持できるジグヘッド。
特長的な形状&低重心化することで縦に偏平のスイムベイトでも横に倒れないまま泳がせることができる。
さらに、巻いた時は一般的なジグヘッドにありがちの頭上がりの姿勢にならない。
そして、巻きたいレンジをキープしやすく、一定層をキレイに引いてこれる。
ギミックはまだまだある。
アイポジションをマグドラフトに近づけたことで、岩などのハードストラクチャーに対してコンタクトさせても抜けてくれる。
ロックエリアやハードボトムの凹凸がある場所で引いても挟まることなく巻いてこれる。
この場所をイメージ通りに引いてこれれば食うという場所でも、スタックを回避しながら、さらなるリアクション要素を高めてアプローチできるモノに仕上がっている。
このスリ抜け性能の高さは動画本編を観てもらえれば一番分かりやすい。
彦根沖に広がるハードボトムのハンプはノーシンカーでもスタックすることが多い場所。
こういったエリアでも難なく抜けてくるが、彦根エリアを主戦場にするアングラーなら、より分かりやすいはず!
様々なウエイトをテストしているが、主に使用したのは1/2ozと5/8oz。
ウエイトが重たくなってもバランスは同じという、非常に高精度なジグヘッドとして現在に至る。
キムケン的に、水深3mまでなら1/2oz。水深7mぐらいで湖流が強すぎなければ5/8oz。
それより深い場所、またはさらにスピードを利用したい時は3/4ozという感じで使用。
本来は琵琶湖で2月や3月のシャローやミドルレンジで使ってみたかったというキムケンだが、アメリカのトーナメントが始まるため、あえて冬シーズンに投入してくれた。
今回はできる限り魚にルアーを見せたくないため、スピード重視でマグドラフト フリースタイルの5inchを使っていたが、季節進行が早まればルアーをしっかり見せて追わせるスピードもキーになる。
季節の変わりめで本格的な早春モードになれば魚も浮かせやすくなるため、フリースタイルでも6inchが効果的になっていく。
さらにいえば、これからのシーズンはボトムコンタクトさせずに中層を巻いてこれるオリジナルのマグドラフトも威力を発揮する。
マグドラフトはスロー、ファストどちらでも、安定したリトリーブが可能なスイムベイト。アクションはウォブンロールを基本に、一般的なスイムベイトよりもややハイピッチに動きます。また、ベリー部のスリットとメガバス独自のマグホールドシステムでフックをボディへ密着。フックの存在感をカモフラージュし、魚への違和感を解消しています。
出典:メガバス